【福岡観光完全ガイド】福岡・博多を遊び尽くす2泊3日のモデルコース決定版 ~糸島から海の中道~

福岡の観光専門家による、福岡観光完全ガイドです。買い物と食事以外にも人気の観光地をご紹介します。 福岡タワーとグルメだけではない観光の楽しみ方は必見です。ぜひ、福岡・博多への旅行の参考に!

■福岡観光は、福岡タワーとグルメだけではない!

博多湾をぐるりと囲む福岡市は、都心部の西に東に遊びどころ満載のスポットがあります。「福岡にきたら、福岡タワー行って、美味しいもの食べる1泊2日で十分だな」と思っているみなさん!

今回は、福岡の2泊3日以上満喫モデルコースを、腕によりをかけて紹介。一年を通して利用できるうえに、公共交通機関で行ける方法を紹介します!

■福岡のウエストコースト「糸島エリア」の楽しみ方。

福岡市都心部から福岡タワーがあるももち浜エリアからさらに西へ。福岡市西区の今宿、北崎エリアからお隣の糸島市へ足を伸ばしましょう。博多駅から車で50分と近く、ドライブが快適ですので、旅行者ならレンタカーを利用するのもおすすめです。
 
豊かな自然と福岡都心部に近い環境などから移住先として、全国的にも有名になった糸島市。美しいビーチやカフェ、雑貨店、アーティストの工房などが点在します。

海岸から約50mの海中に白い鳥居と、長さ約30mの大注連縄(おおしめなわ)でつながれた夫婦岩がある「桜井二見ヶ浦」は、マストで訪れたいスポット。

この周辺にもおしゃれなカフェやレストランがいっぱいあります。「ジハングン」などのインスタ映えスポットや、野北の海岸ではサーフィンやSUPを楽しむ人も多いです。

桜井二見ヶ浦
■住所: 糸島市志摩桜井 [MAP]
■TEL: 092-332-2080
■詳細はこちら
>>【糸島エリア】ドライブで立ち寄りたい!“ひんやりスイーツ”スポット6選

食のおすすめはココ!

私には「糸島に行ったらココ」というイメージがあります。1990年、糸島が今のように有名になる前にオープンし、糸島ドライブのときは立ち寄っていた「サンセット」です。目の前に海をみながら、美味しいメニューの数々を味わいます。


タコライスセット(1,518円)


ジャークチキンプレートセット(1,485円/ドリンク付1,815円)

私のおすすめはタコライスセットやジャークチキンプレートセット。そして、みんなで作り上げる伝説の「サンセット・ライブ」も、開催されたら必ず行きますよ。

【サンセット】
■住所: 福岡市西区西浦284 [MAP]
■TEL: 092-809-2937
■営業時間: 11:00~21:00(L.O20:00)
■定休日: 木曜日、第3水曜日
■詳細はこちら

絶品海鮮丼が味わえる!糸島市の可也山麓のお食事処「はれるや」さんもおすすめ。
糸島市志摩御床に2019年4月にオープンしました。
人気のランチメニューは、ボーリュームたっぷりの鉄板ハンバーグ定食(1,100円)に、魚南蛮定食(920円)、そして、海鮮丼。
1番たくさんの種類の海鮮がのった大波海鮮(1,580円)が特に人気です。

▶くわしくはこちらの記事をチェック
【はれるや】
住所:福岡県糸島市志摩御床 293
電話番号:092-338-8189
営業時間:11:30〜15:00(水曜〜日曜)、18:00〜22:00(金曜〜日曜)
定休日:月曜、火曜
Instagram:@hallelujah.1017

多くのカフェが立ち並ぶ福岡市西区小田のサンセットロード沿いに位置するその名も「絶景カフェ」さんも人気。
店内一面に広がる窓からは糸島の有名な観光地「夫婦岩」も見ることができます。
すべて窓側席なのでどこに座っても、景色を楽しめます。
糸島の食材をふんだんに使用したピザが人気です。

▶くわしくはこちらの記事をチェック
【絶景カフェ】
■住所:福岡県福岡市西区大字小田2195-3
電話番号:092-809-1155
営業時間:11:00~サンセット
定休日:不定休
Instagram:@zekkeicafe 

宿泊のおすすめはココ!

福岡市西区北崎にあるキャンプ場「唐泊ヴィレッジ」。手ぶらで楽しめる「インスタントハウス」や「シブレーテント」に、バーベキュー+朝食+飲み放題(9,000円)のプランもあるので、旅行者にも便利です。プライベートビーチもあり、福岡市内なのに、かなりの秘境感を味わえます。

宿泊者には、毎夜20時〜巨大なテントの中で焚き火を囲みながら、アルコールやおつまみが無料で楽しめるティピバーが無料で楽しめます。

【唐泊ヴィレッジ】
■住所: 福岡市西区宮浦273-1 [MAP]
■総合受付: 080-6781-8727(水曜日、日曜日を除く)
■公式HP: https://www.karadomari.jp/
>>グランピング施設 唐泊VILLAGE取材記事
※2020年11月のオープン当初の取材内容であり、一部変わっている部分があります。

天神・博多駅から公共交通機関で直行!

車を運転しなくても、天神・博多駅から直行バスで、福岡市・北崎糸島・二見ヶ浦へ行くことができるようになりました。2022年7月21日から運行を開始した「ウエストコーストライナー」です。

これまでは「JR九大学研都市」で乗り換える必要がありましたが、これで、車窓を楽しみながら糸島に向かうことができますね。糸島を乗り放題の1dayパスも発売されていて、路線バスとあわせて自由に糸島を楽しむことができます。

ウエストコーストライナー(予約不要)
■時刻表はこちら(昭和自動車)

■福岡のイーストコースト「海の中道エリア」の楽しみ方。

福岡市の東エリア、博多湾沿いに、アイランドシティを経由して北上すると、両側に海が開ける海の中道、そして志賀島へと続きます。

国営公園である海の中道海浜公園エリアでは、四季折々の花々や緑の園内を駆け抜けるサイクリングコース、そして大人も子どもも楽しめる「マリンワールド海の中道」があります。

その先に広がる志賀島は、ぐるりと一周でき、潮見公園や、新鮮な海の幸を味わえる食事処などみどころが多いです。

【国営海の中道海浜公園】
■住所: 福岡市東区大字西戸崎18-25 [MAP]
■TEL: 092-603-1111
■詳細はこちら
>>【福岡・海の中道】体験型リゾートの魅力と進化

ここでおすすめは、2022年3月に海の中道海浜公園に誕生したアスレチック施設「シー・ドラグーン」です。

九州初のアスレチックタワーで、92種類のアスレチックアイテムが揃い、身長100cmからプレイできるキッズコースを備えたものでは国内最大の規模です。体験は怖いという方も、天空回廊からの見晴らしがすてきですよ。

【シー・ドラグーン】
■TEL: 050-5833-8911
■営業時間: 受付9:30〜16:00(施設オープン時間10:00〜17:30)
■定休日: 3月~11月/毎週水曜日、12月~2月/毎週水・木曜日/年末年始(12/31・1/1)・2月の第1月・火曜日 ※春休み・夏休みに関しては定休日なし
■体験料金: アスレチックコース入場料: 大人3,500円・子供2,500円/キッズコース入場料: 1,500/天空回廊入場料: 大人500円1回(4歳以上有料)
■詳細はこちら

食のおすすめはココ!

新鮮な海鮮もいいのですが、大人な読者のみなさんには地元の食材を使った「インザパーク福岡」のレストランを体験してほしいのです。


ディナー時のコースで魚の一品。地元で採れた魚が野菜とあいまって楽しめます


ランチタイムのバターチキンほうれん草カレー(1,400円)

野菜が美味しく、また肉や魚の素材の深い味わいが引き出されています。終日、宿泊者でなくても楽しめ(夜は完全予約制)、サンドイッチやコーヒーはテイクアウトできるので園内でどうぞ。

【レストラン】
■TEL: 092-692-7100 (電話受付時間:10:00〜17:00)
■営業時間: 11:30〜16:00/17:00〜23:00 (夜は完全予約制)
■詳細はこちら

宿泊のおすすめはココ!

これはズバリ「インザパーク福岡」の球体テントです。あたたかな球体に包まれるような感覚を冷暖房完備のお部屋で楽しめます。

その他にグランピング、海を眼前にみるキャビンなどもあります。アクティビティを楽しんで、温浴施設でゆったりと汗を流し、球体テントでリラックスするひとときを。

【インザパーク福岡(INN THE PARK 福岡)】
■TEL: 092-692-7100 (電話受付時間:10:00〜17:00)
■宿泊料金:1泊朝夕2食付 お一人様20,000円~(※グランピングは15,000円~) ※価格改定予定なので、ホームページ参照を
※宿泊の場合は1泊につき入園料450円 (2泊だと、2日通し券で500円!)
■詳細はこちら
>>インザパーク福岡の球体テントに泊まってみた
>>海の中道エリア全体の完全ガイド

海からアクセス!船がおすすめ

天神や博多駅の都心部から路線バスや電車でもアクセスできる「海の中道エリア」。機会があれば、博多埠頭やももち(マリゾン)から出ている船がおすすめです。博多湾を挟んで向かい合うウエストコーストとイーストコーストを体感できるうえ、約20分の船旅は快適ですよ。

■船の場合
・博多埠頭から市営渡船で「西戸崎」へ 約15分
・博多埠頭からうみなかラインで「海の中道」へ 約20分
・ももち(マリゾン)からうみなかラインで「海の中道」へ 約20分

>>次ページは: 福岡2泊3日のモデルコース決定版!

人口増加都市福岡

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福岡市観光といえば、グルメという印象が強いかもしれませんが、都心部の東西には自然溢れる遊びどころが満載なんです!

 

その代表ともいえる街が今回こちらの記事でご紹介した、東区の海の中道海浜公園近辺や、福岡市のお隣・糸島市。

福岡市自体も、他の都市圏に比べると自然が多いといわれていますが、この2つの街は、別格。

南国のような景色や、透明度の高い海、青々と生い茂った山々、色とりどりの花々など…四季折々でさまざまな風景が広がる街なんです。

 

車を1時間ほど走らせれば広大な自然を感じられるというのが、福岡市が住みやすいといわれいる理由のひとつになっています。

 

これから不動産投資をはじめてみたいと考えている方は、そういった着眼点を持つことがひとつのポイントになってくるかもしれません。

 

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編集者
帆足 千恵
福岡のタウン情報誌の編集者として1990年代から海外30カ国、60エリアを取材し、世界の旅行情報を発信。2001年より外国人旅行者向けの編集制作や企画、調査、マーケティング、プロモーションを行い、九州インバウンドのパイオニア的な存在。2020年4月 海外旅行情報サイトを公開予定。

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