【福岡観光2時間モデルコース】今激アツ福岡のベイエリアを歩こう!博多ふ頭〜中央ふ頭編

海に開かれた都市・福岡市において、博多湾をぐるりと囲む地形と博多港は、海外との交流の深い歴史あり、自然の魅力あり、物流の拠点もありとさまざまな恵みをもたらしています。その中でも今回は、7月から始まる「世界水泳選手権2023福岡大会」の会場でもあり、ライブやコンベンションなど人が集まるエリアである博多ふ頭から中央ふ頭までのベイエリアを巡ってみましょう!

本当は散策も楽しいベイエリア 博多ふ頭〜中央ふ頭

2000年以上の昔から、アジア・世界につながる拠点として交流し、発展していた福岡の歴史については、博多旧市街の記事でお話してきました。

 

▼博多旧市街についてはこちら
https://fukuoka-leapup.jp/tour/202305.5100

 

 

博多湾をぐるりと囲むように広がる福岡市では、「博多港」というと、西は小戸地区・西福岡マリナタウン地区から東はアイランドシティとあり、それぞれ物流拠点や定期客船などの役割を持っているとのこと。

 

確かに、色とりどりのコンテナだったり、工場だったり、それに向かう船がいろいろだったりと貨物に関しては、簡単にうかがい知ることはできないのですが、海を眺めるのが好きな私は想像力を掻き立てられ、ロマンを感じます!(ちょっとマニアックですかね?)

 

▼博多港についてもっと詳しく知りたい方はこちら
https://www.city.fukuoka.lg.jp/kowan/hakata-port/index.html

 

今回紹介する博多ふ頭、中央ふ頭は、年間58万人が行き交う海の玄関口で定期航路やクルーズ船など人流の拠点。福岡サンパレスやマリンメッセ福岡などは、コンサートやライブで、福岡国際会議場など学会やコンベンションで、足を運んだ人も多いのではないでしょうか。

 

7月から始まる「世界水泳選手権2023福岡大会」では、マリンメッセ福岡で、競泳、アーティスティックスイミング、水球と主要種目が行われます。

 

また、都心に近く、住みやすいエリアとしても注目されています。

 

▼今狙い目の福岡都心の一人暮らしエリア
https://fukuoka-leapup.jp/city/202212.1020

 

天神や博多駅にも近く、それぞれのスポットに直行している方が多いかもしれませんが、実は歩いて巡るのも楽しいのがこのベイエリア。23時間のモデルコースを紹介します!

 

博多ふ頭から出発!ベイエリア散策2~3時間観光モデルコース

まずは、博多ふ頭から散策をはじめましょう。天神からも博多駅からも直行のバスが出ています。

 

【A】博多港のシンボル「博多ポートタワー」へ

 

博多港を見渡すように立つ「博多ポートタワー」。なんとここは入場無料で、地上70mの展望室から博多港や福岡のまちを360度見渡して楽しむことができるのです。

 

博多港について楽しく学ぶことができる「博多港ベイサイドミュージアム」

 

港内を行き交う船を眺めながら「あの船はなんの船かな?」など疑問を持ったら、タワーに併設する「博多港ベイサイドミュージアム」へ。世界の港と結ばれた博多港の役割について楽しく学べます。

 

夜には、春夏ブルー、秋冬オレンジにライトアップされるので、隣接するベイサイドプレイス博多とともに楽しみましょう。

 

 

博多ポートタワー
■住所: 福岡市博多区築港本町14-1 [MAP]
■営業時間: 10:0017:00(入場は16:40分まで)
■休館日: 水曜(水曜が休日の場合は、翌平日)、年末年始(1229日~13日)
■TEL: 博多ポートタワー092-291-0573/博多港ベイサイドミュージアム092-282-5811
■詳細はこちら

 

 

【B】大水槽がお出迎え!海を感じる施設「ベイサイドプレイス博多」

 

博多ふ頭旅客ターミナルがあり、ショッピングからグルメ、お土産まで揃う複合商業施設。直径9m、高さ8mの円柱形のアクアリウムにはウミガメや熱帯魚等の約3,000匹の魚たちが泳ぎ、心を和ませてくれます。

 

ビュッフェレストランや寿司バイキングや海鮮丼が楽しめる飲食店も充実。今からの季節は心地よい潮風に吹かれる夜もおすすめ。地下800mから湧き出る天然温泉の温浴施設「波葉の湯」にも注目です。土日祝日は無料送迎バスもありますよ。

 

 

ベイサイドプレイス博多
■住所: 福岡市博多区築港本町14-1 [MAP]
■TEL: 092-281-7701
■営業時間: 1レストラン11:0022:00、ショップ10:0020:00、波葉の湯10:0023:00
■休館日: なし
■詳細はこちら

 

 

【C】博多ふ頭からの船旅に注目!

博多ふ頭からは福岡市の志賀島、玄界島、長崎の壱岐・対馬、五島への航路が発着しています。

 

▼海の中道など入った23日のモデルコースはこちら
https://fukuoka-leapup.jp/tour/202208.774

 

夜に出発する「太古」に乗って、五島の島々に早朝に着く航路も大好きなのですが、今回は誰でも利用しやすいジェットフォイルに乗って1時間の「壱岐」をおすすめします。

 

 

海や自然もさることながら、壱岐牛からウニなどの海鮮まで美味しいものがいっぱい。辰ノ島遊覧船でいくエメラルドブルーの海は、「こんなところが近くにあったんだ」という驚きにも似た感動を覚えるはずです。

 

辰ノ島クルーズで行く海。一年を通してのエメラルドブルー

 

 

博多ふ頭から中央ふ頭へは遊歩道でのんびり海を感じながら!

【D】海を見ながら歩く!絶好のおさんぽコース

ベイサイドプレイス博多からは、中央ふ頭の博多港国際ターミナルまで「博多ぴあトピア」という遊歩道を散策しながらのんびりと行きましょう。

 

行き交う船を見たり、オブジェや記念碑などがあります。下記の施設へも、この道からのアクセスも看板で表記されているので、安心です。

 

天気が良ければものすごく気持ちのいい歩道なんです

 

看板が各所にあるので、施設へもアクセスしやすいです

 

途中にこんなところも

 

 

中央ふ頭に向けて歩いていくと、福岡市の姉妹都市、アメリカのオークランド市との植樹された木と記念像があります。このあたりは緑が多くて気持ちいい道です

 

天気の良い日のイメージをこんな感じ。中央ふ頭側に歩いたところ(提供:福岡市)

 

 

【E】ライブにスポーツイベント、展示会やコンベンションはココで!

大きなコンサートホールや展示会、スポーツイベント、学会やコンベンションなどが開催される大型施設が集まっているのがこのエリア。福岡市民も、国内外からの方もよく利用するであろうベイエリアの施設を紹介します

 

■アクセス(西鉄バス)
・博多駅より: 博多駅シティ銀行前Fのりばより(99番)、(88番)、(BRT)で、最寄りバス停へ
・天神より: ソラリアステージ前2Aのりばより(80)、(BRT)で、最寄りバス停へ

 

・福岡国際センター

 

福岡市民には11月の「大相撲九州場所」のイメージが強いココ!展示会やイベントなども多く開催されています。

 

福岡国際センター
■住所: 福岡市博多区築港本町2-2 [MAP]
■詳細はこちら

 

・福岡サンパレス ホテル&ホール

 

今までここで何度も素晴らしいライブに酔いしれてきました。ここは、コンサートホール、会議室、宴会場、ホテル等を備えた複合施設で、ブライダルも行われています。博多港を見渡す展望レストランなど飲食も充実しています。

 

福岡サンパレス ホテル&ホール
■住所: 福岡市博多区築港本町2-1 [MAP]
■TEL: 092-272-1123
■詳細はこちら

 

・福岡国際会議場

 

私のライター・編集者とは別の仕事(インバウンド業務や九州通訳・翻訳者・ガイド協会理事)で、よく利用しています。国際会議や商談会などで利用した人も多いのではないでしょうか。6か国語に対応できる同時通訳ブースや最新の映像設備が整っている、利便性の高い施設です。

 

福岡国際会議場
■住所: 福岡市博多区石城町2-1 [MAP]
■詳細はこちら

 

・マリンメッセ福岡

 

大規模な展示会やスポーツイベント、コンサート等様々なイベントが開催される施設。「世界水泳選手権2023福岡大会」の競泳、アーティスティックスイミングがマリンメッセ福岡A館で、2021年に完成したマリンメッセ福岡B館で水球が開催されます。

 

マリンメッセ福岡
<A館>
■住所: 福岡市博多区沖浜町7-1 [MAP]
■詳細はこちら
<B館>
■住所: 福岡市博多区沖浜町2-1 [MAP]
■詳細はこちら

 

ここから世界へ!韓国・釜山、クルーズ船が発着する中央ふ頭

先述のコンベンションゾーン一帯から北に広がるのが「中央ふ頭」です。都心に近い高度な物流拠点として、カラフルなコンテナにも興味津々になりますが、一般の人が利用できるのは「博多港国際ターミナル」と「クルーズセンター」の2つ。

 

釜山港への旅客船やクルーズ船利用者で活気にあふれています。今回は、特に船を利用しなくても楽しめるスポットも紹介します。

 

【F】釜山へはここから「博多港国際ターミナル」

 

博多港と釜山港を結ぶフェリー「ニューかめりあ」と「QUEEN BEETLE」が発着し、韓国語が飛び交い賑わいをみせています。1階に韓国料理もある飲食店がありますが、時間帯によって閉まることもあるので、注意しましょう。

 

ここでまず3階の展望デッキにあがってみましょう!広々としたスペースから、コンテナの移動や国際クルーズ船を間近にみることができます。博多湾を行き交う船を眺めながら、のんびりできるスポットです。

 

この展望デッキからは、博多ふ頭もよく見えます

 

ダイナミックなコンテナの移動や積み出しが目の前で行われています。私は「どの国からきた何が入っているのかな」と考えながらみるのが好きです

 

展望デッキからみるクルーズ船寄港の際の風景。こんなに間近にみられるのは他にないかも

 

博多港国際ターミナル
■住所: 福岡市博多区沖浜町14-1 [MAP]
■詳細はこちら
■国際クルーズ船の寄港予定はこちら
■アクセス(西鉄バスで)
・博多駅: 博多駅シティ銀行前Fのりばより (88番)もしくは快速BRTで「博多港国際ターミナル」で下車
・天神: ソラリアステージ前2Aのりばより(80)もしくは快速BRTで「博多港国際ターミナル」で下車

 

 

【G】ランチやディナーのおすすめは「ハーバービレッジ」

3階のこのエントランスから入っていきます。店の入口から左側が展望デッキの入口です

 

カジュアルフレンチ&イタリアンをベースにした洋食が楽しめ、昼は850円〜のお手軽なランチからコース(予約)、夜は博多湾の夜景をみながらディナー(予約制)を満喫できます。

 

 

 

ランチは日替わりランチ(850円)や日替わりパスタ(850円)ほかハンバーグなどどれも美味しそうでしたが、スパイシービーフカレー(単品650円)にスープとサラダ、プチデザートがつくセット(850円)にして、唐揚げをトッピングしました。

 

オリジナルブレンドのスパイスで国産牛のビーフをじっくり6時間以上煮込んで作られたカレーは絶品でした!

 

 

5月〜9月は展望デッキで大パノラマをみながらのビアガーデンスタイルのバーベキューも楽しめます。ホームページや電話での予約制で、持込みBBQプラン(11,200円〜)、飲み放題付きBBQプラン(15,500円)。定休日など詳細はホームページを確認してね。

 

 

バーバキューの営業時間は5・6・9月17:00〜22:00 (土日祝のみ12:00〜)、7・8月18:00〜22:00 (昼営業なし)

 

ハーバービレッジ
■住所: 福岡市博多区沖浜町14-1 博多港国際ターミナル3[MAP]
■TEL: 092-282-6767(電話の受付は19:00まで)
■営業時間: 11:0022:00
■定休日: 下記HPにて
■詳細はこちら

 

 

【H】国際クルーズ船が来る中央ふ頭クルーズセンター

 

博多港は国内外のクルーズ船が寄港する、日本を代表するクルーズ拠点で、2015年、2016年、2017年、2018年のクルーズ船の寄港回数が4年連続で国内最多となっていました。金網越しですがクルーズ船を間近にみることもできます。

 

 

私自身、15年ほど前から国際クルーズ船の受入整備などに関わっていたり、クルーズ船に乗って取材もしていたので、クルーズ船に対する愛着もひとしお。クルーズの旅って楽しいのです。このクルーズセンターは、博多発着のクルーズ旅行や、途中の寄港地として受入に関わる場合に利用されています。

 

※7月30日に『MSCベリッシマ』というとても大きなクルーズ船(全長316m、旅客定員5700人!)が博多港に来るそうで、クルーズ船の出港をお見送りするイベントで参加者を募集中ですよ(7月7日締切)。詳しくはこちらをご確認ください。

 

中央ふ頭クルーズセンター
■住所: 福岡市博多区沖浜町24-25 [MAP]
■詳細はこちら
■アクセス(西鉄バスで)
・博多駅: 博多駅シティ銀行前Fのりばより(88番)もしくは快速BRTで「博多港国際ターミナル」で下車徒歩 
・天神: ソラリアステージ前2Aのりばより(80番)「博多港国際ターミナル」で下車徒歩もしくは「中央ふ頭クルーズセンター」にて下車

 

 

【散策マップ付】博多ふ頭〜中央ふ頭ベイエリアの旅

【A】の博多ポートタワーを始点に【H】のクルーズセンターまでが今回のモデルコースです。観光の方はもちろん、空き時間を使って楽しむのもおすすめ。

 

ここは、「福岡市」の活気とのびやかな雰囲気がもっとも体感できるエリアのひとつだと思います。

 

福岡空港と同様、天神や博多駅からバスでも15分〜20分くらいと都心に近く、船を利用するだけでなくて、のんびりと散策できるコースとして楽しめます。もちろん、今回のコースとは逆に、中央ふ頭から博多ふ頭に向かって歩いてもいいですね。

 

コンサートやイベントで各施設を利用した前後でも、少し足をのばしてみてくださいね。

 

 

福岡市の不動産投資なら今回のエリアがおすすめ!

今回ご紹介した博多ふ頭〜中央ふ頭の福岡観光モデルコースは、今、一人暮らしにも大人気のエリアです。

 

今回のエリアが人気の理由
■天神まで徒歩圏内
■ベイエリアで比較的静か
■おしゃれマンションが多い

 

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編集者
帆足 千恵
福岡のタウン情報誌の編集者として1990年代から海外30カ国、60エリアを取材し、世界の旅行情報を発信。2001年より外国人旅行者向けの編集制作や企画、調査、マーケティング、プロモーションを行い、九州インバウンドのパイオニア的な存在。2020年4月 海外旅行情報サイトを公開予定。

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