市役所北別館跡に19階建て・高さ88mの地下1階~地上5階の5層吹き抜けをもつ新ビルが誕生【福岡市中央区】

福岡市役所本庁舎の北側、福博であい通り※に面した道向かいに位置する福岡市役所北別館跡地において2025年11月頃、19階建ての高さ88.45メートルの斬新な次世代のオフィスビルが誕生します。 ※『福博であい通り』とは、渡辺通りと交差する、福岡ビル街区南側・愛眼ビル北側の地点から福岡市役所本庁舎北側を通り、天神中央公園内のアクロス福岡南側を経て、福博であい橋へ至る通りである。 ※MMT跡地との一体開発の記事は近日公開の予定


イメージパース 画像提供:福岡地所

地下1階~地上5階に吹き抜け空間の次世代オフィスビル

アフターコロナの働き方に対応する、創造性向上に特化したワークプレイス━━━━。
福岡市の『北別館跡地活用事業』による公募で選ばれたのは、福岡地所株式会社を代表とするグループが提案したプランだった。

福岡市の重要施策に寄与し、都市機能や国際競争力強化に貢献していくことを事業の基本方針としたプランに基づく建物は、地上19階・地下2階で高さは88.45メートルの斬新な次世代向けオフィスビルだ。

建物の地下2階に機械室、地下1階に駐輪場を設置する建物では、地下1階~地上5階の5層吹き抜け空間に『アクセラリウム』と呼ばれる入居企業や街全体でシェアできる〝ゆとり・遊びの空間〟を設ける。
知的好奇心の活性化をはじめ、心身のリフレッシュや創造性アップ、集客・交流機能を備えるコミュニティ機能などを備えている点が大きな特徴だ。
なお、アクセラリウムについては、本施設の低層部を「天神ビッグバンを加速する(アクセラレート)開放的な空間(アトリウム)」にするという意味合いで命名したという。

6~19階の14フロア(1万1,960平方メートル)は、次世代オフィスを体現したオフィスフロアとなっている。
6~8階は内装付きオフィスとなっている。
一方、9~19階は『ハッカブルオフィス』と呼ばれる、床・天井を未施工(=ハッカブル)で引渡す自由度の高いハーフスケルトンオフィス仕様だ。

感染症対応シティに向けて最先端換気技術を導入しており、自然換気の最大量としては、厚生労働省推奨基準の約1.5倍となる45㎥/h・人を確保している。
また、タッチレスエレベーター呼出システムや無人オフィス受付システムなどの非接触技術を採用する。

安全・安心面では、震度7クラスの地震発生時でも大きな被害を受けない制震構造を採用している。
災害時に3日分の電気・水が利用可能な事業継続計画を有しており、約500人を3日間収容可能な帰宅困難者ステーションも設置可能となっている。
災害時における福岡市との連携として、市役所前広場の避難者向け提供物資を保管する防災倉庫の提供、「WITH THE KYUSHU」に貢献する救援物資集積スペースも提供していく。

北別館跡地活用事業で福岡地所グループの企画案を採択

北別館跡地活用事業の対象地には、1976年に完成した地上9階・地下2階の福岡市役所北別館が建っていた。

福岡市関連事務所の再編で築44年を経過した北別館の入居事務所が移転したため、維持管理コストの縮減を図るために北別館を廃止した。
用途廃止後の北別館跡地は当面、公共での利用予定がなく、都心部の一等地に位置し、高い資産価値を有するため、福岡市は民間への貸出による跡地活用で新たな事務所機能の整備などに係る財源の確保も図っていく『北別館跡地活用事業』を公募した。

福岡市が実施した北別館跡地活用事業では、福岡地所株式会社を代表とするグループが優先交渉権者に選ばれた。

同グループは、代表企業の福岡地所株式会社を筆頭に九州電力株式会社、株式会社九電工、前田建設工業株式会社、株式会社俊設計、株式会社旭工務店、株式会社サン・ライフを構成企業とする。
次順位交渉権者は、三菱地所株式会社を代表とするグループだった。
 

物件概要

名称/(仮称)北別館跡地活用事業
所在地/福岡市中央区天神1丁目76-1
用途/事務所、アクセラリウム
事業主体/福岡地所、九州電力、九電工、前田建設工業、俊設計、旭工務店、サン・ライフ
階数/地上19階・地下2階
敷地面積/1,499.59㎡(福岡市ホームページによる)
延床面積/2万3,268㎡
着工/2021年12月以降閉鎖
完    成/ 2025年11月完成(予定)
備    考/ 福岡市役所北別館跡地、高さ88m

 

参照サイト

福岡市財政局財産有効活用部財産管理課『北別館跡地活用事業 優先交渉権者を決定しました』
https://www.city.fukuoka.lg.jp/data/open/cnt/3/80460/1/HPkitabekkanyusenkoshokenja.pdf?20210701163511
福岡市『北別館跡地活用事業 公募要綱』
https://www.city.fukuoka.lg.jp/data/open/cnt/3/80460/1/01_youkou-kitabekkan02.pdf?20210804174026
 
 

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編集者兼ライター
近藤 益弘
1966年、八女市生まれ。福大卒。地域経済誌『ふくおか経済』を経て、ビジネス情報誌『フォー・ネット』編集・発行のフォーネット社設立に参画。その後、ビジネス誌『東経ビジネス』、パブリック・アクセス誌『フォーラム福岡』の編集・制作に携わる。現在、『ふくおか人物図鑑』サイトを開設・運営する。

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