- まちと暮らし
福岡は、東京を経由せず、直接アジアや世界を目指せる街。
福岡を語るうえで欠かすことのできない「大名」は、九州最大の繁華街・天神の西隣に位置し、福岡のトレンド発信地として多くの若者が訪れている街。といっても、かつては住宅が中心で、個性的なセレクトショップや古着店、飲食店や美容室などが集まり始めたのは30年ほど前のことです。その殆どの年月を「大名」で過ごしているビンゴボンゴグループの代表・宮野秀二郎さんに、「大名」という街への想い、これからのことを聞きました。
ネット時代でも伸び続けている福岡発のローカルフリーペーパー「Otonari(おとなり)」の作り方
自宅の郵便ポストを覗いて、ふと気づいたことがあります。5年、10年前に比べて、フリーペーパーがほとんど入っていないのです。それもそのはず、ここ最近では発行部数数十万部超の冊子でさえ休刊が相次いでいる状況です。 減少の理由は、私たちのライフスタイルを見れば明らかです。情報収集といえば、もっぱらウェブやSNSがメインとなり、検索窓に探したいワードを入れるだけ。一見便利なようですが、大量の検索結果の波で自分が本当に欲しい情報を見失ってしまうこともよくあります。 第三者の視点で情報が読みやすく整理整頓され、しかも手元に置いておける無料の紙媒体。苦境に立たされているはずのフリーペーパーは、ウェブ全盛の世の中だからこそ光るのではないでしょうか。そんな可能性を信じて、2020年に新たに創刊した媒体があります。 2020年9月に創刊後、福岡市東区、大野城市、筑紫野市など県内12エリアで、合計14万部を発行する「情報誌Otonari」です。 リリースされたのがコロナ禍にも関わらず、創刊1年以内で早くも業績が右肩上がりとか。その好調な走りの理由は、街と向き合ってきたからこその経験と熱意にあるようです。 早速、「Otonari」編集部の鷲崎一(わしざきはじめ)さんと吉川友唯(よしかわゆい)さんにお話を聞いてみましょう。
人を突き動かし、志の種を植える一冊。故・中村哲医師の著作に携わった記者・編集者の想い。
2019年12月4日、アフガニスタン・ジャララバードで、福岡出身の医師・中村哲さんが武装勢力による銃撃を受けて亡くなったニュースは、日本だけでなく世界に衝撃を与えました。突然の悲劇から一年を経た2020年12月。そんな中村さんの著書『希望の一滴 中村哲、アフガン最期の言葉』が、西日本新聞社より出版されました。今回フクリパでは、この本の出版に携わったキーパーソンであるお二人にインタビュー。この本が出来上がるまでのお話を伺いました。
福岡のまちに、“日本一の園芸店”を作りたい!
唐突ですが、僕は今年で63歳になりました。時々、「あとどのくらい走れるかな?」「何ができるかな?」と柄にもないことを考えることがあります。僕にはまだまだ夢があります。やりたいことがたくさんあります!
福岡から世界へ。国連ハビタットが築いていく「平和」と私なりの小さな「平和」。
アクロス福岡の中に、「国連ハビタット」という国連機関があることをご存知でしょうか?今回は、そのハビタットの活動について、福岡大学の大学生ライター・竹嶋さんが自身の経験をもとに迫ってくれました。就活を前に、彼女にとって「平和」の意味はどう変わったのか、読み応え満点の記事です。
福岡の吉塚商店街が「吉塚市場リトルアジアマーケット」へ。外国人共生の“まち”で復活!
コロナ禍も相まって、全国でも老舗商店街のシャッター化が深刻化する中、見事復活劇を遂げた商店街が福岡市にあります。70年以上の歴史を持つ吉塚商店街は、周辺に多い在住外国人と地域住民の交流・共生を目指すプロジェクトを2020年12月からスタート。「吉塚市場リトルアジアマーケット」としてリニューアルしました。アジアンレストランのオープンに、ミャンマーからお釈迦様を迎えるなど、誰もが安心して楽しめる商店街のトライを仕掛け人たちへのインタビューを交えレポートします。
植栽面積が狭い都心で、彩りのある立体的「壁面緑化」を実現!キャンバスは建物の壁、植物を絵具に見立てる。
進学や就職、異動など何かと変化が多いこの時期。福岡では身の回りの環境だけでなく街並みも日々変わっていっています。今回は、その変化に伴う花と緑の提案と、イベントが無事に終わったので、そのご報告をしたいと思います。
福岡テンジン大学とはいったい何だったのか!?
フクリパでおなじみのコラムニスト・福岡テンジン大学の岩永学長。これまで、学長であることを前提で様々な記事を書いてもらってきましたが、「そもそもテンジン大学ってどんなところなの?」という方もいらっしゃるのでは?ということで、今回は、学長のお膝元・福岡テンジン大学について語ってもらいました。