1. 最後の博多手一本に、初めて参加する県外の人はめっちゃとまどう
福岡市は九州の主要拠点として発展する都市ですので、多くの企業の支社が設けられています。
そのため、他県から出張や転勤でやって来る人が特に多い場所です。
そんな他県からやって来た人が戸惑うのが「博多手一本」。
宴会などの最後にお偉いさんが「じゃあ、手一本で締めましょう」と言うと、周りのみんなが立ち上がり、突然謎の儀式が開始。
事情を知らない人はただただ戸惑うばかりで、オロオロしている間に終わってしまった…なんてこともあるあるです。
この博多手一本は「よーお」(パンパン)「もひとつ」(パンパン)「祝うて三度」(パパンパン)のリズムで手を打つもので、「異論なし」という合図として、会合の最後などに締めとして行われます。
初めての方が多い時は、一回練習する宴会光景もあるあるです。結婚式でもよくやられるものですので、ぜひ覚えておきたい作法です。
2. コンパクトシティでタクシーで帰れるため、微妙な時間に解散しがち
福岡市は、繁華街からも5km圏内に住居エリアがある日本を代表する「コンパクトシティ」です。
関東では終電を逃すと、ビジネスホテルに泊まったりしないといけないかもしれませんが、福岡市内は、タクシーで帰った方が安いのです。
例えば、天神から人気のエリア西新までは、深夜帯でも1,500円~2,000円以内。もし友達と相乗りなら…と考えるとホテルに泊まるより断然安い。
そんな街なので、つい終電も逃しても「じゃ、タクシーで帰ればいいや!」という考えが多いため、微妙な時間に解散っていうのもあるあるです。
むしろ、最初からタクシーで帰ろうと思って飲みを楽しんでいる人もいるようです。
3. 私的な飲み会は博多時間で、5分遅れくらいで始まる
福岡市で開かれる私的な飲み会は、5分くらい遅れて始まることがよくあります。
集合が7時とするなら、7時ぐらいに集まりはじめ7時5分くらいに始まったりすることもあるある。(公的な行事や会社の飲み会ではなく、あくまでも私的な飲み会時)
それを「博多時間」という人がいますが、本来「博多時間」とは、時間に遅れるルーズなことを意味しているのではないようです。
博多の商家はいつも商売第一で、約束の時間前に訪問すると、そのぎりぎりの時間まで客を迎える準備をしているから相手に迷惑をかける。少し遅れて訪問するのが良いだろうという礼儀を「博多時間」というそうです。
宴会などでも、準備する人たちに気をつかって、立場の偉い人が遅れて行くことも「博多時間」といっていたそう。
「博多時間」は、博多商人から生まれた気づかいの習慣だったのです。
4. 〆はラーメンが定番
福岡で夜のラーメンといえば、屋台を連想する人も多いと思います。
しかし「豚骨ラーメンの街・福岡」は、朝まで営業しているラーメン屋もあり、飲んだ後の〆ラーメンが定番の人も多くいます。
どこのラーメン屋も遅くまで賑わいをみせていて、行列ができているお店もあるほど。
私もたらふく飲んで食べた後なのに、「ラーメンは別腹」なのか?不思議と〆のラーメンは食べられるものです。
体にしみわたる豚骨スープは、飲んだ後にはたまりませんね。福岡の人にとって、やっぱり豚骨ラーメンはソウルフードです。
また、福岡人はうどんも大好きなため、〆はうどんが定番という人もいます。
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飲み会が増えるこの時期、飲みすぎに注意して、博多の飲み会を楽しみましょう。
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