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博多駅から徒歩5分の駅前3丁目に最新鋭の中規模ハイグレードオフィス『九勧末広通りビル』が4月完成予定【福岡市博多区】

2023年4月、JR博多駅博多口から徒歩5分という立地に地上11階建て・高さ47メートルの賃貸オフィスビルが完成します。地元不動産デベロッパーの九州勧業株式会社が、鹿島建設株式会社と共同で開発する『九勧末広通りビル』は、最新鋭の中規模ハイグレードオフィスです。


(画像提供:九州勧業)

入居者の多様なニーズに対応したハイグレードなオフィス


(画像提供:九州勧業)

今年2023年4月の完成に向けて、博多駅博多口より徒歩5分の場所に九州勧業と鹿島建設が共同で開発する『九勧末広通りビル』は、総賃貸面積で5000平方メートル超級の中規模ハイグレードオフィスビルだ。
ビルの開業は、翌5月を予定している。

同ビルの基準階の執務空間は、天井高2.8メートルの無柱空間を実現している。

基準階は、長辺(南北)方向約42メートル✕短辺(東西)方向約12メートル、貸室面積565平方メートルだ。
レイアウトの自由度が高く、フロア全体を見渡せる開放的な執務環境を提供でき、入居者の業務効率向上に貢献できるとする。

一方、執務室は最大4分割まで可能な設計となっている。
さらに基準階共用部には、男女の個室数を変更できるトイレプランを採用するなど、入居者の多様なニーズに対応する。

また、同ビルの最上階(屋上階)には入居者専用の貸会議室、屋上テラスなどを設置。
屋上テラスは明るく開放的な空間となっており、オフィスワーカーのリフレッシュやワーカー同士のコミュニケーションの活発化や入居者の利便性、快適性の追求が期待されている。

〝末広がり〟にカーブした道路に合わせた局線デザインの建物外観


(画像提供:九州勧業)

新ビルの名称にもなっている『末広通り』とは、『はかた駅前通り』にある「博多駅前二」の交差点を起点にして、終点の『住吉通り』に至る通りだ。
福岡市博多区の東住吉校区に1963年まであった町名『末廣町』に由来する。

同通りは、博多駅をいわば扇の要として、〝末広がり〟にカーブした形状の道路となっている。
2010年度に通りの愛称名として決定した。

九勧末広通りビルは、敷地形状を最大限に生かしていくため、カーブした道路に合わせて、緩やかな曲面を持つ外観の建物だ。
全面ガラス張りの建物の垂直方向に設置したフィンによって、洗練された印象を与える外観デザインを採用している。

建物の1階に店舗区画を設け、さらに前面道路沿いにキッチンカーの営業が可能なオープンスペースを開設する予定だ。
植栽帯などによる緑豊かな屋外空間は、オフィスワーカーらの昼食ニーズに対応すると共に周辺地域におけるにぎわい創出にも寄与していくことが期待される。

【 参照サイト 】
九州勧業ホームページ「九勧末広通りビル」
https://kyu-kan.co.jp/office/suehiro-dori/

福岡市ホームページ「道路愛称 住吉・東住吉・冷泉・美野島地区」
https://www.city.fukuoka.lg.jp/hakataku/t-shinko/shisei/hakatadouroaisyou/sumiyosi-map.html#1

物件概要

所 在 地/福岡市博多区博多駅前三丁目8番10号
用    途/事務所・店舗・駐車場
事業主体/九州勧業、鹿島建設
階    数/地上11階
敷地面積/1,202㎡
延床面積/7,819㎡
着    工/2021年12月着工
完    成/2023年04月完成予定(翌5月開業予定)
備    考/最高高さ46.8m

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編集者兼ライター
近藤 益弘
1966年、八女市生まれ。福大卒。地域経済誌『ふくおか経済』を経て、ビジネス情報誌『フォー・ネット』編集・発行のフォーネット社設立に参画。その後、ビジネス誌『東経ビジネス』、パブリック・アクセス誌『フォーラム福岡』の編集・制作に携わる。現在、『ふくおか人物図鑑』サイトを開設・運営する。

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