日本人住民の増加数上位5は福岡市、さいたま市、東京都の港区・墨田区・江東区
【人口増加の多い市区(日本人住民:2023年度中)】
第1位:福岡市8,829人、第2位:さいたま市2,972人、第3位:東京都港区2,752人、第4位:東京都墨田区2,665人、第5位:東京都江東区2,611人……。
総務省自治行政局住民制度課は2024年7月24日、『住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数(令和6年1月1日現在)』を発表した。
同調査によると、2023年1月1日~同年12月31日の人口動態(住民票の記載および消除の数)において、福岡市は日本人住民の増加数で全国トップだった。
調査した内容は、2024年1月1日現在における住民基本台帳人口(住民票に記載されている者の数)および世帯数となっている。
また、2023年1月1日~同年12月31日における人口動態(住民票の記載および消除の数)についても調べている。
その調査対象は、 ①日本人住民、 ②外国人住民、③総計(①日本人住民+②外国人住民)となっている。
出所:住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数(令和6年1月1日現在)
福岡市は日本人住民と外国人住民との総計の増加数で全国2位
『住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数(令和6年1月1日現在)』において、日本人住民に外国人住民を加えた総計の増加数でのトップは、大阪市の1万6,055人だった。
前年首位だった福岡市は1万2,521人であり、第2位となっている。
もっとも、大阪市の場合、外国人住民は1万6,832人増えたのに対して、日本人住民は777人減っている。
一方、住民総計の増加数で1万2,521人だった福岡市では、日本人住民の増加数は8,829人であり、外国人住民の増加数は3,692人となっている。
同調査によると、2024年1月1日時点における住民基本台帳に基づく日本全国の人口は、総計1億2,488万5,175人だった。
その内訳は、日本人住民1億2,156万1,801人、外国人住民332万3,374人となっている。
日本人住民については、前年(1億2,242万3,038人)に比べて86万1,237人減っており、2009年をピークに15年連続で減少していた。
一方、外国人住民は、前年(299万3,839人)に比べて32万9,535人増加している。
外国人住民の動向としては、新型コロナ感染症の大流行によって2021年から2年連続で減少したものの、2023年から再び増加に転じている。
出所:住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数(令和6年1月1日現在)
出所:住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数(令和6年1月1日現在)
参照サイト
総務省自治行政局住民制度課『住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数(令和6年1月1日現在)』
https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01gyosei02_02000316.html
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