櫛田神社そばに移転!珈琲とプリンが自慢の「喫茶ボネ.」【福岡市博多区】
いつの時代でも「カフェ」という存在は人々を魅了します。近年のSNS人気も相まって、おしゃれなカフェ巡りを楽しむ女性も多い中、脚光を浴びているのが「昭和レトロな喫茶店」や「ネオ喫茶」と呼ばれるお店。ミドル層以上の方はノスタルジーを感じ、若者にとってはおしゃれなカフェにないレトロ感が斬新だと感じるんだそうです。この記事では福岡や福岡近郊にある「レトロを感じられる喫茶店」や個性的な喫茶店・カフェをご紹介しています。
この記事の目次
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「喫茶ボネ.」の場所は櫛田神社裏の「ぎなん通り」沿い

今回ご紹介する「喫茶ボネ.」があるのは福岡市博多区上川端町。
まずは最寄駅の福岡市地下鉄七隈線「櫛田神社前駅」からのアクセス方法をご紹介します。

「櫛田神社前駅」の3番出口を出て、横断歩道を渡りましょう。

横断歩道を渡ったら右折して直進します。

すると博多のうどんの名店「かろのうろん」と、以前このコーナーでもご紹介した喫茶店「琥珀館」があるので、その間の路地を入ります。

櫛田神社の裏手に向かうこの路地が「ぎなん通り」。その途中に「喫茶ボネ.」は佇んでいます。櫛田神社前駅からここまで徒歩約2分とアクセスも良好です。

なお、キャナルシティ博多と上川端商店街を繋げる連絡通路から行く場合、連絡通路のエスカレーターを降りるとすぐ目の前に櫛田神社の南神門があり、その右手の路地が「ぎなん通り」となります。直進していくと到着できます。

こちらがお店の外観。様々なお店が並ぶ「ぎなん通り」沿いにもうまく溶け込んでいます。

移転前の店頭にも掲げられていた「珈琲とプリン」の木の看板も健在です。

入り口のガラス戸にはロゴマークも。さて、それでは入店してみましょう!
“ネオクラシコ”がコンセプトのセンスあふれる店内空間

店内は右側が8席のカウンター席、左側がテーブル席というレイアウトになっています。

テーブル席は3人掛け。卓上に置かれたスタイリッシュなライトも素敵です。

そして特等席とも言えるのが、入り口そばにあるL字形のソファー席。まるで昔の喫茶店を彷彿とさせるベルベット張りになっています。アンティークのオーバル形テーブルとの組み合わせもグッドセンスですね。

壁面に飾られている個性的なタッチのイラストは、マスターの奥様の作品。どれも味があり、ついつい見惚れてしまいます。

お店がコンセプトに掲げるのは、「ネオクラシコ」。古い時代のデザインや雰囲気を取り入れながら、現代の技術や感性で再解釈するという意味です。
それを体現するかのような、アンティーク調の壁面が印象的なカウンター。背面にはウェッジウッドやノリタケなど、昔ながらの喫茶店でよく見られた高級カップが並んでいます。

天井からはアンティーク調のライトが下がり、店内をムーディーに照らしています。

お店で使用しているコーヒーは、マスターの後輩が手がける東京・清澄白河の「HAGAN ORGANIC COFFEE(ヘイガン オーガニック コーヒー)」の豆を採用。コーヒー豆は焙煎度合い別に蓋付きのガラス瓶に入れられ、カウンターの一角にディスプレイされています。

レジ上の特徴的な照明は、かつてこの物件が電気店さんだった頃に使われていたという造作物をリメイクしたものなんだそうです。

レジ横では特製ステッカーも置かれていました。テイクフリーなので、記念にぜひ一枚いただいていきましょう。
「喫茶ボネ.」の誕生から現在まで

「喫茶ボネ.」のマスター・村山浩一郎さんは東京のご出身。関東でサラリーマンをしていた頃、出張で度々訪れていた福岡で奥様と出会いご結婚されました。移住後は奥様とともに会社を立ち上げ、イベントの企画運営やPRなど多岐にわたる事業を展開していました。
そんな折、渡辺通にあるビルの取り壊しが決まり、「解体までの間、この場所を何か活用できないか?」と相談を持ちかけられます。活用法を模索する中で頭に浮かんだのは、先述した東京「HAGAN ORGANIC COFFEE」の後輩と交わしていた「いつか一緒に面白いことをやろう」という約束。自身も大のコーヒー好きであったことから、1年半の期間限定で喫茶店を開くことを決意します。
そうして2024年4月にオープンした「喫茶ボネ.」は、すぐさまSNSで話題を呼び、一躍人気店へと上り詰めました。
しかし、ビルの解体スケジュールが急遽半年繰り上げとなり、開業からわずか1年後の2025年3月、お店は一旦閉店を余儀なくされます。
予定外の早期閉店に一時は「このまま店を畳もうか」という思いが頭をよぎったというマスター。それでも足繁く通ってくれた多くのお客様の顔が浮かび、「ここで終わらせたくない」と一念発起し、移転先探しに着手します。そうして巡り会ったのが、櫛田神社にほど近い現在の物件でした。
毎年博多祇園山笠の土居流に参加しているマスターにとって、「お櫛田さん」の愛称で親しまれる櫛田神社は特別な場所。そのすぐ側で店を構えられることに強いご縁を感じ、移転を決定。
そしてクローズから4ヶ月を経た2025年7月、待望の移転オープンを果たしました。
二枚看板の「珈琲とプリン」を筆頭とした魅力的なメニュー構成

それではメニューを見てみましょう。「喫茶ボネ.」の二枚看板である「珈琲とプリン」を筆頭に、ティラミスやフレンチトーストといったスイーツ、さらに清澄白河のティーブランド「POSH」の有機JAS認証オーガニックティーなどがラインナップされています。

看板メニューのプリンは、芳醇な香りと奥深い余韻が特徴で、イタリア語で“黒”を意味するシグネチャースイーツ「ネロ」(写真手前)、やさしくまろやかなミルク感とバニラビーンズの香りが調和した、濃厚でありながらすっきりとした味わいの「ビアンコ」(写真左)、本場イタリアに倣った濃厚チョコレートプリンで店名の由来にもなっている「ボネ」(写真右前)の3種類がラインナップされています。

コーヒーはハンドドリップで抽出。マスターが一杯一杯丁寧にドリップしてくださいます。しかも、壁面にある数あるカップの中から好みのカップをリクエストすることができるんです。

今回は移転後に新たなメニューとして仲間入りした「レアチーズケーキ」(税込1,000円)と、コーヒーは深煎りの「ペルー」(税込700円)をチョイスしてみました。

銀色のプレートに乗ったレアチーズケーキは底にクランブルクッキーが敷かれ、上にはレモンピールがトッピングされています。レモンの風味とレアチーズのコク、そしてクランブルのザクザク食感が同時に楽しめる一品です。

深煎りコーヒーのカップはたくさんのカップの中からウェッジウッドをチョイスしてみました。なお、カップに注げないコーヒーは別添えで提供してくれるのもうれしいポイントなのです。
クラシカルな雰囲気の中でいただくコーヒーとケーキで、ゆったりとした時間を過ごせました。
ということで今回は、2025年7月に渡辺通から上川端町に移転した「喫茶ボネ.」をご紹介させていただきました。
なお、移転前と同様、シェフとのコラボレーションによるフードやお酒を楽しめる「夜ボネ.」も不定期で開催されています。開催情報はInstagramでチェックしてみてくださいね。
Information
- 喫茶ボネ.
- 住所
- 福岡市博多区上川端町1-8
- アクセス
- 福岡市地下鉄七隈線「櫛田神社前駅」より徒歩約2分
- 営業時間
- 火〜木曜・日曜 10:00〜19:00
※金・土・祝前日は22:00まで(L.O.21:00)
- 定休日
- 月曜(祝日の場合は翌火曜)
- @bonet.cafe
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