【福岡観光1日モデルコース】緑いっぱいの山の手エリアを散策!薬院大通〜福岡市動植物園〜小笹

福岡市内の散策が楽しいエリアをモデルコースで紹介していますが、いよいよ福岡の山の手、高級住宅街に入ってきました。福岡市動植物園をはじめとして、公園いっぱい、緑いっぱいのこのエリアは、住んでみると心も穏やかに、豊かになりそう。暑い時期は、適宜バスを利用して散策してみましょう。

【薬院大通】から出発!福岡市内で一番の注目エリア

福岡市の繁華街といえば、天神・大名、博多駅ですが、都市には中心部から広がるところに、個性的で魅力的なショップや飲食店が連なるエリアがあります。

 

天神・大名の南側に今泉、警固、さらに南にある薬院、薬院大通、白金エリアはまさにそれ。

 

感度の高い個店やカフェ、グルマンが通う隠れ家的な店があちこちに点在していて、目移りがしてしまいます。気になる方は、薬院エリアをじっくり散策してみてくださいね。

 

さて、福岡の山の手エリアへのプチトリップに出かけましょう。

 

西鉄天神大牟田線、福岡市地下鉄の「薬院駅」からも行けますが、今回は福岡市地下鉄七隈線の「薬院大通駅(動植物園口)」から出発します。

 

 

なぜって、駅に降りたときから、いたるところに動物たちがいて、歓迎されているような気分になれるからです。2番出口から出てスタートです。

 

 

夏の大変暑い時期は、薬院大通バス停から、「動物園前」を通るバスを利用してもいいですね。

【浄水通り】を歩く!散策も楽しい閑静な住宅街

私の小さな頃から「浄水通り」のイメージは高級住宅街で、ゆとりのある人の暮らしがあるイメージです。

 

 

緑に囲まれたゆるやかな坂道の両脇には、教会や洋菓子店、フラワーショップなどが点在しています。こちらでは手土産もゲットできるカフェ、レストランを紹介したいと思います。

 

 

■REC COFFEE浄水テラス店

 

REC COFFEE(レックコーヒー)は、福岡市内に6店舗と東京に2店舗、そして台湾に2店舗を展開する、福岡生まれのコーヒーショップ。

 

薬院大通駅から徒歩3分の「福岡浄水テラス店」では、本が並ぶ店内でのイートイン、テイクアウトができます。

 

「食べるカフェラテ」をコンセプトにした、新しいコーヒー和菓子「ラテもなか」は、手土産としてもおすすめです。

 

▼▼詳細はこちらの記事をご覧ください
https://fukuoka-leapup.jp/gourmet/202302.1114

 

【REC COFFEE 浄水テラス店】
■住所: 福岡市中央区薬院4-13-60-1F [MAP]
■アクセス: 薬院大通駅から徒歩3
■TEL: 092-982-7431
■営業時間: 月〜金8:0020:00、土日祝9:0020:00
※最新の営業時間は店舗に要確認
■定休日: なし
■公式Instagram: @rec_coffee

 

 

■る・せるくる

 

浄水通りの洋菓子といえば「る・せるくる」を思い出します。タルトとキッシュの専門店で、創業は1997年なので、まさに私の若い頃から楽しませていただきました。

 

ゆっくりと落ち着ける喫茶コーナーで食事すると、リッチな気分になります。タルトはバラエティ豊かで、どれにしようか迷ってしまいますが、旬のフルーツを使ったタルトは季節を感じることができます。

 

▼▼詳細はこちらの記事をご覧ください
https://fukuoka-leapup.jp/gourmet/202302.1118

 

【る・せるくる】
■住所: 福岡市中央区浄水通5-3 [MAP]
■アクセス: 薬院大通駅から徒歩10分
■TEL: 092-523-8868
■営業時間: 9:00〜18:00
※最新の営業時間は店舗に要確認
■定休日: なし
■詳細はこちら@le_cercle_1997

 

 

【福岡市動植物園】生き物と緑の楽園

「福岡市動物園」「福岡市植物園」(動物園と植物園は中で繋がっています)を囲むように広がる約28haの自然林を中心とした一帯が「南公園」です。

 

南公園の展望台からは福岡市内が一望できる

 

小高い丘(山)のようになっていて、四季折々、穏やかな風情をみせてくれます。福岡市動物園正面入り口横、赤レンガに縁取りされた250段の階段は春の桜も見事。ウォーキングや散策にも最適です。

 

 

 

■「福岡市動物園」大人も自然の生態に興味津々!

自分の小さなときも、そして私の息子を連れて本当によく通っていた福岡市動物園。一年に数回は行っていたので、自分が過ごしてきた年代ごとに思い出があります。

 

「子どものころは、動物園に入ってすぐに汽車に乗っていたなあ」とか、個人的には「マレーバクが好きだ」とか。

 

この地に誕生したのが1953年から。動物たちと人にやさしい園にしようとエリア単位で段階的にリニューアルを進めているそうです。

 

まずは、2018年に新しくなった動物園正門のエントランスから入ります。

 

動物園正門のエントランス

 

チケットを購入してすぐの「動物情報館ZooLab」からもう楽しいです。こども向けにわかりやすく説明がありますが、最新のデジタル技術や映像を使った展示もあり、大人でも楽しく動物に詳しくなれるのです。

 

そう、この動物園は、大人でもじっくりみていくと、動物のこと、世界の自然環境や生態系を自ずと知ることができるのでおすすめです。

 

動物情報館ZooLab

 

動物園内は、大きく北園、南園、アジア熱帯の渓谷エリアと3つのエリアに分かれており、どのエリアから先に行っても、連結して楽しめるようになっています。

 

動物園から植物園に行こうと思う方は、先に植物園から離れた北園から行くといいでしょう。

 

この標識が各所にあるので、迷うことなく次のポイントを目指せます

 

私自身も思えば、北園からスタートしていました。まずは、放鳥舎でフラミンゴなどをみて、シマウマや大好きなマレーバク。

 

鳥を間近に見られる放鳥舎

 

そしてサル山で、サルの営みをのんびりとしながら見るのが定番のコースです。キリンも悠然としている雰囲気がいいですよ。

 

(左)キリンはいつみてもなんかかっこいい!:福岡市動物園提供、(右)サルたちの日常を垣間みるのが楽しい

 

次は南園へ。注目は20221月にリニューアルしたペンギンエリア。大きく広がる水槽を下から見上げる形で、ペンギンのダイナミックな動きを間近に見ることができます。

 

 

陸上のよちよちした感じと、水の中のスピーディーさのギャップが面白いというか、ペンギンに興味津々です。

 

 

南園には、ライオンやトラ、カバなどたくさんの動物がいますが、「こども動物園」でモルモットと触れ合えたりもできます。

 

カバの近くに、昔よく乗った豆汽車が展示され、観覧車やレトロな遊戯施設があり、私の個人的な思い出があふれてきて、外せないスポットです。

 

(左上)こども動物園でふれあえるモルモット:福岡市動物園提供、(右上)こども動物園付近のレッサーパンダ:福岡市動物園提供、(左下)豆汽車の展示、(右下)小さな子供でも乗れる観覧車、メリーゴランドなどレトロ感も満載

 

さて、次は「アジアの熱帯渓谷エリア」です。2013年にリニューアルした比較的新しいエリアで、森で暮らすヒョウを間近に見られたり、楽しい仕掛けがいっぱいです。アジアエリアガーデン(休憩所)は、「アジア熱帯の渓谷エリア」全体や都心部が一望できるスポットです。

 

「アジアの熱帯渓谷エリア」は屋内でのんびりと観察できます

 

ここでは地味ですけど見逃してほしくないのが「は虫類舎」の前のクイズ看板です。もちろん苦手な方以外は、ひんやりとした雰囲気もあわせて楽しんでください。

 

「は虫類舎」の前のクイズ看板

 

園内には、食事ができるレストランも。福岡の食材を使った料理が楽しめる「カフェラソンブレ」では濃厚なソフトクリームをいただきました。窯で焼き上げるピザも美味しそうでした。隣接して、ギフトショップもあります。

 

 

【福岡市動物園】
■住所: 福岡市中央区南公園1-1 [MAP]
■開演時間: 9:00〜17:00(入園は16:30まで)
■休園日: 月曜(祝日の場合は翌日)、年末年始(12/291/1) ※3月の最終月曜は開園
■詳細はこちら: https://zoo.city.fukuoka.lg.jp/zoo/

 

 

■「福岡市植物園」大人の楽園でライフスタイルの学びの場

福岡市植物園は、植物を愛でるだけでなく、自分たちのライフスタイルにとりいれたい花や緑を改めて発見する、暮らしを取り入れる体験ができる、そんな場なような気がします。

 

1980年にオープンし、リニューアルを重ねてきた植物園は、大人になってからよく通っていました。年齢を重ねた方が花や植物に関心が高まるというか、すべてが興味深い!

 

20233月には、福岡市がすすめる一人一花運動の拠点である植物園のシンボルとして、「ボタニカルライフスクエア」がオープンしました。360度植物に囲まれたロケーションってなかなかないです。

 

 

ここでは、緑のある空間や生活の良さを感じてもらい、花や緑のあるライフスタイルの発見、発想、発信を生み出す施設として、植物関連に限らず、様々なワークショップや体験講座、展示会等が頻繁に開催されているので、HPをチェックしてみてね。

 

 

▼詳細はこちらの記事をご覧ください
https://fukuoka-leapup.jp/city/202303.1247

 

植物園にはいくつもお気に入りのスポットがありますが、その一つがバラ園。多種多様で、名前の由来などをみていると、一つ一つにストーリーがあります。美しいたたずまいにもうっとりします。

 

 

そして、私がもっとも好きなのが「温室」。世界各地の植物にあふれていて、秋冬は特に温かく、世界を旅したような気分になります。

 

 

休憩や食事は「展望台カフェ」へ。窯焼きのピザやパスタ、カレーが美味しそうでした。今回はコーヒーフロートに。テラス席からは眺めもいいです。

 

 

【福岡市植物園】
■住所: 福岡市中央区小笹5-1-1 [MAP]
■開演時間: 9:0017:00(入園は16:30まで)
■休園日: 月曜(祝日の場合は翌日)、年末年始(12/291/1) 3月の最終月曜は開園
■詳細はこちら: https://botanical-garden.city.fukuoka.lg.jp/

 

▼▼こちらもおすすめ!福岡市「夜の動植物園」
https://fukuoka-leapup.jp/tour/202308.12539

【小笹】山手をさらに登って注目の小笹エリアへ

 

植物園から帰ろうと思うとそこは「小笹」エリア。私の小笹のイメージは、緑に囲まれた、車を乗りこなす方が住むところというものだったのですが、バスの便利もよくなり、大変暮らしやすいエリアだということがわかります。

 

▼▼詳細はこちらの記事をご覧ください
https://fukuoka-leapup.jp/city/202306.8452

 

■小笹中央公園

 

なんといってもこの圧倒的な緑、程よい自然がいいですね。小笹中央公園まで歩いたのですが、球技ができる公園が近くにあるっていいです。

 

▼詳細はこちらの記事をご覧ください
https://fukuoka-leapup.jp/city/202306.8452

 

【小笹中央公園】
■住所: 福岡市中央区小笹4-11 [MAP]

 

ひとしきり福岡市動植物園を楽しんだ〆は、街歩きの最後に寄りたい小笹エリアのカフェをご紹介します。

 

 

■FUK COFFEE ROASTERY(フックコーヒー ロースタリー)

 

福岡屈指の人気コーヒーショップ「FUK COFFEE」が手がけるグループ初のロースタリーカフェ。

 

小笹バス停から徒歩30秒ほどの「FUK COFFEE ROASTERY(フックコーヒー ロースタリー)」では、店内で自家焙煎しているコーヒー(=ロースタリー)がいただけます。

 

巨大な焙煎機で、焙煎されたスペシャルなコーヒーとスイーツを街歩きの〆にいただくのもおすすめです。

 

▼詳細はこちらの記事をご覧ください
https://fukuoka-leapup.jp/gourmet/202306.8676

 

【FUK COFFEE ROASTERY(フックコーヒー ロースタリー)】
■住所: 福岡市中央区小笹1-12-14 [MAP]
■営業時間: 13:00 ~ 18:00
■TEL: 092-533-0600
■定休日: 水曜日・日曜日
■詳細はこちら@fuk.coffee_roastery

 

 

■Eve coffee(イブコーヒー)

 

一年中クリスマス!がコンセプトのカフェ「Eve coffee(イブコーヒー)」。

 

福岡市動植物園の西側から小笹方面に抜ける「大休山通り」沿いのマンションの1階にあり、目の前は、小笹団地東門停の目の前です。

 

クリスマスの装飾がされた店内、クリスマスのBGMそして、クリスマス定番スイーツのシュトレン、自家焙煎のコーヒーで、ホッとするひとときを。

 

▼詳細はこちらの記事をご覧ください
https://fukuoka-leapup.jp/gourmet/202307.8848

 

【Eve coffee(イブコーヒー)】
■住所: 福岡市中央区小笹5-22-32 B1-A [MAP]
■営業時間: 14:30~22:00(日曜日・祝日は19:30まで)
■TEL: 080-2798-2404
■定休日: 月曜日
■詳細はこちら@evecoffee.s.k

 

 

「クオリティオブライフ」を実感する山の手エリア

コロナ禍を経てなおさら、「緑と公園」って、人間の生活の質に大きくかかわってくると思います。今回は、この穏やかな自然の中で、充実感あふれる毎日を過ごせるって素敵だと感じるエリアでした。「訪れてよし」でもある山の手・小笹エリアで、ゆったりと遊んでみませんか。

 

 

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>>https://fukuoka-leapup.jp/tour/202305.5100

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編集者
帆足 千恵
福岡のタウン情報誌の編集者として1990年代から海外30カ国、60エリアを取材し、世界の旅行情報を発信。2001年より外国人旅行者向けの編集制作や企画、調査、マーケティング、プロモーションを行い、九州インバウンドのパイオニア的な存在。2020年4月 海外旅行情報サイトを公開予定。

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