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日本一？！便利な福岡空港
第二滑走路、工事中 (提供：福岡市)
福岡市の空の玄関口「福岡空港」は、日本一便利な空港といわれているのをご存知ですか？
都心部にとても近く、地下鉄に乗ると陸の玄関口「博多駅」へは、なんと5分で到着します。一番の中心地である天神まででも11分という近さです。
次々に離発着を待つ航空機が並ぶ (提供：福岡国際空港)
国内線であれば、地下鉄やタクシーでも短時間でスムーズに移動できるというストレスフリーのアクセスの良さです。
国際線でも国内線ターミナルから無料のシャトルバスを利用し、プラス10分ほどで到着できます。
便利さは、便数の多さにもあります。2022年9月時点で、国際線が21路線、国内線が 27路線となっており、発着便数は国際線が週686便、国内線が1日376便となっています。
これだけ多くの航空機が利用している福岡空港は、滑走路1本当たりの離発着回数は2022年度の速報値で15万2千回（国内13万6千回：国際1万5千回です。
旅行でなくても行きたくなる『エアポートシティ』に
コンパクトかつ使いやすさもさらに進化しています。
2015年から開始された国内線ターミナルビルのリニューアルは着々とすすみ、商業施設や飲食店の充実が目をひきます。
ラーメンの名店が並ぶ「ラーメン滑走路」や、落ち着いた雰囲気の「the foodtimes」は旅を一層盛り上げてくれます。
そのほかにも、福岡空港及び、福岡空港周辺には、注目のエリアがたくさんあります。
福岡空港内の壁面に、長さ50m、高さ3ｍの巨大な壁画が！
こちらのプロジェクトは、福岡空港の運営会社である福岡国際空港株式会社が、佐賀県出身のアーティスト・ミヤザキケンスケ氏に壁画制作を依頼し、福岡空港近くの席田（むしろだ）小学校6年生57名と一緒に制作をする企画からスタートしました。
2021年2月に核となる15mを席田小学校の子どもたちと制作、そして4月に1ヶ月間をかけて50mの壁画が完成しました。
福岡空港に行く際は、ぜひ時間をとって立ち寄ってみてほしいスポットです！
インスタ映えする〝福岡市の人気スポット！゛
福岡市の公式インスタグラムでは、多くの方々による福岡市内の素敵な投稿写真が紹介されていますが、特に人気の高かったスポットのひとつに、こちらの写真があります▼
出典：【公式】福岡市インスタグラム
こちらは、2019年1月、福岡空港国内線旅客ターミナルビル再整備事業で約5年の歳月をかけて完成した、国内線旅客ターミナルビル直下の地下鉄駅横に6層を吹き抜けたアクセスホールです。
見た目のインパクトだけでなく、上下移動のみで搭乗口へ直接アクセスが可能となり、利便性が圧倒的に向上しました。
国際線旅客ターミナルビルが〝街の観光名所〟に!?
2025年3月末の竣工を目指して、国際線旅客ターミナルビルなどの増改築工事が急ピッチで進んでいます。そして、福岡空港が今後、〝驚きと感動のある空港〟として国内外から注目を集めることが期待されています。
画像提供：船場
国際線ターミナルビル増改築工事での内装デザイン・設計は、東京駅や新大阪駅などの大規模ターミナルでの内装デザイン・設計の実績を持つ株式会社船場が担当。
今回の内装デザイン・設計について次のようにコメントしています。
株式会社船場
様々な機能が混在する空港の特性を踏まえ、エリアごとの利用シーンからデザインを導き、利用者にとって使いやすいだけでなく、空港全体で福岡の魅力あふれる文化を世界に発信するデザインを行っています。
完成が今から楽しみですね！
飛行機を間近で見られる！圧巻の「展望デッキ」
駐機している飛行機、1本しかない滑走路での離発着ものんびりたのしめる「空の特等席」
2020年8月7日のリニューアルで、特に注目度の高かった4階にある展望デッキ。
滑走路が一望でき、開放感があり爽快な気分にさせてくれます。
滑走路1本あたりの発着回数日本一の福岡空港で、飛行機の離発着を見ながら非日常的な時間を過ごすことができます。
特に滑走路と街の灯りが重なるトワイライトタイムは夜景がきれいで、ロマンチックな雰囲気です。
福岡空港でしか買えないお土産も！おすすめ土産
福岡土産といえば、博多通りもんやめんべいなどが有名ですが、福岡空港でしか買えないレアなお土産もあります。
福岡人が自慢したくなる福岡発人気の文具メーカー・HIGHTIDE（ハイタイド）。
福岡空港には「HIGHTIDE STORE FUKUOKA AIRPORT」があり、旅をテーマにした機能的でデザイン性に優れた文具、雑貨、食品が揃っています。まさにお土産のセレクトショップ。
博多のレジェンド菓子・東雲堂の「にわかせんぺい」とハイタイドのコラボアイテム。ちょうど顔とぴったりのビッグサイズが遊び心たっぷり！バッグにつけたらインパクトも抜群です。
◎にわかキーホルダー Lサイズ ©TOUNDO（990円）
※HIGHTIDE STORE FUKUOKA AIRPORT限定
福岡のソウルフードやホットスポットを刺繍で表現したキーリング。レトロテイストなHIGHTIDE STOREオリジナルデザインです。
◎ふくおかキーリング （550円）
※HIGHTIDE STORE FUKUOKA AIRPORT限定
【HIGHTIDE STORE FUKUOKA AIRPORT】
住所：福岡県福岡市博多区大字下臼井767-1 福岡空港 国内線旅客ターミナルビル 3F
電話番号：092-260-7603
営業時間：10:00〜21:30
中心地と空港への近さが“住みやすさに”つながっている
日本一便利な空港とご紹介したように、その空港の利便性の高さから、東京との二拠点生活を送ったり、移住してくる人も多くいます。
実際に、福岡に住んで19年になるＹ氏も、中心地と福岡空港の近さが、福岡に住むひとつのメリットだと感じているようです。
さらなる発展を遂げる福岡空港
福岡空港では現在、2025年3月に供用を開始する第2滑走路の増設工事が進んでいます。第2滑走路の運用に合わせて国際線旅客ターミナルビルの増改築工事も急ピッチで進行中。
そんな、進化が止まらない福岡空港の今後の予定をご紹介します。
【2025年度】福岡空港の国内線地区に商業施設やホテルなどの複合施設を建設
画像提供：梓設計・隈研吾建築都市設計事務所・西日本技術開発共同企業体
4月15日に営業を終了した立体駐車場跡地には、商業・オフィス・ホテル・バスターミナル機能を備えた複合施設を建設する計画となっています。
2025年度に着工する複合施設は、2026年度の完成を目指し、完成後は、九州をはじめ広く西日本一帯から年間800万人以上の一般客らも呼び込んでいく見込みです。
また、国内線ターミナルエリア内で建設していた新しい立体駐車場が2024年4月16日に完成し、新国内線立体駐車場の収容台数は、現行の約2倍となる1617台であり、うち17台分を身障者専用駐車スペースとなっています。
【2024年11月】福岡空港の内際連絡バス専用道、アクセスホールが完成予定
出所：梓設計・HOK・西日本技術開発共同企業体
福岡空港を運営する福岡国際空港株式会社(田川真司社長)が現在、整備を進めている国内線ターミナルと国際線ターミナルを結ぶ内際連絡バス専用道と、国際線ターミナル側に建設中のアクセスホールが、2024年11月末に完成予定。
現在、国際線ターミナルと国内線ターミナルとの間を走る連絡バスの所要時間は15分となっています。
内際連絡バス専用道が開通した後、2025年度に国内線側の連絡バス関連整備を完了して供用を開始すると、内際連絡バスの移動時間は5分に短縮されるのだそう。
【2024年秋】福岡空港の国際線ターミナル側に高さ94.2メートルの日本で2番目に高い新管制塔が完成
2024年秋、福岡空港の国際線ターミナルビル側に国土交通省が建設を進めている、新しい管制塔が完成します。
高さ94.2メートルの新管制塔は、羽田空港の管制塔(高さ115.7メートル)に次いで日本国内で2番目に高い管制塔となります。
航空法による高さ制限を緩和された天神ビッグバンでの天神ビックバンボーナス認定ビル8棟の高さは113メートル～88メートル。福岡空港の新管制塔は、天神中心部のビル群とほぼ同等の高さに。
新管制塔に隣接して、同事務所や福岡航空地方気象台が入居する7階建ての新庁舎が併設される予定です。
福岡空港に来たなら、周辺の名所にも立ち寄ってみよう
東平尾公園
各地に観戦に行かれているサッカーファンの方になじみが深いのがアビスパ福岡のホームスタジアム「ベスト電器スタジアム」がある「東平尾公園」。
陸上競技場・野球場・テニス競技場・弓道場・県営総合プール（アクシオン福岡）などがあり、さまざまなスポーツが楽しめます。遊具や滑り台などの遊具、自然の花や緑もいっぱい。3月下旬からは桜も見頃です。
【東平尾公園】
住所：博多区東平尾公園２丁目1-2他
アクセス：地下鉄「福岡空港駅」下車。4番出口 バス停「福岡空港前」からバス利用
スポットにより徒歩2〜8分。タクシー利用は約5分
天麩羅処ひらお 本店
今や福岡名物、あげたての天ぷらがリーズナブルに食べられるとあって、行列のできる人気店となった「天麩羅処ひらお」の本店がここ。
自分の好きな定食を食券で購入すると揚げたてが次々と運ばれてきます。福岡空港からは歩いて15分程度とアクセスも良好です。
【天麩羅処ひらお 本店】
住所：福岡市博多区東平尾2-4-1
電話番号：092-611-1666
営業時間：10:30〜21:00 ※変更の場合有
アクセス：福岡市地下鉄空港線福岡空港駅より東平尾公園方面へ徒歩約15分
