福岡市の募集家賃上昇率は賃貸アパートが全部門、賃貸マンションが3部門でトップ3にランクイン！

全国主要都市の「賃貸マンション・アパート」募集家賃動向

アットホーム調べ　画像引用：https://athome-inc.jp/news/data/market/chintai-yachin-202504/

 

賃貸マンション

平均募集家賃は、東京都下・神奈川県・埼玉県・千葉県・札幌市の5エリアが全面積帯で前年同月を上回りました。

カップル向きは神戸市・広島市を除く11エリアで前年同月を上回り、中でも東京23区・神奈川県・埼玉県・千葉県・仙台市・大阪市の6エリアで2015年1月以降最高値を更新。東京23区の最高値更新は29カ月連続となりました。

 

福岡市は、シングル向き・カップル向き・ファミリー向きの3部門でトップ3にランクインしました！

前年同月比上昇率で1位を獲得した30㎡以下（シングル向き）においては、第2位の千葉県が69,878円であるのに対して、福岡市は57,709円と大きな価格差があります。

30〜50㎡（カップル向き）では、第1位の東京23区が164,918円、第3位の福岡市は84,498円となっています。

この価格差をみても、福岡市は人気の割にまだまだ価格が低く、住みやすい街といえそうです。

 

賃貸アパート

カップル向きが仙台市・広島市を除く11エリアで前年同月を上回り、東京23区・埼玉県・名古屋市・大阪市の4エリアで2015年1月以降最高値を更新しました。

ファミリー向きは仙台市を除く12エリアで前年同月を上回り、京都市・神戸市の2エリアで2015年1月以降最高値を更新しています。

福岡市はシングル向き・カップル向き・ファミリー向きの全部門でトップ3にランクインしています。

 

2025年4月　全国主要都市における賃貸マンション・アパートの平均家賃（面積帯別）

アットホーム調べ　画像引用：https://athome-inc.jp/news/data/market/chintai-yachin-202504/

 

アットホーム調べ　画像引用：https://athome-inc.jp/news/data/market/chintai-yachin-202504/

 

 

それでは、福岡市の賃貸マンション・賃貸アパートの動向について詳しく見てみましょう。

 

福岡市の賃貸マンションの募集家賃上昇率は3面積帯でトップ3にランクイン！

アットホーム調べ　画像引用：https://athome-inc.jp/news/data/market/chintai-yachin-202504/

 

平均家賃の前年同月比は大型ファミリー向きが下落、それ以外の3タイプが上昇しました。

 

30㎡以下のシングル向きは前年同月比10.3%増の全国第1位、30〜50㎡のカップル向きは前年同月比6.6%増の全国第3位、50〜70㎡のファミリー向きは前年同月比10.5%増の全国第1位にランクインしました。

 

また、前月比はシングル向き・カップル向きが下落、 ファミリー向き・大型ファミリー向きが上昇しています。

ちなみに大型ファミリー向きは、前年同月比こそ下落していますが、家賃は2015年1月以降最高値を更新しています。

 

アットホーム調べ　画像引用：https://athome-inc.jp/news/data/market/chintai-yachin-202504/

 

賃貸マンションの平均家賃指数の推移を見てみると、2015年1月を基準とした場合、シングル向き・カップル向きで10年間で約1.3倍、ファミリー向きと大型ファミリー向きで10年間で約1.5倍と着実に伸びています。

 

福岡市の賃貸アパートの募集家賃上昇率は全面積帯でトップ3にランクイン！

アットホーム調べ　画像引用：https://athome-inc.jp/news/data/market/chintai-yachin-202504/

 

平均家賃の前年同月比はシングル向き・カップル向き・ファミリー向きの全面積帯で前年同月を上回りました。

 

30㎡以下のシングル向きは前年同月比4.6%増の全国第3位、30〜50㎡のカップル向きは前年同月比5.2%増の全国第3位、50〜70㎡のファミリー向きは前年同月比14.3%増の全国第2位と、全面積帯でトップ3にランクインしました。

 

また、前月比はシングル向きが上昇、それ以外の2タイプが下落しています。

なお、シングル向きの家賃は2カ月連続で2015年1月以降最高値を更新しています。

 

アットホーム調べ　画像引用：https://athome-inc.jp/news/data/market/chintai-yachin-202504/

 

賃貸アパートの平均家賃指数の推移を見てみると、2015年1月を100とした場合、シングル向きは10年間で約1.2倍、カップル向きは10年間で約1.3倍、ファミリー向きは10年間で約1.4倍とこちらも着実に推移しています。

 

 

「暮らしやすさ自慢」で福岡県が第1位、「コスパの良さそうな都道府県」で福岡県が第2位、「全国住み続けたい街ランキング」では福岡市・宗像市・福津市がトップ3を独占するなど、もはや様々なランキングの常連となった福岡。

年々上昇する福岡市のマンション・アパートの家賃も、その人気と比例していることが今回の調査でも良く分かりますね。

 

調査概要

◆対象全13エリア

首都圏(東京23区､東京都下､神奈川県､埼玉県､千葉県)､北海道札幌市､宮城県仙台市､愛知県名古屋市､京都府京都市、大阪府大阪市､兵庫県神戸市、広島県広島市、福岡県福岡市

 

◆対象データ

不動産情報サイト アットホームで登録・公開された居住用賃貸マンション・アパート（重複物件はユニーク化）

 

◆定義

・本調査では、入居者が１カ月に支払う「賃料＋管理費・共益費等」を「家賃」としています。

・コメントでは、30㎡以下を「シングル向き」、30㎡～50㎡以下を「カップル向き」、50㎡～70㎡以下を「ファミリー向き」、70㎡超を「大型ファミリー向き」としています。

・本調査における平均家賃指数は2015年1月=100としています。

・上昇率は小数点第2位を四捨五入したものです。上昇率トップ3の表は、四捨五入前の数値に基づいています。

 

参考サイト

https://athome-inc.jp/wp-content/themes/news/pdf/chintai-yachin-202504/chintai-yachin-202504.pdf

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000586.000051123.html

 

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