合言葉は「LET’S PARK LIFE!」パークPFI&インクルーシブで進化する福岡の公園まとめ
パークPFIの活用やインクルーシブの理念を取り入れた整備をはじめ、福岡の街の公園が続々とリニューアルしているのをご存じでしょうか?今回はそんな進化を続ける福岡の公園情報をまとめてみました。合言葉は「LET'S PARK LIFE!」みんなで福岡の公園を楽しみましょう!
この記事の目次
パークPFIやインクルーシブってどんな意味?
まずは福岡の公園リニューアルでよく出てくるワード「パークPFI」や「インクルーシブ」について簡単に説明します。
・パークPFIとは?
パークPFI(公募設置管理制度)とは、都市公園法に基づき、飲食店や売店などの公園施設を設置・運営する民間事業者を公募で選定する制度です。
民間事業者が施設を運営すると同時に、その収益を還元する形で周辺の公園施設の整備や改修を行うことで、公園管理者の財政負担を軽減しながら、公園の質の向上や利用者の利便性の向上を図る仕組みになっており、福岡市をはじめとする全国の自治体が積極的に進めています。
・インクルーシブとは?
インクルーシブ(Inclusive)とは、英語で「すべてを包み込む」を意味する言葉で、障がいの有無、年齢、性別、国籍などに関わらず、すべての人が社会から排除されず、社会の構成員として包摂され、共に支え合うという考え方です。
福岡市では、「誰もが思いやりをもちすべての人にやさしいまち、ユニバーサル都市・福岡」の実現を目指し、誰もがお互いを理解し、安心して笑顔で、自分らしく遊ぶことができる「インクルーシブな子ども広場」の整備を進めています。
リニューアルした公園
東平尾公園 大谷広場(福岡市博多区)

福岡市によるパークPFI事業の第1号として、福岡市博多区にある『東平尾公園 大谷広場』が2025年4月1日に一部リニューアルオープンしました。その後も整備が進められ、2026年4月22日には全エリアの供用が始まりました。

九州最大級のトランポリン遊具をはじめ、背もたれ付きのブランコなど、障がいの有無に関わらず誰でも楽しめる遊具を多数配置したインクルーシブな子ども広場を設けています。福岡市内唯一の草スキー場もリニューアルされました。

また、公園内には『タリーズコーヒー』が出店しており、地域コミュニティの日常的な交流や、スポーツ、エコ、防災、観光関連など地域への連絡拠点となるコミュニティカフェにもなっています。
◎くわしくはこちらの記事をチェック
https://fukuoka-leapup.jp/biz/202505.52246
【東平尾公園 大谷広場】
■住所:福岡市博多区東平尾公園2丁目1-2
■アクセス:福岡市地下鉄「福岡空港駅」下車。4番出口を出てバス停「福岡空港前」から西鉄バス37.39.43番系統に乗車し、「席田会館前」バス停で下車、徒歩約5分。
■駐車場:第1駐車場 全67台/第2駐車場 全110台
■駐車場利用時間:7:00~21:00(時間外入庫不可)
■駐車料金:入庫後20分無料、以降1時間100円。当日最大500円(24:00まで)※Jリーグ開催日などの特別日は料金が異なります。
■公式サイト:https://otanihiroba-higashihirao.com/
■Instagram:@otanihiroba.higashihirao
明治公園(福岡市博多区)

パークPFI制度を活用し、2026年8月7日にリニューアルオープンしたのが、九州の陸の玄関口・博多駅前のオフィスビル街の中にある『明治公園』です。

総合デザインの監修は、太宰府天満宮仮殿の設計や2025年大阪・関西万博の会場デザインプロデューサーを務めた藤本壮介氏が担当。
園内には、利用者に新たな体験価値を提供する5つの広場を配置。また、総距離226メートルの空中回廊『立体園路』が店舗棟とつながり、園内を巡りながら様々な場所を楽しめる設計になっています。
明治公園の北西側に建つ地上4階建ての店舗棟には、屋上広場などのオープンスペースも設けられています。入居店舗は次のとおりです(記事公開時点の情報)。

■1階『Land Bageri(ランドバゲリ)』
『パンストック』の平山哲生氏を中心とするクラフトマンらが集い、この場所でしか味わえない食体験を提供するベーカリー&ビストロ。
■1階『GABBI HAKATA』(ガッビハカタ)
昼は薬院の老舗イタリアン『PastaPasta』監修のパスタランチ、夜は大名の人気イタリアンのオーナーシェフが腕を振るう南欧料理とワインが楽しめるイタリアンダイニング。

■1階『POSS COFFEE』(ポスコーヒー)
ベイサイドプレイス博多の人気店『POSS COFFEE』の新店舗。ドリンクメニューに加えて、店内製造のスイーツも提供しています。また、18:00以降はバー営業も。
■2階『400℃ PIZZA Piu Hakata』(ヨンヒャクドピッツァピウハカタ)
食べログのピッツァ部門で日本1位(2026年5月1日時点)を獲得し、今回が九州初上陸となった岡山発のピッツェリア。

■2階『CONTINUE?』(コンティニュー)
佐賀県吉野ヶ里町で醸造するクラフトビール『GAME BREW』の直営店。博多駅構内『マイング横丁』から移転オープン。多彩なクラフトビールを味わえるビアバー。
■3・4階『TOTOPA博多駅前店』(トトパハカタエキマエテン)
2024年・2025年の2回、『SAUNACHELIN(サウナシュラン)』を受賞した都市型スパ。ウエスタンレッドシダーの大木を活用し、「樹をあじわうサウナ」がコンセプト。
明治公園の場所は2026年7月に開業した西日本シティ銀行の新本店ビル『西日本シティビル』の真裏。博多駅も歩いてすぐという利便性の良さもあり、早くも話題のスポットになっているようです。
◎くわしくはこちらの記事をチェック
https://fukuoka-leapup.jp/biz/202606.80790
【明治公園】
■住所:福岡市博多区博多駅前3-24-3
■アクセス:「JR博多駅」博多口から徒歩4分
■駐車場:なし
■公式サイト:https://meiji-park.jp/
清流公園(福岡市博多区)

天神・博多・中洲をつなぐ位置にある福岡市博多区『清流公園』では、現在パークPFIによる再整備が進んでいます。
整備が進められているのは那珂川沿いの『北側プロムナード』、春吉橋上の『橋上広場』、キャナルシティ博多側の『南端エリア』の3エリア。このうち『北側プロムナード』と『橋上広場』の2エリアの供用が2026年9月11日より開始しました。

『北側プロムナード』には福岡初出店となるカフェ『COFFEE GALLERY』と糸島発のクラフトビール『HELLO BREWERY』がオープン。
『橋上広場エリア』には、「都市型パン屋」をコンセプトとするベーカリーカフェ『dacō清流公園』がオープン。また、地域の見守りや防犯活動の拠点として活用される『中洲一丁目町内会』も設けられています。
また、2026年12月供用予定のキャナルシティ博多方面に位置する『南端エリア』は、アーバンスポーツをはじめ、イベントや飲食などの新たなにぎわい拠点となっていくとのこと。
今後は、まち歩きの結節点としてだけでなく、水辺を生かした新たな都市観光拠点としての役割も期待されています。
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https://fukuoka-leapup.jp/biz/202608.85882
【清流公園】
■住所:福岡市博多区中洲1-7-95
■アクセス:北側プロムナードは福岡市地下鉄空港線・箱崎線「中洲川端駅」から徒歩約3分、橋上広場は福岡市地下鉄七隈線「天神南駅」から徒歩約6分
■駐車場:なし
■公式サイト:https://seiryu-park.jp/
西公園(福岡市中央区)

福岡市内の景勝地であり、桜の名所としても知られる『福岡県営西公園』では、眺望を活かした、にぎわいのある公園への再整備が進められています。
その一環として、新たな展望施設が2026年7月19日にオープンしました。
新たに整備された展望施設は西公園の山頂付近に位置し、高さは約14メートル、長さは約70メートル、幅は約3メートル。
木製の144段の階段を上った先には360度のパノラマが広がっています。

また、中央展望広場周辺では、飲食店などが入る官民連携施設の工事が2026年3月に始まっており、2027年5月の供用開始が予定されています。
なお、展望施設は無料で利用でき、利用時間は10月〜4月は9:00〜21:30、5月〜9月は朝5:30〜21:30までとなり、消灯はともに22:00となっています。
桜の名所として有名な西公園ですが、今後はさらに様々な楽しみを体験できる公園として進化していきます。
◎くわしくはこちらの記事をチェック
https://fukuoka-leapup.jp/biz/202608.84771
【西公園】
■住所:福岡市中央区西公園
■アクセス:福岡市地下鉄空港線「大濠公園駅」から徒歩15分/西鉄バス「大濠公園」バス停から徒歩10分
■駐車場:東駐車場 34台/西駐車場 19台/中央駐車場(※2026年10月1日時点では利用不可)11台
■駐車料金:無料
■駐車場利用時間:9:00~22:00
■公式サイト:https://www.nishikouen.jp/
■Instagram:@nishipark_fukuoka
今津運動公園(福岡市西区)

開放的なロケーションが魅力の福岡市西区にある『今津運動公園』。
約17ヘクタールもの広大な敷地には、本格的な球技場やテニスコート、体育館などのスポーツ施設が充実し、世代を問わず市民の心身を支える憩いの拠点となっています。
福岡市が推進している「インクルーシブな子ども広場」の整備事業により、今津運動公園内『みんなの広場』が2026年3月31日にリニューアルしました。

リニューアルした『みんなの広場』には、「はねる遊び」「水とふれあう遊び」「ゆれる遊び」といったインクルーシブの理念を取り入れた五感を刺激する遊具が新設され、屋根付きのあずまや(東屋)など快適に公園を楽しめる設備も整備されています。
すべり台などの遊具や動物のオブジェ、『アスレチックコース』『リフレッシュロード』といった既存の人気施設はそのまま活かされ、新旧の魅力が共存する公園となっています。
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https://fukuoka-leapup.jp/city/202604.77173
【今津運動公園】
■住所:福岡市西区今津字津本2201
■アクセス:JR筑肥線「今宿駅」または「九大学研都市駅」の駅前から「西の浦」行きバスに乗車し、「今津運動公園前」で下車
■駐車場:第1駐車場〜第6駐車場まで合計884台
■駐車料金:入庫後30分無料、以降1時間100円(1日1回最大300円)
■駐車場利用時間:24時間
■公式サイト:https://imazu-sportspark.jp/
■Instagram:@imazusportspark
今後のリニューアルが楽しみな公園
現在整備が進んでいる公園をご紹介します。
出来町公園(福岡市博多区)

福岡市博多区の博多旧市街エリアにある『出来町公園』でも整備が進められています。
『出来町公園休養施設等設置・管理運営事業』の優先交渉権者に選ばれた企業グループによる提案では、「HAKATA縁(EN)TERRACE~博多の歴史・文化・食を通じて新しい価値を創る~」が掲げられており、公園内の休養施設として和デザインを基調とした2階建ての建物を建設するとのこと。

この施設には、観光案内スペースやカフェなどの飲食店が設けられ、まち歩きの合間に立ち寄れる拠点としての役割も担います。
また、出来町公園近くの『承天寺』に「饂飩(うどん)蕎麦(そば)発祥之地」の碑があることにちなみ、新たな食体験ができる『うどん道場』や、明太子づくりが可能な『明太子道場』も設けられる予定です。
出来町公園のリニューアルで、博多旧市街エリアがますます楽しくなりそうですね!
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https://fukuoka-leapup.jp/biz/202605.78868
【出来町公園】
■住所:福岡市博多区博多駅前1-10-10
音羽公園(福岡市博多区)

JR博多駅筑紫口にある『音羽公園』が、パークPFI制度を活用した再整備で生まれ変わることになり、新たな基本方針やコンセプトが発表されました。
基本方針には『Switch Park〜「憩う音羽の森」都心の過ごし方の再編集』を掲げられています。空間計画では「都市と森をつなぐ、ひとつなぎの森」を打ち出し、快適で安心な空間づくりや、地域との共働によるにぎわい創出を目指します。

公園利用者向けのレストランやカフェなど6店程度のテナント、喫煙所、トイレなどの建築物と公園が連続した「ひとつなぎの森」を形成。また、高低差を生かした水の流れを設けるとともに、浅瀬を整備して「せせらぎの森」とし、さらに芝生広場や木漏れ日のある中央広場も整備し、「寄り添う森」としていくそうです。
2025年9月から設計に着手し、2026年度に着工、2027年冬に供用を開始する予定となっています。
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https://fukuoka-leapup.jp/biz/202509.61720
【音羽公園】
■住所:福岡市博多区博多駅南1丁目1
(仮称)那珂川市総合運動公園(福岡県那珂川市)

福岡都市圏南部に位置する福岡県那珂川市では、初のPFI事業として、市内最大規模となる7.1ヘクタールの『(仮称)那珂川市総合運動公園』が整備されることになりました。
敷地内には、多目的広場をはじめ、陸上競技場やテニスコート、フレキシブルコート、弓道場、クラブハウスが建設されます。

なお、公園の北東約400メートルには、2026年3月に開業した『ゆめモール那珂川』が立地するほか、西鉄バス那珂川自動車営業所も隣接しており、買い物や公共交通の利便性にも恵まれています。
2028年3月末に第1期供用が開始され、2029年3月末にグランドオープンする予定となっています。
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https://fukuoka-leapup.jp/biz/202607.80893
【(仮称)那珂川市総合運動公園】
■住所:福岡県那珂川市後野262周辺
今泉公園(福岡市中央区)

天神の南側に隣接する今泉エリアにある『今泉公園』でも、パークPFIによる再整備が進められています。
福岡市は2026年8月20日、今泉公園の整備・管理運営事業の優先交渉権者として、大和リース株式会社福岡支社を代表とするグループを選定しました。
同グループは「かさねあう公園」を整備方針に掲げ、地域と連携しながら「都心に適した森のかたち」を目指しています。
具体的には、公園東側に飲食店など8店舗程度が入る地上4階建てのテナント棟を整備するほか、緑を生かした誰もが過ごせる居場所づくりを進める計画です。
また、地域の課題となっている夜間の防犯対策や放置ごみへの対策として、照明灯の設置や地域住民・事業者と連携した管理運営なども計画されています。
今後は2027年度に着工し、2028年度末の供用開始を予定しています。
◎くわしくはこちらの記事をチェック
https://fukuoka-leapup.jp/biz/202610.88450
【今泉公園】
■住所:福岡市中央区今泉1-8
香椎浜北公園(福岡市東区)・長垂海浜公園(福岡市西区)
玄界灘に面した福岡市の東西に位置する水辺の公園では、パークPFIの手法を用いて、公園利用者の利便性および公園の魅力向上に向けた再整備が進められています。
対象となっているのは福岡市東区・アイランドシティ東南部の対岸、御島グリーンベイウォークの一角にある『香椎浜北公園』と、福岡市西区にある生の松原から長垂山まで続く今宿海岸に沿って東西に広がる『長垂海浜公園』です。

『香椎浜北公園』では、カフェや飲食店などが入る木造2階建ての『ウミノテラス』をはじめ、海を眺めながらくつろげるデッキやテラス、健康づくりに役立つトレーニングトレイルなどの整備が計画されています。

一方、『長垂海浜公園』では、海を一望できるルーフトップテラスを備えたレストランや、駐車場などの整備が計画されています。
両公園では、水辺の景勝地という特性を生かし、地域と調和しながら、新たな憩いやにぎわいを生み出す公園づくりを目指しています。
福岡市の東西にある水辺公園のリニューアルからも目が離せませんね。
◎くわしくはこちらの記事をチェック
https://fukuoka-leapup.jp/biz/202406.32721
【香椎浜北公園】
■住所:福岡市東区香椎浜北3
【長垂海浜公園】
■住所:福岡市西区今宿駅前1
街のにぎわいを生むスポットから、子どもから大人までみんなが安心して過ごせる広場まで、福岡の公園は今まさに大きく変化しています。
リニューアルして新しくなった公園も、これから生まれ変わる注目の公園も、魅力が盛りだくさんです。ぜひ次の週末や気軽なおでかけの際に、新しく生まれ変わった福岡の公園へ足を運んでみてくださいね!
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