1. めんたいフランスのクオリティが、やけに高い
福岡に来て「めんたいフランス」を食べて、「え、これなんでこんなに美味しいの?」と思った経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか?
その答えは実にシンプルで、パンと明太子、それぞれの“本気”が掛け合わさっているからだと私は思っています。
福岡は、全国でも有数の“パン激戦区”。おしゃれなベーカリーから老舗の名店までが揃い、職人たちは日々切磋琢磨しています。バゲットひとつとっても、香ばしさ、歯ごたえ、しっとり感など、そのレベルの高さは群を抜いています。
さらに、福岡は言わずと知れた日本一の明太子の生産地。質も種類も豊富で、ベーカリーがオリジナルの明太バターやソースを開発する土壌もあります。
つまり、職人の技 × 明太子のクオリティ = めんたいフランス最強説、というわけです。
そのため、「1本で満足するつもりが、結局“またあの店のが食べたい”ってなる中毒性」、「買ってすぐ食べようとしたら、紙袋がじんわりバターで透けるご褒美感」など、めんたいフランスにまつわる、地元民あるあるも豊富です。
2. ローカルパンが根強い人気
新しいパンが次々と登場する昨今、福岡では昔ながらの“ローカルパン”が今もなお幅広い世代に愛され続けています。
福岡に本社を構える老舗メーカー「リョーユーパン」は、福岡のスーパーやコンビニでもおなじみで、まさにローカルパンの象徴的存在です。
「マンハッタン」を筆頭に、「銀チョコ」「牛乳サンド」「ヤキリンゴ」は、多くの福岡人の記憶に残る“青春の味”です。
「買うつもりはなかったのに、レジ前でつい手が伸びてしまう…」というのも地元民あるある。
人気の理由は、昔ながらの「変わらない美味しさ」を守り続ける一方で、季節限定のフレーバーを展開するなど、若い世代の心をつかみながら、時代に合わせて進化を続けているからです。
テレビCMやマスコットキャラクターも、今や日常の一部といえるでしょう。
3. パンに関するイベントが頻繁に開催されている
福岡は今、“パンの街”として全国から注目を集めています。
そのため、福岡市内では毎月のようにパンフェスやパンマルシェが開催されており、週末になるとパンイベントをはしごする人が出るほど、地元民や観光客からも高い人気を集めています。
その背景には、福岡に数多くある“個性派ベーカリー”の存在があります。そうした人気店や有名店もイベントに参加しており、イベント自体の質が高まることでリピーターが続出しているのです。
そもそも、福岡は美味しいものへのアンテナが高い人が多い土地柄。日常的に「次はどこのパン屋を試そうか」とチェックしている“パンマニア”も少なくありません。
さらに見逃せないのが、福岡市の“コンパクトシティ”という特徴。
天神や博多といった都心部からイベント会場となる公園や商業施設へのアクセスが非常に便利なため、買い物や仕事の合間に立ち寄れるのも福岡あるあるです。
4. ドーナツ屋に大行列ができがち
最近の福岡では、話題のドーナツ専門店に平日でも長蛇の列ができる光景が珍しくありません。
このブームの大きなきっかけとなったのが、福岡の有名ベーカリー「アマムダコタン」が手がける「I’m donut ?」の存在です。東京・中目黒での大行列が話題となり、2022年に福岡・天神へと上陸しました。
もっちりとした“生ドーナツ”を求めてできる行列は、ニュースやSNSでも話題となり、現在もその熱は冷める気配がありません。
もう一つの理由は、海外発の人気ブランドが次々と福岡に上陸していることです。カラフルでポップな見た目の“映え系”や、グルテンフリー・オーガニック素材にこだわった“ヘルシー系”など、個性豊かなラインナップが人気を集めています。
そもそも福岡は、新しいトレンドや食文化に非常に敏感な街。「行ってみたい」「食べてみたい」という熱量が、すぐに行動へとつながるのも、福岡人あるあるです。
福岡市中心部では、コーヒースタンド併設型の店舗やテイクアウト専門の路面店も増加しており、ドーナツは「気軽で身近なご褒美スイーツ」として定着しつつあります。
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福岡を訪れた際は、ぜひ福岡ならではのパンを味わってみてください!
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