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「ライスカレー」と「あんこコーヒー」に注目!創業40年、上川端商店街そばのレトロ喫茶店「琥珀館」

いつの時代でも「カフェ」という存在は人々をトリコにします。近年のSNS人気も相まって、おしゃれなカフェ巡りを楽しむ女性も多い中、にわかに脚光を浴びているのが「昭和レトロな喫茶店」。中年以上の方はノスタルジックを感じ、若者にとってはおしゃれなカフェにないレトロ感が斬新だと感じるんだそうです。そこで福岡に今なお現存する「昭和レトロ喫茶店」をピックアップしてご紹介していきたいと思います!

七隈線の新駅「櫛田神社前駅」からわずか徒歩2分の場所にある「琥珀館」

 

琥珀館」のある場所は、国道202号線「祇園西交差点」そば。こちらも博多の老舗として有名な「かろのうろん」のすぐ裏手にあります。

3月に延伸開業した福岡市営地下鉄七隈線の新駅「櫛田神社前駅」からは、わずか徒歩2分とアクセスも良好。

 

 

こちらがレンガと木で構成された外観。店頭の長方形の白いスタンド看板が目印です。

琥珀館はかつて自家焙煎コーヒー豆の販売をしていたそうで、向かって右手の小窓やショーケースは当時の名残なのです。

 

「琥珀館」の生い立ち

店主の坂野輝子さん

 

「琥珀館」が誕生したのは昭和58年(1983年)。元々日本専売公社(現JT)に勤務していた坂野明彦さん(故人)が42歳の時、脱サラして喫茶店の開業を決意。

当時あった「喫茶学校」に通いながら喫茶店に関する知識や技術を習得し、奥様の輝子さんと二人で上川端町に「琥珀館」を開業されました。

この上川端町に開業した理由をお尋ねしたところ、特に上川端町に特段思い入れはなかったそうですが、通っていた喫茶学校の先生から紹介されたからなんだそうです。

明彦さんは10年前に他界されましたが、現在は輝子さんが店主となり、日々営業を続けられておられます。

 

「琥珀館」がある上川端町とは

出典:https://kawabatadori.com/about/

 

博多で最初に栄えた商業の町。そばには博多祇園山笠で有名な「櫛田神社」や博多情緒が今なお残る「川端通商店街」があり、特に「川端通商店街」はおよそ400メートルの長さのアーケードに新旧130軒以上もの店舗がひしめき合っています。

1日あたりの交通量は1万人以上を誇る、福岡有数の商店街としても有名です。

 

これぞレトロ喫茶店!昭和の雰囲気が今なお息づく空間

 

ドアを開けると、そこはまさに「昭和の喫茶店」。

コーヒーカラーのようなブラウンを基調とした奥行きのある店内は、真ん中が腰高のパーテーションでセパレートされており、右手にはカウンター席、その奥がテーブル席になっています。左手の本棚には漫画のコミックがぎっしり。BGMはオールディーズを採用しています。

 

 

年季の入ったカウンターと椅子からは創業当時の面影が偲ばれます。

椅子の背板には丸い取手などの装飾が施されているのもポイント高し!

 

 

4人掛けのテーブル席。壁面の日めくりカレンダーや「足元段差に注意!」の張り紙が、思わずほっこりとした気持ちにさせてくれます。

 

 

さらに一番奥にあるテーブル席は、ゆったり度の高い琥珀館の特等席。レトロ調の照明や木彫りの壁画、独創的なデザインの壁掛け時計が昭和の雰囲気をさらに盛り上げてくれます。

 

個性的なビジュアル!卵の黄身をトッピングしたリゾット風の「ライスカレー」

 

こちらが名物メニューのひとつ「ライスカレー」は980円。

ミックスベジタブルやベーコンなどの具材が入ったカレールーがライスと一緒に混ぜ合わされており、その見た目はまるでカレーリゾットそのもの。

 

さらに上には卵の黄身がトッピングされており、一般的なカレーライスのイメージとは一線を隠す個性的なビジュアルなのです。

このライスカレーは、大のカレー好きだった明彦さんが、子供の頃にお母さんに作ってもらっていたカレーをヒントに再現したもの。

 

明彦さんは子供の頃からカレーを混ぜ合わせたり、黄身をトッピングするなど、いろんなバリエーションの食べ方で楽しんでいたんだそうです。

ちなみに、11:00〜15:00のランチタイムは同じ金額でスープ・ドリンクが付くのでお得です!

 

 

トッピングされた卵の黄身を、ずっしりと重みのあるレトロな雰囲気のスプーンの先端で「えいっ!」と突き刺すと、中から黄身がとろーりと流れてきます。

この黄身をライスカレーに絡めながらいただくのです。

 

 

じんわり汗が出てくるくらいしっかり効いたスパイス感が、卵の黄身を混ぜ合わせることによって中和され、程よいマイルドなバランスになるんです。

リゾットのような食感と、素朴な味わいについついスプーンも進み、気がつけばあっという間に完食しちゃってました。

 

ウインナーコーヒーとぜんざいをミックスしたような「あんこコーヒー」

 

そして、もう一つの名物メニューになっているのが「あんこ珈琲」650円。

お盆が敷かれた深めのカップに木のスプーンが添えられた状態で提供されます。

カップの表面には生クリームが溢れんばかりにこんもりとトッピングされています。

 

 

まずは木のスプーンで生クリームを掬いながら食べ始めると、そのうち段々コーヒーの液面が見えてきます。このタイミングで軽く混ぜると、ウインナーコーヒーのような味を楽しめます。

 

 

さらにスプーンで底を掬うとたっぷりの小豆が出現しました。

掬った小豆を生クリームとコーヒーに絡ませながら口に運ぶと、ウインナーコーヒーとぜんざいの味がダブルで楽しめるというわけです。

このコーヒーは、ここ福岡ではなかなか味わえません。

ちなみに冷たいのがお好きな方には「アイスあんこ珈琲」750円もありますよ!

 

愛煙家のオアシス「琥珀館」は終日全席喫煙OK!

 

「琥珀館」は喫煙可能店のため、終日全席喫煙OK。近隣のオフィス街で働くワーカーを中心に、愛煙家にとってかけがえのないオアシスになっているんです。

ただし、喫煙可能店は条例により20歳未満の方は入店できませんのであしからず。

 

 

現在、週末には九星気学による運命鑑定も実施されており、こちらもかなり好評なんだとか。鑑定料はコーヒーとセットで3,300円なので、興味のある方は一度占ってもらってみてはいかがでしょうか?

 

 

福岡有数の商店街である「川端通商店街」のそばに誕生して40年。近隣のビジネスマンから昔から足繁く通い続けている常連さんたちまで、多くの人々の憩いの場となっている琥珀館。これからも末長く続いてもらいたい喫茶店です。

 

 

琥珀館

住所:福岡市博多区上川端町1-6

営業時間:11:00〜19:00 ※土・祝日は18:00

電話番号:092-281-7578

定休日:日曜日

 

 



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ライター
久原茂保
2001年より福岡発のカフェ情報サイト「CAFE@TRIBE(カフェ・トライブ)」を開設。以来、20年以上に渡り福岡県を中心に数多くのカフェを訪れ、日々取材活動に励んでいる。近年はカフェアドバイザー業やカフェのリブランディング、カフェプロモーションなどカフェ業界の知見とネットワークを活かしたオンリーワンな事業を展開中。グラフィックデザインやWEBデザイン、広告コンサルも。

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