ボタニカルライフスクエアって?
一人一花運動(※)の拠点である福岡市植物園において、360度植物に囲まれたロケーションを活かして、緑のある空間や生活の良さを感じてもらい、花や緑のあるライフスタイルの発見、発想、発信を生み出す施設です。
一人一花運動の拠点としてできたボタニカルライフスクエア
オープニングセレモニーで挨拶をした福岡市の髙島市長
髙島市長
そして、ひとつの企業がひとつの花壇をみていただければ、企業の数だけ1年を通して、きれいな整備された花壇がいっぱいになります。
結果、福岡市内には本当にたくさんの花が増えたなと感じます。この場所では、毎年秋に一人一花運動の中心的なイベント「一人一花サミット」を開催し、特設の大きなテントをたててボランティアの皆さんや一人一花運動で中心的に動いていただいている皆さんに集まっていただき、一緒に意見交換をしたりしてきました。
その場所に、今回ボタニカルライフスクエアができました。
行政が主催する1年に1回、もしくは2回のイベントの時だけではなく、市民の皆さん同士がここで花に関するいろんなイベントを開催したり、年間を通して一人一花運動の拠点になる場所をつくろうということでできたのがこのボタニカルライフスクエアです。
植物園をきっかけに、もっともっと花と緑であふれる福岡市に
ボタニカルライフスクエアの使い方や今後の未来について語る髙島市長
髙島市長
例えばここでユニークベニューのようなおもてなし、様々なイベントや会を開催したりと、ぜひ多くの皆さんにいろいろなカタチで利用していただいて、植物園でたくさんの花に触れるきっかけになればいいなと思っています。
この場所がたくさんの皆さんに愛されて、そして一人一花運動の拠点としてここを中心に、福岡市中に、たくさん年中を通してきれいなお花や緑であふれることを願っています。
植物園閉園後もイベントができる、“柱がない”ホール
■ボタニカルライフスクエアの特徴
ボタニカルライフスクエアは他に類を見ない個性的な建築物です。主な特徴は次の3点です。
1つ目は、ガラスを多用していて視認性が高い点です。ホールの活動が外から見えるとともに、ホールの中からは植物園の緑に囲まれた感覚を楽しめます。
2つ目が、広い開口部によって芝生広場と一体的なつながりをもって利用できる点です。
3つ目が、屋根が木を組み合わせたレシプロカル構造という特殊な構造を採用している点です。ボタニカルライフスクエアを見上げると、木組みの特徴的な形状を目にすることができます。
■ボタニカルライフスクエアの利用
ボタニカルライフスクエアは花やみどりの活動はもちろん、植物園という環境をいかしたイベント等に利用でき、利用時間は植物園の開園時間はもちろん、それ以外の時間帯も利用することができます。
イベント等の利用がない時は、休憩等に利用でき、飲食の持ち込みも可能です。
福岡市の中心地にあり、1年を通して四季折々の植物が楽しめる福岡市植物園。
今回新たにボタニカルライフスクエアがオープンしたことで、植物園を会場にしたイベントが増えたり企画したりと、福岡市民の私達もより身近に植物園を感じることができそうです。
自然の中で催されるイベントが増えるのは、今から楽しみですね。
※一人一花運動とは
市民・企業・行政一人ひとりが、 公園や歩道、会社、自宅など、福岡市のありとあらゆる場所での花づくりを通じて、人のつながりや心を豊かにし、まちの魅力や価値を高める、花によるまちづくりを目指す取り組み、それが『一人一花運動』です。
【福岡市植物園】
■住所: 福岡市中央区小笹5-1-1
■開演時間: 9:00〜17:00(入園は16:30まで)
■休園日: 月曜(祝日の場合は翌日)、年末年始(12/29〜1/1) ※3月の最終月曜は開園
https://botanical-garden.city.fukuoka.lg.jp/
【ボタニカルライフスクエア】
■(問い合わせ) 公益財団法人 福岡市緑のまちづくり協会
■住所: 福岡市中央区小笹5-1-1 福岡市植物園緑の情報館内
■電話: 092-260-8817
https://midorimachi.jp/botanical/
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