『博多コネクティッド』『天神ビッグバン』が進行中!

『博多コネクティッド』『天神ビッグバン』が進行中!全国トップの成長都市「福岡市」のいま

実際に街を歩いてみても、商業施設、オフィスビルがどんどんオープンしている福岡市。こちらの記事では、天神エリア・博多エリアに分けて、開発の状況などをまとめてみました。福岡市の今が見えてくるはずです。

この記事の目次

天神エリア

天神交差点の福ビル跡地などに『創造交差点』をコンセプトにした19階建て大型複合ビル建設が進む【福岡市中央区】

福岡市の都心再開発である『天神ビッグバン』の基点に位置し、東西に走る明治通りと南北を貫く渡辺通りがクロスする天神交差点。

 

その一角において、福岡ビル~天神コア~天神第一名店ビル(天神ビブレ)の3棟のビルを建て替えて、街区全体を1棟の大型複合ビルとして、一体的に開発する『福ビル街区建替プロジェクト』の建設が進んでいる

 

画像提供:西日本鉄道

 

東西約80メートル×南北約100メートルで約8,600平方メートルの計画地に、地上19階・地下4階建ての高さ約97メートルとなる大型複合ビルは202112月に着工し、202412月に完成する予定だ。

 

画像提供:西日本鉄道

建物のフロア構成としては、地下34階が駐車場、地下2階~地上4階が商業フロア、5階が設備フロア、67階にスカイロビー、8階~17階がオフィスフロア、1819階がホテルフロアとなっている。

最上階の19階にレストランがあり、博多湾を一望するルーフトップバーやオールデイダイニングなどを設ける。

 

福ビル街区建替プロジェクトでは、『創造交差点 meets different ideas』をコンセプトに掲げている。

 

創造交差点というコンセプトについて、同社では、「新しいものは、 画一的なところからは生まれません。まるで汽水域のように、国籍も、文化も、世代も、 入り混じった場所から生まれてきます。これからの福ビル街区は、そのような多様性を生み出す場所に なるべきであると考えました」としている。

 

所 在 地/ 福岡市中央区天神1丁目11
   途/ 商業、事務所、ホテル(40)、カンファレンスなど
事業主体/ 西日本鉄道
   数/ 地上19階、地下4階、塔屋1
敷地面積/ 約8,600
延床面積/ 約147,000
   工/ 202112月着工
   成/ 202412月完成(予定)
   考/ 福岡ビル、天神コアビル、天神第一名店ビル(天神ビブレ)の跡地、高さ97m

 

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福岡家裁跡地に高級ホテルやにぎわい施設、オフィスの複合施設を開発【福岡市中央区】

出典:福岡財務支局『国有財産売払公示書(二段階一般競争入札)』(画像提供:福岡財務支局)

 

福岡市の中心部に近接し、セントラルパーク構想で新たに整備する舞鶴公園・大濠公園の正面に位置する福岡家庭裁判所跡地にラグジュアリーな高級ホテルをはじめ、にぎわい施設・眺望空間、オフィスなどの複合施設が誕生する

 

福岡財務支局は2023年3月1日、福岡家庭裁判所跡地(5,133平方メートル)の売却に向けた競争入札の開発条件を発表した。

 

売却に際しては、対象物件にあらかじめ開発条件などを設定した上で入札参加者からの企画提案書を審査委員会で審査した後、審査通過の事業者による価格競争の入札で最も高い価格で売却する『二段階一般競争入札』を採用する。

 

所在地:福岡市中央区大手門1丁目114番1(住居表示:福岡市中央区大手門一丁目1–7–1)

用途地域:商業地域(建ぺい率80%/容積率400%)

土地:宅地5,133.39㎡

建物:建築面積1,084.23㎡、延床面積4,709.93㎡

 

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商業地の地価上昇率で全国第3位だった高砂2丁目に8階建てオフィスビルが完成【福岡市中央区】

画像提供:K.ホールディングス

日本の商業地の地価上昇率ランキングで以前、全国第3位となった福岡市中央区高砂2丁目━━━。


福岡市の主要道路の一つであり、通称・日赤通りと呼ばれる国道385号沿いの西側、高砂1丁目交差点近くに新たなビジネス拠点となるオフィスビルが誕生した。

 

不動産開発会社のK.ホールディングス株式会社(福岡市・大名、倉橋髙治社長)が20224月に着工した『オーキッドプレイス天神南』が、このほど完成した。


博多駅地区と天神地区からは共に2キロ圏内にあり、日赤通り沿いにオフィスビルが立ち並び、一歩入るとマンションと民家が混在する住居地区だ。

同エリア内の敷地面積1,333平方メートルの建設地に建つ同ビルは、鉄筋コンクリート一部鉄骨造りの8階建てで延べ床面積は5,945平方メートルとなっている。
1
階に店舗スペース、2階以上はオフィスフロアという構成だ。

 

所在地/ 福岡市中央区高砂2丁目1-4
用途/ 事務所、店舗
建築主/ K.ホールディングス株式会社
階数/ 8階建て
敷地面積/ 1,313.30m
延床面積/ 5,957.81m
着工/ 2022年4月
完成/ 2023年3月

 

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こども病院跡地に内科総合病院や高層マンション等で持続可能な〝健康のまち〟が誕生【福岡市中央区】

福岡市を代表するランドマークの一つである『福岡ペイペイドーム』、大型商業施設『MARK IS(マークイズ)福岡ももち』にも程近い福岡市中央区唐人町の旧福岡市立こども病院の跡地━━━。


2027
年春、〝過ごすだけで心も身体も健康になる持続可能なまち〟が、広さ約1.7ヘクタールのこども病院跡地に登場する。

 

全国の政令指定都市で唯一の子ども専門病院である福岡市立こども病院は2014年、老朽化に伴ってアイランドシティへ新築移転した。

 

画像提供:福岡市

こども病院跡地については、2020年3月に策定した『こども病院跡地活用方針』において、民間事業者に売却した上で跡地の有効活用を進めていくという方針が示された。

 

2022年7月からの『こども病院跡地活用事業』の事業者公募に3グループが応募。代表企業:積水ハウス株式会社~構成企業:学校法人福岡大学のグループが優先交渉権者に選ばれた。なお、同グループの購入提案額は122億円だった。

今後、土地の売買契約を経て、内科総合病院をはじめ、地上23階建ての高層分譲マンション、同9階建ての分譲マンション、健康プラザ、コミュニティハウス、オープンガーデンなどを建設していく計画だ

 

所在地/ 福岡市中央区唐人町二丁目 133 番 2(地番)
用途/ こども病院跡地活用事業
事業主体/ 代表企業:積水ハウス株式会社、構成企業:学校法人福岡大学とするグループ
階数/ 内科総合病院(117床):5階建て、健康プラザ:3階建て、分譲マンションA(173戸):23階建て、分譲マンションB(44戸):9階建て、コミュニティハウス:1階建て、
敷地面積/ 1万6,925.85 ㎡
延床面積/ 内科総合病院:約8,300㎡、健康プラザ:約2,000㎡、分譲マンションA:約1万8,100㎡、分譲マンションB:約5,000㎡、コミュニティハウス:約200㎡
開業/ 2027年春予定(分譲マンションAは2027年11月予定)

 

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サステナブル建築物、建築物環境配慮でもS評価の九州労金新本店ビルが10月完成!【福岡市中央区】

九州7県に82店舗を構え、預金残高で2兆円余り(20223月末現在)の九州労働金庫。
同庫では、2023年10月の完成を目指して新本店ビルを建設中だ。

 

1978 年に完成した現行の本店ビルが旧耐震基準に基づく建物であり、築40年超を経過していた。
このため、本店敷地内において、現在の耐震基準に基づく新本店ビルを建設している。

 

新本店ビルは、地上 10 階・地下 1 階、高さ 約 40メートル、延床面積1746平方メートルの規模。
免震構造や高潮対策などの防災機能を備える新本店ビルは、自然採光や自然換気などの省エネ仕様を採用しており、環境にも配慮した建物となっている。

 

また、旧本店ビルの地下部分の既存構造を利用して、新本店ビルの地下駐車場に造り変えることで〝減築〟という手法による省資源化も実現している。

 

本店ビルの建て替えプロジェクトにおいては、「人と人、人と情報、人と自然とのつながりを生み出す『共生創造BANK”スマートウェルネスバンク”』をコンセプトとして打ち出す。

その上で≪知的創造≫≪健康・快適≫≪エネルギー≫≪レジリエンス≫に取り組む。
そして、「地域に根ざした金融機関として魅力的なイメージ」を発信する本店ビルを目指すとする

 

所在地/ 福岡市中央区大手門三丁目3-3
用途/ 金融機関本店・金融機関事務所・駐車場
事業主体/ 九州労働金庫
階数/ 地上10階+減築による地下駐車場
敷地面積/ 2,788.92㎡㎡
延床面積/ 1万746平方メートル
着工/ 2021年2月
完成/ 2023年10月
備考/ 福岡市建築物環境配慮制度『S評価』、国立研究開発法人建築研究所『サステナブル建築物等先導事業(省CO2 先導型)』としての評価

 

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市役所北別館跡地と隣接地の一体開発で18階建てビルが2026年6月完成予定【福岡市中央区】

画像提供:福岡地所

今回の一体開発で福岡市役所北別館跡地およびMMT跡地などとの合計4,085.08平方メートルの敷地に地上18階・地下2階建ての複合オフィスビルが誕生する。
高さ88メートルとなる新ビルの延べ床面積は6万3,206平方メートルだ。

 

新ビルの延べ床面積は、福岡地所が20219月に完成させた『天神ビジネスセンター(同61,100 平方メートル)』を上回る広さとなる。

 

計画する新ビルの地下2階~地上5階(9,150平方メートル)に吹き抜け空間や交流スペースをつくり、周囲の地下通路とも接続する。
また、災害時の帰宅困難者ステーションも設ける。

 

オフィス層のうち、67階(5,100平方メートル)は、内装付きオフィスフロアとなる。
8~18階(28,500 平方メートル)は、『ハッカブルオフィス』と呼ばれる、床・天井を未施工(=ハッカブル)で引渡す自由度の高いハーフスケルトンオフィス仕様だ。

 

2023年10月に着工し、20266月に完成。同年8月からの運営開始を目指す。

デザイン性の高いガラス張りである新ビルが完成すると、天神ビッグバンの規制緩和第1号である天神ビジネスセンターと共に並び立ち、天神ビッグバンを象徴するビルとなる。

 

所在地/ 福岡市中央区天神1丁目76-1
用途/ ハッカブルオフィス、内装付きオフィス、アクセラリウムナレッジ・ハブリフレッシュ・パークコミュニティ・ハブ
事業主体/ 福岡地所、九州電力、九電工、前田建設工業、俊設計、旭工務店、サン・ライフ
階数/ 地下2階 ・地上18
敷地面積/ 4,085.08
延床面積/ 63,206
着工/ 202310月頃
完成/ 202606月頃
備考/ 福岡市役所北別館跡地とメディアモール天神(MMT)跡地、最高高さ88.20

 

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福岡市民会館の建て替えと須崎公園のリニューアルによる「福岡市拠点文化施設整備及び須崎公園再整備」が進行中【福岡市中央区】

 画像提供:福岡市

一般社団法人日本音響家協会による『音響家が選ぶ優良ホール100選』にも選定された開館59年の「福岡市民会館」。
建替え期を迎えた中、隣接する「須崎公園」で福岡市の新たな文化振興の拠点となる新施設の建設が進められている。

 

民間事業者による施設建設~所有権移転~維持・管理・運営を行うPFI-BTO 方式を採用した『福岡市拠点文化施設整備及び須崎公園再整備事業』。

 

画像提供:福岡市

本事業では、福岡市による総合評価一般競争入札方式で日本管財を代表とする企業グループ案が採択された。

 

日本管財を代表とするグループは、戸田建設、JTBコミュニケーションデザイン、九州林産、占部建設、照栄建設で構成されている。
協力企業として梓設計、俊設計、戸田芳樹風景計画、サン・ライフ、古賀緑地建設が参画する。

 

「本市における文化振興の拠点となる新たな施設として整備するとともに、都心の貴重なオープンスペースである須崎公園の魅力を高め、水辺に開かれた公園として再整備する」

「新たな施設と須崎公園を一体的に整備・活用することで、両施設の魅力が相まったみどり溢れる文化芸術空間を創出し、市民はもとより、国内外から多くの人々が集うエリアを形成する」

以上を目的とした同整備事業の対象エリアは、市民会館 1573.63 平方メートル。
隣接する須崎公園 29,602.07 平方メートルと合わせて4万平方メートル余りとなっている。

 

2025年3月に供用を開始する予定の福岡市拠点文化施設は、大ホール(約2,000席)、中ホール(約800席)、小ホール(約150席)リハーサル室、練習室、エントランスホールを備える。

 

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明治通りと西通りがクロスする天神西交差点に高さ113メートルの24階建て新ビルを建設【福岡市中央区】

福岡市・天神の目抜き通りである明治通りと西通りがクロスする天神西交差点の一角にある天神2丁目南ブロックにおいて、住友生命保険相互会社と福岡地所株式会社は、『(仮称)住友生命福岡ビル・西通りビジネスセンター建替計画』を進めている。 

 

北西側イメージ 画像提供:福岡地所

2025年5月の完成を予定する同計画では、住友生命所有の『住友生命福岡ビル』と福岡地所所有の『天神西通りビジネスセンター』の2棟を建て替えていく。

2,820平方メートルの敷地に高さ113メートルとなる地上24階・地下2階建て、延床面積42,000平方メートルの店舗付オフィスビルを一体的に開発していく計画だ。

明治通りに面した建物の正面には、地上広場や2階の大きなテラス、さらに基準階の事務室から直接自由に出入りできるバルコニーをそれぞれのフロアに設置する。

そして、これらが新たな〝ビルの顔〟となって、天神西の象徴的な景観をつくりあげていく。 

 

地下鉄天神駅と接続している本計画では、敷地1階の東側に広々としたピロティ空間を設ける一方、同じく敷地の西側にも大きな庇(ひさし)のある広場空間を開設していく。
西側の広場には、シンボルツリーとして桜を植え、敷地の北西にアート作品を設置することで福岡市が推進する『Fukuoka Art Next』の取り組みにも寄与していく考えだ。 

 

名称/ (仮称)住友生命福岡ビル・西通りビジネスセンター建替計画 
所在地/ 福岡市中央区天神2丁目148,149,150,155,156,157(地番
用途/ 事務所、店舗、駐車場 
事業主体/ 住友生命保険、福岡地所 
階数/ 地上24階、地下2階、塔屋2 
敷地面積/ 2,820 
延床面積/ 42,000 
着工/ ━━
完成/ 20255月完成(予定
備考/ 旧天神西通りビジネスセンターと旧住友生命福岡ビルの跡地。高さ113

 

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福岡市・中洲の明治安田生命福岡ビル跡に14階建て複合施設『ザ ロイヤルパーク キャンバス 福岡中洲』と『明治安田ホール』が8月4日開業!

福岡市・中洲の北部、昭和通りと那珂川に面していた明治安田生命福岡ビル跡地に地上14階建ての複合施設内にホテルが84日に開業。

 

本施設は明治安田生命保険相互会社を建築主として、三菱地所グループの株式会社ロイヤルパークホテルズアンドリゾーツがホテル運営会社となる。
ホテル名は『ザ ロイヤルパーク キャンバス 福岡中洲』、本施設は2023年8月4日に開業した。

 

画像提供:ロイヤルパークホテルズアンドリゾーツ

ザ ロイヤルパーク キャンバス 福岡中洲は、ロイヤルパークホテルズが展開するプレミアム宿泊主体型ホテルである。

中でも『キャンバス』ラインのホテルは1981年~1996年に生まれたミレニアル世代を主なターゲットとしたライフスタイルホテルとなっている。

 

ザ ロイヤルパーク キャンバス系ホテルは、20221116日時点において札幌、東京、名古屋、京都、大阪、神戸の6都市で 7ホテルを展開しており、ザ ロイヤルパーク キャンバス 福岡中洲は、ライフスタイルホテルである『キャンバス』ラインのホテルとして九州初出店となる

 

また、ロイヤルパークホテルズ全体としても『ザ ロイヤルパークホテル 福岡』(福岡市博多区博多駅前2丁目)に続いで九州で2店舗目となる。

物件名称/ ザ ロイヤルパーク キャンバス 福岡中洲
所在地/ 福岡市博多区中洲 5 丁目 6 他(地番)
用途/ 客室(255 室)、レストラン(1 か所)、ラウンジ、大浴場
建築主/ 明治安田生命保険相互会社
ホテル運営/ 株式会社ロイヤルパークホテルズアンドリゾーツ
階数/ 地上 14
敷地面積/ 1,834.84
延床面積/ 10,983.02 ㎡(ホテル延床面積)
着工/ 2022 1 月着工
完成/ 2023 5 月竣工
備考/ 明治安田生命福岡ビル跡地

 

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博多エリア

博多駅前3丁目に既存躯体の再利用でCO2大幅削減の環境配慮型13階建てオフィスビル【福岡市博多区】

画像提供:中央日本土地建物

従来の建替工事比でCO2を解体時52%削減、新築時37%削減する━━━。

第一勧銀グループ系統(みずほ銀行系列)の不動産会社である中央日本土地建物株式会社は、福岡市・博多駅前3丁目に地下2階・地上13階建ての環境配慮型オフィスビルを建設する。

場所はANAクラウンプラザホテル福岡西側の隣接地で、2023年9月に着工して、2025年6月に完成する予定だ。

 

周辺の緑や賑わいをつなげて街の回遊性の向上を図っており、福岡市から博多コネクティッドボーナスの認定を受けている

博多コネクティッドボーナスの認定としては、2022年8月に完成した博多イーストテラス、2024年3月に完成する『コネクトスクエア博多』、2026年1月完成予定の西日本シティ銀行本店本館に次いで4件目となる。

 

所 在 地 / 福岡市博多区博多駅前三丁目127(地番)
    途 / 事務所、店舗、駐車場
事業主体/ 中央日本土地建物株式会社
    数 / 地下2階・地上13階建て
敷地面積/ 1,388㎡
延床面積/ 13,037㎡
    工 / 2023年9月(予定)
    成 / 2025年6月(予定)
    考 / 博多コネクティッドボーナス認定

 

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福岡空港国際線旅客ターミナルビルが〝街の観光名所〟になる!?【福岡市博多区】

街の観光名所の一つとなるような驚きと感動のある空港━━━。


商業施設をはじめオフィスや教育機関などの空間づくりでの企画・デザイン・設計・施工などを手掛ける株式会社船場は、先述のコンセプトを掲げて、『福岡空港国際線ターミナルビル等増改築工事』での内装デザイン・設計を手掛けている。

 

同社は、東京駅や新大阪駅などの大規模ターミナルでの内装デザイン・設計の実績を持つ。今回の福岡空港国際線旅客ターミナルビル等増改築工事では、国際線旅客ターミナルビルの到着ロビー、免税店エリア、コンコース、カードラウンジ、エアラインラウンジの内装デザイン・設計を担当する。


福岡空港を運営する福岡国際空港株式会社では、「国際線年間旅客数1,600万人」という目標を掲げ、2025年3月末の竣工を目指して福岡空港国際線ターミナルビル等増改築工事を推進している。

 

画像提供:船場

さらに、福岡空港国際線ターミナルビル等増改築工事の内装デザイン・設計を担当する株式会社船場が手掛けた『ラウンジTIMEインターナショナル』が2023年6月1日、リニューアルオープンした。

 

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福岡東総合庁舎の跡地にJR九州を代表とした企業グループが12階建て『コネクトスクエア博多』を建設【福岡市博多区】

九州旅客鉄道株式会社(JR九州)を代表企業に、福岡地所株式会社と株式会社麻生を構成員とする企業グループが現在、福岡市・博多駅東1丁目で地下1階・地上12階のオフィスビル『コネクトスクエア博多』を建設中だ。

 

画像提供:JR九州

JR博多駅筑紫口から東へ徒歩約3分の場所にあった福岡県福岡東総合庁舎の跡地において、新たなオフィスビルの建設が進んでいる。
2024
年3月の完成を目指す同ビルは、敷地2,688平方メートル、延床面積2万1,535平方メートルという建築規模だ。

 

同地に以前建っていた建物は、1983年に完成した福岡県福岡東総合庁舎であり、博多県税事務所や福岡県Ruby・コンテンツ産業振興センターなどが入居していた。
同庁舎の所有者である福岡県は公民連携(PPP)として、定期借地方式を用いた土地貸付による有効活用を図ることを決めた。

 

現在、建設中の同ビルは、博多駅周辺地区でのつながりや広がりの創出で賑わいの拡大に寄与する先進的なビルへの建て替えを促進させる『博多コネクティッド』で容積率緩和などのボーナスを認定されている

 

所 在 地/ 福岡市博多区博多駅東一丁目218 番1及び 219番(地番)
      (住居表示:福岡市博多区博多駅東一丁目17番1号)
用    途/ 事務所、店舗、駐車場
事業主体/ 九州旅客鉄道株式会社(代表企業)、福岡地所株式会社、株式会社麻生
階    数/ 地下1階・地上12階
敷地面積/ 2,688.84 ㎡
延床面積/ 2万1,535.00 ㎡
着    工/ 2022年3月
完    成/ 2024年3月(予定)
備    考/『博多コネクティッドボーナス』認定済

 

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伊予銀行が博多駅前2丁目に8階建て福岡支店ビルを建設中【福岡市博多区】

伊予銀行(愛媛県松山市、三好賢治頭取)は現在、博多駅前2丁目に新たな福岡支店ビルを建設中だ。

従来あった福岡支店の跡地に建つ新支店ビルは、地上8階建てだ。
敷地面積は721.59平方メートル、延床面積4,800平方メートル。2023年4月に着工して、2024年6月に完成する予定だ。

 

画像提供:伊予銀行 

1971年に完成した旧福岡支店ビルの老朽化に伴う建替工事であり、同行福岡支店は現在、博多駅前3丁目の仮店舗で移転営業している。
新ビルの完成後、同行福岡支店は新ビルへ戻って来る予定だ。

 

JR博多駅博多口から徒歩2分の博多駅前2丁目に立地する新ビルでは、地域の賑わい創出や、業務・商業などの都市機能の更なる高度化への貢献を目指している。
このため、低層階は店舗スペースとする一方、高層階は賃貸オフィスを併設したビルとなる予定だ。

 

所 在 地/ 福岡市博多区博多駅前2丁目5番7号
用    途/ 店舗・事務所
事業主体/ 株式会社伊予銀行
階    数/ 地上8階
敷地面積/ 721.59㎡
延床面積/ 4,800㎡
着    工/ 2023年4月
完    成/ 2024年6月完成予定
備    考/ 伊予銀行福岡支店跡地での建替工事

 

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福岡空港の国内線地区に商業施設やホテルなどの複合施設を建設【福岡市博多区】

出所:梓設計・隈研吾建築都市設計事務所・西日本技術開発共同企業体

「福岡・九州から航空機利用以外のお客さまを多く呼び寄せる複合施設(商業施設・ホテル)開発計画の推進」━━━━。

『福岡国際空港 2023年度事業計画』によると、国内線地区にて、ホテル・オフィス機能を設けることで都市機能を補完していくとする複合施設を2024年度に着工し、2025年度に完成する計画だ。

 

複合施設の建設に合わせて、旅客動線に沿った交通機能の再配置やバスターミナルの新設などにも取り組んでいく

 

また、2024年度の完成を目指し、2022年度に着工した立体駐車場の建設によって、収容台数を従来の837台から約1,600台へと倍増させるとする。

 

同計画によると、「空港活性化を目的とする設備投資」として、複合施設の実施設計や国内線立体駐車場の整備に加え、国際線ターミナルビルの増改築工事、内際連絡バス専用道化に向けた整備などに取り組む。
これらの2023年度における設備投資額として、約244億円を見込む。

 

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櫛田神社内の新『櫛田会館』が、25年に一度の式年遷宮で6月に完成 【福岡市博多区】

画像提供:福岡市

天平宝字元年(757)に創建した櫛田神社は長年、博多の総鎮守として親しまれている。
2025
年には、25年に一度の式年遷宮を迎える櫛田神社では、遷宮事業の一つとして社務所横の『櫛田会館』の解体修復を伴う増築工事を行い、今年6月に完成。


同工事では、可能な限り既存の材料を再利用している。そして、従来平屋だった会館を地上2 階建ての木造の建物とし、その延床面積は486.07 平方メートルだ。

 

新たな櫛田会館では、建物の1階に参拝者向け休憩所を増設し、博多祇園山笠振興会と博多松囃子振興会の事務所が入居する。


2
階は大広間となっており、従来と同様に博多祇園山笠の総会などに利用される予定だ。さらに建物内に授乳室も設置するとしている。

 

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最新工法や建築手法を採用し、各種認証を取得した先進オフィスビルが6月に誕生【福岡市博多区】

大手ゼネコンの鹿島建設株式会社(東京・元赤坂 天野裕正社長)は今年6月の完成を目指して、福岡市・中洲中島町の昭和通り沿いに地上14階建ての『(仮称)鹿島中洲中島町オフィスビル』を建設している。

 

総貸床面積約11,220平方メートル(約3,400坪)の同ビルにおける基準階の事務所部分は、有効面積約1060平方メートル(約320坪)だ。


天井高は2.8メートル、奥行きは14メートルの無柱空間となっている。
共用部のトイレは男女の個室数をフレキシブルに変更できるプランだ。

さらに利用者の行先階に応じて、エレベーター運行を自動制御するシステムを採用することで混雑の度合いに応じた運行を可能にしている。

 

各フロアに共用のリフレッシュバルコニーを設け、10階以上のフロアには専有バルコニーを設置する。
屋上には、入居者専用のルーフトップガーデンとリフレッシュラウンジを設置しており、入居者らのコミュニケーションやリフレッシュ空間としての活用も可能だ。

 

画像提供:鹿島建設

 

事業主体の鹿島建設では、2050年までに温室効果ガス排出量を実質ゼロとする『カーボンニュートラル』を目指し、環境に配慮した取り組みを行っている

 

(仮称)鹿島中洲中島町オフィスビルは、遮熱性のあるLow-Eガラスや高効率空調機の導入、明るさセンサーによるオフィス照明の適正設定などの省エネ効果で使用エネルギーを従来比で50%以下に削減し、年間の一次エネルギー消費量の収支ゼロを目指した先進的な建築物である『ZEB』(Net Zero Energy Building)の評価制度である、『ZEB Ready認証』を取得した。

 

さらに、ビル利用者の健康面や、快適性の維持・増進する取り組みを評価した『CASBEE-スマートウェルネスオフィス認証』のSランクを九州地区のテナントオフィスビルで初めて取得している

 

所 在 地/ 福岡市博多区中洲中島町2番 外
用    途/ 事務所
事業主体/ 鹿島建設株式会社 開発事業本部
階    数/ 地上14階
敷地面積/ 2,068.13㎡(約626坪
延床面積/ 1万6,124.01㎡(約4,878坪)
着    工/ 2022年1月4日
完     成/ 2023年6月(予定)
備     考/ 『CASBEE-スマートウェルネスオフィス認証』のSランクを九州地区のテナントオフィスビルで初取得

 

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博多の総鎮守・櫛田神社の北隣に新ランドマーク『宮前迎賓館 灯明殿』が4月本格開業【福岡市博多区】

博多祇園山笠での櫛田入りでも知られる櫛田神社の北神門隣に新たなランドマークとなる『宮前迎賓館 灯明殿』が41日、グランドオープンした。

 

神社建築をイメージした銅板ぶきの大屋根に外壁面を総ガラス張りにした鉄骨造りを組み合わせた建築デザインが印象的な宮前迎賓館。


同館は、石蔵酒造株式会社(福岡市・堅粕、石蔵利正社長)と櫛田神社(阿部憲之介宮司)との共同事業だ。

 

地上4階建ての宮前迎賓館の延床面積は、1,250平方メートル。
館内には、結婚披露宴をはじめ、各種宴会やレセプション、会議、展示会などの多彩な場面で利用可能な4つの宴会場を設けている。

 

画像提供:宮前迎賓館 灯明殿

 

これら宴会場の名称は、地元に馴染む深いネーミングになっているのも特徴の一つだ。

宴会場で最大となる利用人員100人の『清道(せいどう)』の名称は博多祇園山笠での櫛田入り時に山笠が奉納のために回る円周状の道に由来する。


櫛田神社のイチョウ「櫛田の銀杏」を正面に望む同40人の『銀杏(ぎなん)』。
日宋貿易の港でもあった博多湾の入江に櫛田神社があったことにちなんだ同24人の『入り舟(いりふね)』。


そして、境内の井戸で汲み上げる不老長寿水を踏まえての同16人の『若水(わかみず)』の4室となっており、内装には障子戸や木製建具、漆喰壁などの日本の伝統構法を採用している

 

所在地 / 福岡市博多区上川端1-35
用   途/ 集会場(結婚披露宴会場)
事業主体/ 石蔵酒造株式会社、櫛田神社
階     数/ 地上4階建て
敷地面積/ 323.36㎡(97.6坪)
延床面積/ 1,232.17㎡(371.2坪)
着     工/ 2021年10月
開   業/ 2023年4月1日
備     考/ 設計監理 設計+制作/建築巧房

 

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博多駅から徒歩5分の駅前3丁目に最新鋭の中規模ハイグレードオフィス『九勧末広通りビル』が2023年4月に完成【福岡市博多区】

画像提供:九州勧業

博多駅博多口より徒歩5分の場所に九州勧業と鹿島建設が共同で開発した『九勧末広通りビル』。総賃貸面積で5000平方メートル超級の中規模ハイグレードオフィスビルが今年20234月に完成した。

 

同ビルの基準階の執務空間は、天井高2.8メートルの無柱空間を実現している。

基準階は、長辺(南北)方向約42メートル✕短辺(東西)方向約12メートル、貸室面積565平方メートルだ。

レイアウトの自由度が高く、フロア全体を見渡せる開放的な執務環境を提供でき、入居者の業務効率向上に貢献できるとする。

 

一方、執務室は最大4分割まで可能な設計となっている。
さらに基準階共用部には、男女の個室数を変更できるトイレプランを採用するなど、入居者の多様なニーズに対応する。

 

また、同ビルの最上階(屋上階)には入居者専用の貸会議室、屋上テラスなどを設置。

 

屋上テラスは明るく開放的な空間となっており、オフィスワーカーのリフレッシュやワーカー同士のコミュニケーションの活発化や入居者の利便性、快適性の追求が期待されている。

 

所 在 地/福岡市博多区博多駅前三丁目810
    途/事務所・店舗・駐車場
事業主体/九州勧業、鹿島建設
    数/地上11
敷地面積/1,202
延床面積/7,819
    工/202112月着工
    成/202304月完成予定(翌5月開業予定)
    考/最高高さ46.8m

 

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