【石原和幸の夢コラム】

地球環境を守り、限られた資源を大切にする。この考えを、花壇づくりに活かす!

新型コロナウイルスの感染拡大で在宅時間が長くなり、家での過ごし方が見直される一方で、SDGs(持続可能な開発目標)推進で持続可能な消費についても社会的な関心が高まっています。そこで今回は、「在宅での花や植物との付き合い方」と「フラワーシティ福岡を目標とする上で、地球環境を破壊せず、限られた資源を大切にするためには!?」 をテーマに考えてみたいと思います。

人は土いじりや自然と触れあうことを本能的に求めている

 
僕は福岡のLove FM「Top of the Morning」という番組内でガーデンコーナー(毎週木曜日午前9時20分~)を担当させてもらっていますが、この番組の中では花や植物についてたくさんの質問やメッセージをいただいています。昨年は新型コロナウイルスの流行で在宅時間が長くなったこともあって、「ガーデニングに目覚めました!」という声をたくさんいただきました。
 
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きっと土をいじったり自然と触れあったりすることを本能的に求めていたのだと思います。ガーデニングには、育てる喜びや自然を感じて癒されたりすることの他にも役割があると僕は感じています。
 

季節の花々を植える筆者

皆さんは、“家庭”という文字をもちろんご存知ですよね。辞書で調べると、「夫婦・親子などの関係にある者が生活をともにする小さな集団。また、その生活する所」とあります。
 
今この文でも、当たり前のように “かてい” と読んでいると思います。実はこの “かてい” という文字ですが 、「家」と「庭」で成り立っているのです。見れば分かるのですが、意外と一文字に分けて意識して見られた方は少ないのではないでしょうか?
 
 

庭は、家族にとってのコミュニケーションツールである

 
僕は家を建てられたお客さんには、この「家庭」という文字を挙げて「家を建てたら庭を作らないと本当の“家庭”はできませんよ」 という話しをします。
 
それは、勝手ながら庭(花や植物)が家族にとってのコミュニケーションツールになると考えているからです。
 
例えば、ツバキやサクラ、サルスベリなど花が咲く木が植わっていれば、「花が咲いたね」とか、蜜を吸いに鳥や蝶がくるなど、季節折々の庭の変化で会話も生まれます。
 
また、育てるのが簡単なハーブ類をお庭に植えていたらどうでしょうか。 ハーブは料理やカクテルにも活用できますよね。
 
福岡は海岸線も長く糸島半島など釣りが楽しめる所がたくさんあるので、お父さんが釣ってきた魚にローズマリーを使って料理をしたり、ミントでモヒートを作って夫婦で飲んで語り合ったりするなどして、家族間のコミュニケーションも深まっていくのではないでしょうか。
 

では、「庭がある戸建て住宅しか “家庭” はできないのか?」と言われそうですが、そんなことはありません。マンションでもプランターを使ってベランダガーデンはできますし、室内でも栽培セットを使ってインドアガーデンができます。
 

花や緑を家族の中心に置いてもらい、その成長や変化に気づき料理や趣味などに取り入れることで、こんな世の中だからこそ、素敵な家庭を作ってもらいたいと思っています。
 
 

ある人にはゴミと判断される物でも、別の人が見れば宝物にもなる

 
2020年に、もう一つ関心を集めたのが、SDGs推進エシカス(環境、社会、人に対して思いやる気持ちを持つこと)・サステナブル(暮らしを維持していくこと)など持続可能な消費についてでした。12月のニュースで、メルカリ・ブックオフ・カジタスの3サービスが連携し、年末大掃除シーズンに合わせ「捨てない大掃除プラン」を提供開始したと報じました。
 
簡単に言うとすぐに物を捨てるのではなく必要とする人に繋げ、循環型社会の実現と環境問題の解決に寄与するということです。実は僕も庭づくりをする際に、演出用の小物などはリサイクルショップなどで探すことがあります。新しい物より古い物が庭づくりにはしっくりきます
 
見る人によってはゴミと判断される物でも、別の人が見れば宝物にもなります。このSDGsの目標の一つでもある、「つくる責任・つかう責任」である持続可能な消費の考えを花壇づくりに活かしてはいけないでしょうか
 
 
 世界を変えるための17の目標

環境にも優しく住みよい福岡を目指しましょう!

 
これまでのコラムでも何回も伝えてきましたが、福岡市では一人一花運動を行っており将来的に花いっぱいの美しい街並みを目指しています。最近では街路花壇にもずいぶんと花が増えてきました。そう、お花は増えてきたのですが…、ただ同じような単調な花壇で、個性や面白味が欠けているのではないか、そう僕の目には見えます。
 

「一人一花」のプランター


アートな街路花壇

場所にもよるのでしょうが、遊び心のある花壇があっていいですよね。では、どうしたら個性的で面白味のある花壇になるでしょうか?
 
例えば流木や割れた壺なんかを置いて花を植えるだけでもアート感が出て雰囲気はガラリと変わります。
 
流木でいうと、海岸に落ちたままにしていればただの漂流物ですし、逆に拾って花壇に使えば、海岸はキレイになり花壇もグレードアップします。また使わなくなった長靴に土を入れてプランターにするなどアイデア次第で、環境にも配慮した新たなスタイルの花壇が作れます
 

長靴が植木鉢になる

ただ一つ間違うと街並みにそぐわない物になる危険性もあるので、作り手のレベルアップや教育の場というのも必要になってくると思います。


遊び心を感じさせる面白花壇
 
「フラワーシティ福岡」の実現に向けて、ただキレイなだけではなく、環境にも優しく住みよい福岡を目指して一歩一歩前進して行きましょう!
 

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庭園デザイナー
石原和幸
長崎市生まれ。22歳で生け花の本流『池坊』に入門。以来、花と緑に魅了され生花の路上販売から店舗販売、そして庭造りをスタート。その後、苔を使った庭で独自の世界観が「英国チェルシーフラワーショー」で高く評価されこれまで14回出展し計11個の金メダルを受賞。エリザベス女王より「緑の魔術師」と称される。全国で庭と壁面緑化など緑化事業を展開し環境保護に貢献すべく活躍中。

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