【石原和幸の夢コラム】
「かしいかえん」の想い出を皆さんの心に刻み込んでもらいたい
今年いっぱいで福岡市の象徴的な施設が、長い歴史に幕を閉じようとしています。それは市内で唯一の遊園地である「かしいかえんシルバニアガーデン」(福岡県福岡市東区)です。1939年(昭和14年)に「香椎チューリップ園」として開園し、83年もの間、花と共に多くの家族を楽しませ、想い出を作ってくれた歴史ある施設なのです。
- 庭園デザイナー
- 石原和幸
- 長崎市生まれ。22歳で生け花の本流『池坊』に入門。以来、花と緑に魅了され生花の路上販売から店舗販売、そして庭造りをスタート。その後、苔を使った庭で独自の世界観が「英国チェルシーフラワーショー」で高く評価されこれまで14回出展し計11個の金メダルを受賞。エリザベス女王より「緑の魔術師」と称される。全国で庭と壁面緑化など緑化事業を展開し環境保護に貢献すべく活躍中。
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