過去最高となった九州への2025年外国人入国者数
国土交通省九州運輸局は2026年1月27日、2025年における『九州への外国人入国者数の推移について』の速報値を発表した。
同発表によると、2025年の1年間で九州に入国した外国人の総数は、前年比9.9%増の574万5,760人となり、2018年を約63万人上回って過去最高となった。
今回発表された数値は速報値であり、入国者数に2025年11月および12月に寄港した外国クルーズ船による船舶観光上陸者は含まれていない。
2025年11月と同12月の船舶観光上陸者を含めた確定値は、2026年3月下旬に発表の予定だ。

出典:国土交通省九州運輸局『九州への外国人入国者数の推移について』
日本政府観光局(JNTO)がまとめた2025年における訪日外国人旅行者数(推計値を含む)は、前年比15.8%増の4,268万人だった。
このうち、九州への外国人入国者数が占める割合は、ほぼ前年並みの13.5%となっている。
九州の外国人入国者の75%は福岡市内の福岡空港・博多港経由
九州運輸局『九州内の主な空港・港湾における外国人入国者数の推移』によると、2025年外国人入国者数が最も多かった空港・港湾は、福岡空港の対前年比9.9%増の375万5,511人だった。
福岡空港に続く第2位は博多港の53万3,999人(同10.5%増)、第3位は熊本空港の29万872人(同55.9%増)、第4位は対馬(厳原港、比田勝港)(同39.8%増)の26万8,591人となっている。
上位の4空港・港湾で九州全体の外国人入国者数の84.4%を占めた。
九州の外国人入国者数における福岡市内の福岡空港と博多港が占める割合は、それぞれ65.4%、9.3%だった。
実に外国人の4人に3人が、福岡空港・博多港のある福岡市経由で入国していることとなる。
九州における海外向け”玄関口”として、福岡市の存在感は大きいといえる。

出所:国土交通省九州運輸局『九州への外国人入国者数の推移について』
福岡空港の2025年外国人入国者数は375万5,511人で過去最高
九州内の空港・港湾における外国人入国者数でトップだった福岡空港の375万5,511人は、過去最高だった。
航空情報提供サイト『Fly Team』によると、2026年2月現在、福岡空港の国際線として、10カ国・地域の20路線・都市に航空会社30社の直行便(経由便)が就航している。

出所:国土交通省九州運輸局『九州への外国人入国者数の推移について』
福岡空港の運営会社である福岡国際空港株式会社では、『福岡空港特定運営事業等マスタープラン』において、2048年の将来イメージとして、「比類なき東・東南アジアの航空ネットワークを有する、東アジアのトップクラスの国際空港」を掲げる。
2048年時点での東・東南アジアの就航国数は、日本一となる14カ国・地域、51路線の就航を打ち出す。
同時点における国際線数は67路線、国際線旅客数は1,600万人を見込む。
参照サイト
国土交通省九州運輸局『九州への外国人入国者数の推移について』
https://wwwtb.mlit.go.jp/kyushu/content/000366152.pdf
Fly Team『福岡空港 就航都市・路線一覧』
https://flyteam.jp/airport/fukuoka-airport/airline_route
福岡国際空港株式会社『福岡空港特定運営事業等マスタープラン』
https://www.fukuoka-airport.co.jp/uploads/2019/04/20190423_mp.pdf









