焼肉の主役は肉だけじゃない。“銀しゃり”から始まる焼肉体験「銀しゃり焼肉 直球 薬院本店」

薬院駅からもほど近い白金エリアで長年親しまれている「銀しゃり焼肉 直球 薬院本店」。店名の通り、この店の主役は焼肉だけではありません。店が掲げるのは「お肉に合うご飯」ではなく、「銀しゃりに合うお肉」。

そのお肉も上質な佐賀牛や九州産黒毛和牛を気軽に楽しんでもらいたいという想いのもと、創業以来関係を築いてきた地元業者との信頼関係を活かし、質の高いお肉をリーズナブルな価格で提供しています。

店内には専用精米機が設置され、その日に使う分だけを毎日精米。
契約農家から仕入れた佐賀県産「さがびより」を専用倉庫で保管し、炊きたての状態で提供しています。
運ばれてきたごはんは、思わず見惚れてしまうほどつやつや。

一粒一粒がふっくらと立ち上がり、噛むほどに甘みが広がります。
焼肉店でありながら、ご飯のおいしさに感動してしまうのはこのお店ならではです。
今回は豊富なメニューのなかからイチオシの3つをご紹介します。
まずは「名物直球カルビ」(100g 1,080円)

七輪を囲むと、谷口社長が直々においしい焼き方を教えてくれました。

「赤身はレアくらいがおすすめ。焼きすぎない方がおいしいですよ」
そう言いながら、網の上のお肉をくるりと返していきます。
さらに驚いたのは、網そのものを回して火加減を調整すること。
炭火は場所によって熱の入り方が異なるため、網を回転させながら均一に焼き上げるのだそうです。

焼き上がったカルビを頬張ると、肉らしい旨みがじゅわっと広がります。
そこへ自家製ダレのやさしい甘みが重なり、自然と銀しゃりへ箸が伸びます。

お肉と一緒におかわり自由の銀しゃりにお味噌汁とサラダとキムチがついた定食セット(490円)を頼むのもお忘れなく!
気づけばご飯と肉を何度も往復してしまう、まさに“銀しゃりに合う焼肉”です。
そして社長が特におすすめしていたのが「名物直球ホルモン」(780円)。

丁寧な下処理を行うことで、ホルモン特有の臭みを抑えています。
大ぶりにカットされたホルモンには細かな切り込みが入れられていて、しっかり焼いても驚くほどやわらか。

網に広げて置くとその大きさに驚きます!

「ホルモンはしっかり焼きで」というアドバイス通りに焼き上げると、外は香ばしく、中はぷりっとした食感が楽しめます。
噛むたびに旨みと脂の甘みが広がり、お酒との相性も抜群です。

単品メニューの他にも、盛り合わせも種類豊富!
なかでも人気No.1の「九州産黒毛和牛 極上盛り合わせ」(写真は2人前 4,480円)はイチオシです!
厳選された希少部位3種と特上カルビ、焼き野菜3種を味わえます。
そして焼肉の締めにぜひ味わいたいのが、名物の「佐賀牛カレールゥ」(写真左上、レギュラーサイズ 580円、写真下 ハーフサイズ 300円)。

焼肉店のカレーと聞くと濃厚な味わいを想像しますが、こちらは意外にも後味が軽やか。
お肉がゴロッと入っているのも嬉しい!

スパイスの香りが爽やかに広がり、焼肉をたっぷり楽しんだあとでもするりと食べられます。
卓上の「直球CURRY SPICE」を加えれば、自分好みの辛さに調整することも可能です。
店舗限定でレトルトカレーも販売しているので、お土産にもおすすめ。

また、16時から18時限定で楽しめる「せんべろ」も人気。
ドリンク3杯とフード2品がセットになったお得な内容で、近隣住民や仕事帰りの人たちで賑わいます。
最近ではSNSをきっかけに若い世代の来店も増え、週末の夕方には早い時間から満席になることもあるそうです。

上質な肉を味わいながら、炊きたての銀しゃりを頬張る幸せ。
そこにタレや薬味、カレー、お酒が加わることで、この店ならではの焼肉体験が完成します。
「本当においしいお肉を、もっと気軽に楽しんでほしい」という社長の想いが詰まった一軒で、夏を乗り切るためのスタミナチャージをしてみてはいかがでしょうか。
住所:福岡市中央区白金1-16-2
アクセス:薬院駅より徒歩4分
営業時間:16:00〜0:00
定休日:なし
Instagram:@chokyu.yakuin
昼は定食、夜は一杯。肉好きの胃袋を支える「大衆食堂うっちゃり」

天神や博多方面を結ぶバスが行き交う渡辺通から一本路地に入った場所にある「大衆食堂うっちゃり」。
高砂エリアで「今日はしっかりお肉メインのおかずを食べたい」と思ったときにおすすめしたいのがこちらのお店です。

2018年のオープン以来、地元の人たちの胃袋を支え続けてきた人気店で、もともとは「肉好きの、肉好きによる、肉好きのための定食」をコンセプトにスタートし、現在は定食もお酒も楽しめる“大衆食堂”として親しまれています。
メニューには焼肉鉄板やハンバーグ、チキン南蛮、唐揚げ、カレーなど食欲を刺激するラインナップがずらり!

どの定食にしようか悩んだときにおすすめなのが「コンビ定食」。

好きなおかずを2品選べる「ダブル」(1,100円)、3品選べる「トリプル」(1,480円)が用意されていて、その日の気分に合わせて自分だけの定食を作ることができます。
「あれも食べたい、これも食べたい」を叶えてくれる欲張りな一皿は、常連客からの支持も厚い人気メニューです。
今回いただいたのは、2026年3月に登場した新メニュー「ネギだれ豚タン鉄板定食」(980円)。

運ばれてきた瞬間、たっぷりのネギと豚タンの香りが食欲を刺激します。
これまで濃い味付けのメニューが多かったことから、「さっぱりしたものも食べたい」というお客さまの声を受けて誕生した一品なのだそう。

ひと口食べると、やわらかな豚タンの旨みとシャキシャキのネギの食感が絶妙。
さらにレモンを絞ることで爽やかさが増し、一味唐辛子を加えればピリッとしたアクセントも楽しめます。
ご飯のおかずとしてはもちろん、お酒のお供にもぴったりな味わいです。

価格高騰が続くなかでも、「昼時に1,000円を大きく超えると毎日は通いづらい」という思いから、定食はご飯のおかわり自由に加え、生卵が1個無料!
おかずと一緒に味わうもよし、最後に卵かけご飯として楽しむもよし。
お腹も心も満たされる満足度の高さに幸せな気持ちになれます。

また、コロナ禍を機にテイクアウトもスタート。
なかでも850円でメンチカツや味噌焼きなど10種類の中から、おかずを2品も選べる贅沢な「うっちゃり弁当」は大人気です。
どれを選んでも満足感のある内容で、忙しい日のランチにも重宝されています。
今回は店長イチオシのメンチカツと豚辛味噌の2種をセレクトしました。

「どの時間帯でもどこに行くか迷ったら、ぜひうちに来てください」。
そんな店長の言葉通り、定食を食べたい日も、軽く飲みたい夜も受け止めてくれる懐の深さがうっちゃりの魅力。

今後は冷やし中華や担々麺など季節限定メニューにも力を入れていく予定とのことで、何度訪れても新しい楽しみに出会えそうです。
住所:福岡市中央区高砂2-13-13 1階
アクセス:薬院駅より徒歩16分
営業時間:11:00~22:00(L.O.21:00)
定休日:なし
Instagram:@uccharisyokudo
鹿肉のイメージが変わる。スパイスとウイスキーで楽しむ肉料理店「DIGMOLE」

薬院・高砂エリアで、いつもと少し違う肉体験を楽しみたい日に訪れたいのが「DIGMOLE (ディグモール)」。
2020年12月にオープンしたこちらのお店は、富井さんご夫婦が営む鹿肉料理専門店です。
店内にはスケートボードが並び、ご夫婦の趣味や人柄が感じられる空間が広がります。
常連客や家族連れ、仕事帰りの人など、さまざまな人が集い、それぞれの時間を思い思いに楽しんでいます。

鹿肉との出会いは、奥さまがジビエ料理店で働いていたことがきっかけ。
実際に食べてみると、そのおいしさはもちろん、高タンパクで鉄分豊富という栄養面にも魅力を感じたそうです。
「身体にうれしい鹿肉を、もっと気軽に味わってほしい」。
そんな想いが、DIGMOLEの原点になっています。

昼も夜も基本的には同じメニューを楽しめるDIGMOLE。
昼はしっかりごはんとして、夜はおつまみを少しずつ楽しみながらお酒と合わせるスタイルもおすすめです。
店主が力を入れているのが、鹿肉とウイスキーの組み合わせ。
スコッチやバーボンをはじめ、少し風変わりなウイスキーも揃い、肉やスパイスと一緒に楽しむことで新しい味わいに出会えます。

今回いただいた一品目は、看板メニューの「鹿のタルダルCURRY」(1,300円)。
豆を使ったやさしい味わいのカレーに、低温調理した鹿肉のタルタルステーキ、生卵がのったインパクトのある一皿です。
使用しているのは、北海道産のエゾ鹿。
なかでも2歳以下の鹿を選び、太ももの骨に近い内側の部位を中心に使用しています。
臭みが少なく、やわらかさがあるのが特徴で、鹿肉が初めての人でも食べやすい味わいです。

荒くカットされた鹿肉はジューシーでやわらかく、しっかりとした歯ごたえもありながら臭みはほとんど感じません。
「ジビエが苦手だと思っていた方も、食べてみると、『言われなければ鹿肉だとわからないくらいクセがない』と驚かれます」と店主。
鹿肉のイメージを軽やかに変えてくれる一皿に出会えます。

カレーのルーを作る段階では唐辛子を使っていないため、辛味が苦手な人でも食べやすいのが特徴。
後から自家製の辛味オイルを加えることで、好みに合わせて辛さを調整できます。
豆のまろやかさ、スパイスの香り、生卵のコクが重なり、ひと口ごとに味わいが変化。
鹿の旨みを移した自家製オイルを加えると、さらに肉の風味が引き立ちます。
最後まで飽きずに食べ進められる、スタミナチャージにもぴったりのカレーです。
もう一品は「鹿のアラビアータ」(1,300円)。

パスタの上に鹿肉がどんとのった、見た目にも迫力のあるメニューです。
運ばれてきた瞬間、にんにくの香ばしさとトマトの爽やかな風味が広がり、一気に食欲をかき立てられます。
ほどよい辛味のあるアラビアータソースと旨みのある鹿肉の赤身の相性は抜群!

カレーとは異なるカットの鹿肉を使っているため、食感の違いを楽しめるのも魅力。

絶妙な火入れで仕上げられた鹿肉は、噛むほどに旨みが広がり、トマトの酸味とスパイス感が後味を爽やかにまとめてくれます。
しっかり食べたいランチにも、ウイスキーと合わせたい夜ごはんにもおすすめの一皿です。
鹿肉、スパイス、ウイスキー。そして夫婦がつくる温かな空気感。
DIGMOLEには、ほかではなかなか出会えない“ちょっと特別な肉時間”が流れています。
住所:福岡市中央区高砂1-15-27 1階
アクセス:薬院駅より徒歩9分
営業時間:ランチ11:30~15:00/ディナー20:00〜翌3:00
定休日:水曜日
Instagram:@digmole419
今回紹介した3店は、それぞれ異なるスタイルで“肉のおいしさ”を楽しめるお店ばかり。
定食でしっかりスタミナをつけたい日には「大衆食堂うっちゃり」、いつもとはひと味違う肉料理を味わいたい日には「DIGMOLE」、そして上質な焼肉と銀しゃりを堪能したい日には「銀しゃり焼肉 直球 薬院本店」へ。
薬院・白金・高砂エリアには、気分やシーンに合わせて選べる個性豊かなお肉スポットが揃っています。
夏本番を前に、頑張る自分へのご褒美に。おいしいお肉でしっかりスタミナをチャージしてみてはいかがでしょうか。











