九州最大級のトランポリンをはじめ9種類の遊具がそろう東平尾公園大谷広場
福岡市のパークPFI事業で整備された第1号公園『東平尾公園大谷広場』が、2025年4月1日にリニューアルオープンした。
福岡市では現在、民間のノウハウや資金を活用して、利用者の利便性向上や公園の魅力向上を図るパークPFI事業を下記の都市公園において進行中だ。
◎東平尾公園大谷広場
◎清流公園
◎明治公園
◎香椎浜北公園
◎長垂海浜公園
◎音羽公園
これらのパークPFIによる再整備する公園のうち、供用を開始した第1号が、東平尾公園大谷広場だ。
大谷広場では、平地の中心部に九州最大級のトランポリン遊具をはじめ、背もたれ付きのブランコなど障害の有無に関わらず誰でも楽しめる9種類の遊具を配置したインクルーシブな子ども広場を設けている。
また、福岡市内唯一の草スキー場をリニューアルし、公園内にカフェも新設している。
福岡市を代表する〝子どもの遊び場〟としてリニューアルオープンした大谷広場は今後、インクルーシブな公園の整備・運営のモデルケースにしていく考えだ。
今後、山頂広場やローラーすべり台、展望デッキなどを供用開始予定
福岡空港の東側に位置する東平尾公園は、86.3ヘクタールにもおよぶ広大な敷地内に陸上競技場をはじめ球技場やテニスコートなどの多彩なスポーツ施設やレクリエーション施設を備えた総合公園だ。
同公園内の南西エリアにある緑豊かな丘陵地における3.1ヘクタールのエリア一帯が、大谷広場となっている。
今回、大谷広場において供用を開始したのは、みんなの遊び広場(インクルーシブ遊具)、草スキー場、カフェ(タリーズコーヒー)だ。
芝生広場については、オープン直後は芝生養生中であり、6月1日から開放する予定となっている。
現在、工事中となっている山頂広場や森の広場、冒険のとりで、山登りの路、じゃぶじゃぶ池、ローラーすべり台、展望デッキについては完成後、順次供用を開始していく。
大谷広場における全エリアの供用開始は、2027年春を予定している。
施設概要
施設名称 東平尾公園
所在地 福岡市博多区東平尾公園2丁目
公園種別 総合公園
公園面積 86.3ha
うち大谷広場:3.1ha
事業着工 2024年6月
新装開園 2025年4月1日
指定管理 大和リース株式会社福岡支社
管理期間 2025年4月1日から20年間 ※事業期間も同一
開園年度 1976年度
備考補足 福岡市パークPFI制度による整備公園で供用開始第1号
参照サイト
福岡市『Park-PFI初整備公園 東平尾公園大谷広場 リニューアルオープン』
https://www.city.fukuoka.lg.jp/shisei/kouhou-hodo/hodo-happyo/2024/documents/higashihiraokouen_otanihiroba_renewal_open.pdf
リニューアルオープン | 東平尾公園 大谷広場 公式サイト
https://otanihiroba-higashihirao.com/xo_event/%e3%83%aa%e3%83%8b%e3%83%a5%e3%83%bc%e3%82%a2%e3%83%ab%e3%82%aa%e3%83%bc%e3%83%97%e3%83%b3
福岡市『魅力あふれる公園づくり』
https://www.city.fukuoka.lg.jp/jutaku-toshi/midorikatuyou/shisei/miryokuahurerukouendukuri.html
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