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【経済・ビジネス短信@フクリパ】

海の中道海浜公園、マリンワールドが九州・沖縄レジャー施設の入場者数で2位、3位にランクイン

コロナ禍が明けて、レジャー施設や観光施設への客足が急速に戻り始めています。全国各地の状況をはじめ、九州・沖縄エリアにおける回復状況は、どうなっているのでしょうか。綜合ユニコム刊行『月刊レジャー産業資料』のデータを基にポスト・コロナ期における、レジャー施設・観光施設の状況をみていきます。

119万人入場の海の中道海浜公園、同109万人のマリンワールド

経営情報誌や各種年鑑・経営資料集の出版などを手掛ける綜合ユニコム株式会社は、2024111日に発刊した『月刊レジャー産業資料』202411月号で特集『主要レジャー・集客施設[エリア別]2023年度入込みデータ』を掲載している。
同特集で発表した【独自調査】全国主要レジャー・集客施設のエリア別入場者数データによると、九州・沖縄エリアでの第1位は、前年度比136.6%2956,092人だった沖縄美ら海水族館(沖縄県)である。
続く第2位は同108.3%の119万1,028人の国営海の中道海浜公園
さらに第3位は同122.7%となる109万6,060人のマリンワールド海の中道であり、福岡市内の2施設がベスト5にランクインしている。

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出典:綜合ユニコム株式会社『月刊レジャー産業資料』

 

 

 

第2位は国営海の中道海浜公園

2位だった国営海の中道海浜公園は、福岡市街地から博多湾をはさんだ対岸の砂州・海の中道に設置された全国で5番目の国営公園だ。
戦時中に開設された西戸崎飛行場は戦後、アメリカ空軍の博多基地となり、跡地返還を受けて1981年、西口広場や大芝生広場、動物の森をオープンして、順次供用を開始している。
計画面積539.4ヘクタールのうち、2020年度時点における供用面積は349.7ヘクタール。

 

施設での楽しみ方はこちらの記事。

 

海の中道完全ガイド

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第3位はマリンワールド海の中道

3位のマリンワールド海の中道は、海の中道海浜公園の敷地内に立地する水族館だ。
正式名称は『海の中道海洋生態科学館』。
19894月に開館し、19954月に改装・増築した。建物の外観は、貝殻をモチーフとした半円形のデザインを採用している。
館内には、魚類をはじめ、イルカやゴマフアザラシ、ラッコ、ウミガメなど、九州の海をテーマにして約350種類・3万匹の海の生き物を展示する。
また、イルカ・アシカショーや巨大なシロワニが泳ぐパノラマ大水槽なども人気だ。

 

足を運ぶ前にはこちらの記事をご覧ください。

 

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全国トップは2,751万人の東京ディズニーランド・東京ディズニーシー

『月刊レジャー産業資料』202411月号掲載の特集『主要レジャー・集客施設[エリア別]2023年度入込みデータ』によると、全国トップは対前年度比124.5%の2,750万7,000人の東京ディズニーランド・東京ディズニーシー(千葉県)だった。
続く第2位は同156.3%447万人を記録した東京スカイツリー®(墨田区)、第3位は同106.8%3264,275人となる東京都恩賜上野動物園(台東区)となっている。
『月刊レジャー産業資料』編集部では、調査結果の概要について、「回復スピードは減速するもコロナ前の水準まであと一息に」とした上で「インバウンド回帰で外国人比率の高い施設が好調」としている。

 

 

1968年創刊した『月刊レジャー産業資料』を編集・発行する綜合ユニコム株式会社では、『月刊プロパティマネジメント』(不動産金融ビジネス)、『月刊フューネラルビジネス』(葬祭・エンディング産業)、『レジャーランド&レクパーク総覧』などの出版物の刊行による各業界向けた経営情報を発信する。
さらに各種セミナーや展示会、フォーラム、調査・コンサルティング、企業研修なども手掛ける。

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出典:綜合ユニコム株式会社『月刊レジャー産業資料』

 

 参照サイト

綜合ユニコム株式会社『【独自調査】全国主要レジャー・集客施設のエリア別入場者数データ』――『月刊レジャー産業資料』202411月号で2023年度版調査結果を公表
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000051944.html

 

綜合ユニコム株式会社『2023年度有料施設トップ100の集客実態』
https://www.sogo-unicom.co.jp/lid/n202411/p01/

 

マイナビ2025:総合ユニコム
https://job.mynavi.jp/25/pc/search/corp66702/outline.html

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編集者兼ライター
近藤 益弘
1966年、八女市生まれ。福大卒。地域経済誌『ふくおか経済』を経て、ビジネス情報誌『フォー・ネット』編集・発行のフォーネット社設立に参画。その後、ビジネス誌『東経ビジネス』、パブリック・アクセス誌『フォーラム福岡』の編集・制作に携わる。現在、『ふくおか人物図鑑』サイトを開設・運営する。

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