庭園デザイナー
石原和幸
長崎市生まれ。22歳で生け花の本流『池坊』に入門。以来、花と緑に魅了され生花の路上販売から店舗販売、そして庭造りをスタート。その後、苔を使った庭で独自の世界観が「英国チェルシーフラワーショー」で高く評価されこれまで14回出展し計11個の金メダルを受賞。エリザベス女王より「緑の魔術師」と称される。全国で庭と壁面緑化など緑化事業を展開し環境保護に貢献すべく活躍中。

フクリパデザイン1

フクリパデザイン2

フクリパデザイン3

フクリパデザイン4

福岡のまちに、“日本一の園芸店”を作りたい!

唐突ですが、僕は今年で63歳になりました。時々、「あとどのくらい走れるかな?」「何ができるかな?」と柄にもないことを考えることがあります。僕にはまだまだ夢があります。やりたいことがたくさんあります!

植栽面積が狭い都心で、彩りのある立体的「壁面緑化」を実現!キャンバスは建物の壁、植物を絵具に見立てる。

進学や就職、異動など何かと変化が多いこの時期。福岡では身の回りの環境だけでなく街並みも日々変わっていっています。今回は、その変化に伴う花と緑の提案と、イベントが無事に終わったので、そのご報告をしたいと思います。

この春も「一人一花スプリングフェス」が開催されます!

暖かくなり、皆さんも色んなところで春を感じられるのではないでしょうか。そこで今回は、福岡市で3月27日より開催が予定される「一人一花スプリングフェス」の紹介を中心に、お花の魅力やその可能性を考えてみたいと思います。

福岡の街は、“園芸文化”をより一層発展させる可能性を秘める!

「1月は行く」、「2月は逃げる」「3月は去る」という言葉を耳にします。1~3月は年度末に向けて1年間のまとめ等を行うために、月日が足早に過ぎてしまうことを例えた言葉です。花や緑もこの寒い時期に栄養をしっかり蓄え、春の開花や芽吹きに向け準備をしているところです。皆さんも来る春に向け準備を整えてください。

地球環境を守り、限られた資源を大切にする。この考えを、花壇づくりに活かす!

新型コロナウイルスの感染拡大で在宅時間が長くなり、家での過ごし方が見直される一方で、SDGs(持続可能な開発目標)推進で持続可能な消費についても社会的な関心が高まっています。そこで今回は、「在宅での花や植物との付き合い方」と「フラワーシティ福岡を目標とする上で、地球環境を破壊せず、限られた資源を大切にするためには!?」 をテーマに考えてみたいと思います。

人との出会い。そこから新たな可能性が生まれる!

今年(2020)9月1日、福岡市の「一人一花運動」アンバサダーに就任させていただきました。最終目標は「フラワーシティ福岡」なのですが、その過程で一人一花運動のPRや担い手づくりなど、福岡の魅力のさらなる向上に寄与しようと考えています。ただ街を変えるほどの壮大なプロジェクトなので、しばしば悩んだりすることもあります。

「夢の花屋をつくりたい」。再チャレンジで福岡・天神西通りへの出店を実現する!

将来女の子がなりたい仕事と言えば、必ず上位に入るくらいに花屋が憧れの仕事だった時代がありました。ただ花屋というのは大変な商売です。花の消費が減少している昨今では、毎年個人経営の花屋が全国で休廃業し、少なくなっていっているのが実状です。ただ僕は花が好き。花がないと生きていけません。20代のころには全国に80店舗もの花屋を展開して失敗しました。ですが、もう一度花屋の出店にチャレンジしたいと常々考えていました。

逆転人生!「花のパワー」を信じて。そこに感動も生まれる

「フラワーシティ福岡の実現」-- を目標に掲げる世界的庭園デザイナーの石原和幸さん。そもそも石原さんってどんな人なんだろう?  今回はこれまでの波乱万丈な半生と過去の印象的なエピソードに加えて、石原さんが信じる”花の持つパワー”についても語っていただきました。

花と緑の文化を、福岡の街に根づかせていきましょう!

福岡を“世界一のフラワーシティ”にするためには、どのような方法があるのか。庭園デザイナーの石原和幸さんに、現実と妄想の狭間でイメージを膨らませつつ、花と緑を通して福岡や九州の魅力を毎月発信していただきます。今回は、全国で様々な庭を造っている経験から、花や緑の文化を根づかせるためには、どうしたらいいかを考えていただきました。

TOP