再開発を経て、アジアの中核となる都市へ 「えんホールディングス」が掲げる福岡未来予想図とは?

前回ご紹介した「株式会社えんホールディングス」の不動産投資クラウドファンディング「えんfunding」。こちらの取材時に、代表取締役・原田透さんから、福岡の将来性や地場企業としての取り組みについてもお話をお聞きしました。 不動産の仲介から始まり、今やシステム開発や「ホテルトラッド博多」のホテル運営、ウェブメディアの運営に至るまで多彩なグループ企業が集い、ソフトもハードも手がける「株式会社えんホールディングス」。 福岡を愛し、ムーブメントを起こしてきた企業だからこその未来予想図。それは、地元に住んでいる方、特に若い世代にとって街への愛着が増すような希望に満ちた内容でした。今回は、その内容をまとめてお届けします。

海外からの視線も熱い福岡の魅力を感じてほしい

不動産に一口一万円から投資できる「えんfunding」。原田さんは、開始のきっかけについて、“福岡を知って欲しい”という理由を挙げていました。自分の資金が投入されたマンションが市内でどんな位置にあるのか、福岡市は今後どう発展するのか…。物件を俯瞰的に分析する投資家としての視線で、今までにない街の姿に気づくはずです。そこで感じて欲しいのが、「福岡の持つ可能性」だと原田さんは言います。
▶前回の取材記事はこちら


「株式会社えんホールディングス」は昨年本社を移転。自社初のホテル「ホテルトラッド博多」に併設している

ー地場の不動産企業として街を見てきた原田さんですが、福岡の魅力についてどうお考えですか?

原田さん

まず、福岡は都会的なセンスを持つコンパクトシティでありながら、自然にも距離が近い。特に一番の長所は、空港が近いことです。福岡市内だと地下鉄ですぐ空港に行ける。まるで新幹線に乗る感覚で飛行機を活用できます。

デジタル化でリモートワークが進んでいますよね。東京にいなくても仕事ができるとなれば、住みたい場所として選ばれる都市に入ると思うんです。実際に年々人口が増えていますし、市内は若い世代も多い。


株式会社えんホールディングス代表取締役 原田透氏

さらに、これから先は福岡市が進めている「天神ビックバン」、「博多コネクティッド」、「ウォーターフロントネクスト」などの再開発が目白押しです。こうしたプロジェクトが完成すると、東京を本社とする大企業や外資系企業が進出してきます。福岡には今まで床面積が広いオフィスはあまり見られなかったのですが、これからは大規模な展開がどんどん起こるでしょう。そうすると、経済も活性化しますし、相乗効果として人口ももっと増えるでしょうね。

 

※フクリパでは、福岡市の再開発事業に関する記事も掲載中!こちらもぜひ読んでみてくださいね。
「天神ビックバン」「博多コネクティッド」

ーなるほど。そう考えると再開発が完了する前が投資のチャンスのような気がします。アジアなどの外資系のファンドからも注目されているとおっしゃっていましたね。

原田さん

もうすでに具体的な動きがありますよ。福岡の将来性については、むしろ海外の企業の方からのアプローチが多いようです。だから、その動きに乗り遅れないように、国内に魅力をアピールしていかなければと考えているんです。

“一年中楽しめる花々”で街のイメージアップを

「366フラワーデイズプロジェクト」の一例。庭園だけではなく、壁面緑化も手がけている

「株式会社えんホールディングス」では、地域の活性化を目指して、不動産業を超えた取り組みを続けているそうです。そのひとつが、自社ブランドのマンション「エンクレスト」シリーズなどで実施されている「366フラワーデイズプロジェクト」です。

原田さん

この「366フラワーデイズプロジェクト」は、エンクレストのマンション全棟と本社ビル併設の「ホテルトラッド博多」に季節の花々が楽しめる庭園を作る企画です。庭園のプロデュースは、世界的に有名なガーデンデザイナーの石原和幸氏が手がけています。一年中いつでも花が咲いているエントランスでお迎えすることをコンセプトにしています。

※石原和幸さんはフクリパで“緑の魔術師”として環境に関するコラムを連載中です。

 

ー一年中とはすごい!住む人にとって嬉しい心遣いですね。

原田さん

それだけではないんですよ。エンクレストは、福岡の都心部に110棟以上ありますので、微力ながら街の目立つ場所にお花を咲かせることができます。福岡には、インバウンドや他県からのお客様もお見えになることもあるでしょう?「福岡はいつきてもきれいだな」と、街としていいイメージを持っていただきたいんです。それに、壁面緑化や庭園は、エコにもプラスになりますよね。経済だけではなく、環境が整えば地域活性化につながりますからね

多彩なアプローチで“世界に通用する福岡”を目指す


「福岡の今と未来をつむぐ」をコンセプトにさまざまなジャンルの記事をそろえるウェブメディア「フクリパ」
https://fukuoka-leapup.jp

福岡の街を世界にアピールする上で、原田さん達はさらなる取り組みを進めています。実は、この記事が掲載されているウェブサイト「フクリパ」の運営もその一環。「株式会社えんホールディングス」にとって、ウェブメディア制作にはどんな狙いがあったのでしょうか。

原田さん

今の福岡はどんどん進化しているんですインフラはもちろん、目に見える形だけではなく、ユニークなキャラクターやアイデアが次々に生まれている。なのに、地元ですら最新の情報を知らない人がいる。これってもったいないですよね。例えば、旅行先や移住先を探している人、ビジネスを始めたいと考えている企業に認知されれば次の発展につながるのではないでしょうかだから、「フクリパ」は、ビジネス、暮らし、カルチャーと多彩なジャンルで、“福岡の今と未来”を紹介しているんですよ

 

ーフクリパのニュース性は、地元の人にとっても地域に目を向けるきっかけになりますね。原田さんは未来の福岡について、どう考えていらっしゃいますか?

原田さん

そもそも、私は福岡が三大都市圏に入っていないのが悔しいんですよ。経済的に首都圏を超えるというのは難しいですが、こちらには、“福岡ブランド”があるんです。最初にお話ししたコンパクトシティの魅力ですよね。家賃は首都圏に比べて安いし、通勤時間も短い。住みやすさ、つまり幸福度を考えるなら、負けていないと思うんです。

最近では福岡の企業に就職する人も多いですよね。「えんホールディングス」も東京に支店があるんですけど、福岡を希望する学生が圧倒的に多い。福岡の将来性を考えるなら、こうしたビジネスの環境も整えていかないと。そのためには、大企業の本社機能をこちらで育てる必要があると思います。それも福岡に留まらず、九州全体でひとつのカテゴリーとして視野に入れています

 

ー福岡が率先して九州全体を盛り上げるということですね。その先に目指すものは首都圏と並ぶということですか?

原田さん

いえ、もっと広い視点で考えています。「えんホールディングス」には、すでにシンガポールなど海外の大手ファンドから不動産投資のご相談が来ているのですが、いずれも東京の次に福岡に来ているんです。つまり、投資対象として福岡の将来性にいち早く気づいているということ。再開発事業が完成した後は急激に経済規模が伸びて、今よりもっとグローバルな都市になるはずです。
そうなった時に、私たちが視野に入れるのはもはや国内ではなく、アジアなんです

 

「アジアの玄関口」と称される福岡ですが、これから街の発展に伴って、その間口がどんどん広がってくると原田さんは予想しています。

「えんホールディングス」の取り組みは、アジア、さらにその先で肩を並べるための環境整備であり、情報発信であると。地元をよく知る企業から出た言葉だけに、とてもワクワクさせられるお話ですよね。先日発表された「えんfunding」は、まさにその第一歩。

これまでにないスピードで成長を続ける街を通して、私たちの未来につながる投資を始めてみてはいかがでしょうか。

株式会社えんホールディングス
『えんホールディングスは創業30年を迎えた不動産総合デベロッパーで、マンションブランド「エンクレスト」の開発・販売・管理・賃貸・仲介を軸にグループ展開しており、福岡市に112棟10,369戸以上の実績があります。※1
福岡県下の分譲マンション販売実績ランキングにおいては、投資型部門で17年連続1位、実需型と投資型を合わせた総合部門では13年連続で1位を獲得。※2
また、彩りと潤いのあるふくおかの街づくりのため、福岡市の取り組みである「一人一花運動」に参画し、エンクレスト全棟に世界的なガーデンデザイナー「石原 和幸」氏がプロデュースする一年中花が咲くガーデンアートを実現。
2021年には6月15日から不動産投資クラウドファンディングサービス「えんfunding」を発表。7月1日には第一回目のファンドが公開されている。
※1 2021年5月末時点
※2 フクニチ住宅新聞調査(2020年3月発表)』
https://en-funding.en-hd.jp/

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ライター
大内 理加
壱岐出身。福岡市内の編集制作会社を経てライターとして独立。現在は、福岡のweb、紙媒体を中心に食、カルチャー、地域活性など、ジャンルを問わずに執筆しています。趣味は、街ぶらと1人旅。妖怪と忍者、サメ・ワニ映画などのワードに飛びつく癖がありますが、話し出すと大体苦笑いに終わります。

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