1バス停単位で福岡を切り取る「バス停から愛」

都心どまんなかのバス停廃止。「天神・福岡市役所前」バス停

一見なんてことないバス停とそのまわりも、視点を変えれば観光資源。そんな思いで福岡のバス停を取り上げ、ご紹介する本企画。連載44回目は、福岡市中央区にある「天神・福岡市役所前(てんじん・ふくおかしやくしょまえ)」バス停をご紹介します。

 

「天神・福岡市役所前」バス停

 

ここには、仕様の違う「天神・福岡市役所前」バス停が3本あります。

一番左は「福岡エアポートアクセスバス」、真ん中は「オープントップバス」のバス停です。

 

 

一番右の紅いバス停には、キャナルシティラインバスが発着しています。

こちらも、「天神・福岡市役所前」というバス停名は同じです。

 

 

キャナルシティラインバスは、博多駅を起点とし、キャナルシティを経由して天神へ。市役所から都心を循環して、キャナルシティや博多駅へ戻る路線でした。

 

土日祝は1時間に5本走っていましたが、

 

 

天神~キャナル~博多の相互移動という経路が、3月27日に開業する地下鉄とほぼ共通のため、廃止が決まりました。今後、博多駅や天神からキャナルシティを目指す場合、地下鉄を利用するのが主流になるのだと思います。

 

 

もちろん今後も、キャナルの近くまでバスはたくさん走りますから、バスで行けないことはないですけれど、市役所前は通りません。地下鉄は線路があって、「想定外のところに連れていかれる」危険性がないので、土地勘のない観光客の皆さんには、地下鉄利用が推奨されるのでしょう。

 

 

バスマニア、毎年3月のダイヤ改正時期には、ひとつひとつの変更に一喜一憂しています。

福岡随一の繁華街である天神に立つバス停でも、状況によっては消えることがあるのです。

 

 

けれども、ここ市役所前には、今後もオープントップバスが発着します。

 

 

 

福岡オープントップバス

福岡オープントップバス」は、福岡市を走る屋根のないバスです。

座席が高いので、走行中は信号や街路樹が手の届きそうなくらい近くまで寄ってきて、とても楽しいです。

 

 

 

 

コースがいくつかあるのですが、中でも「シーサイドももちコースは、天神から福岡タワーへの移動途中に都市高速を走行します。空が見えるバスでの高速走行は、最高の非日常が味わえます。

 

 

夕方の、福岡の夕景を眺められる「博多街なかコース」「福岡きらめきコース」もおすすめです。

 

 

インバウンドの観光客が戻ってきた印象がありますが、オープントップバスは地元福岡の人でも楽しめますよ。普段と違う街の景色が見えます。

 

 

 

 

オープントップバス乗車のお誘い

バス路線探検家と一緒に、オープントップバスに乗車してみませんか。

 

日時: 2023年4月23日(日)12時出発の便に乗車します
集合場所: オープントップバス始発地 福岡市役所前バス停に11時40分頃
コース: シーサイドももちコース
参加費: オープントップバス料金のみ(大人1,570円)
参加資格: どなたでも

▼問合せ等詳細はこちら

https://nishitetsu.yoka-yoka.jp/e2327299.html?fbclid=IwAR2sfeaSKDGuG7P_vgKxuW05oaHZ-H2mzn9A9zRCtgRZFFnlwbi7OMgeJdQ

 

 

基本情報

天神・福岡市役所前(てんじん・ふくおかしやくしょまえ)
住所:〒810-0001 福岡県福岡市中央区天神1丁目8[map]

 

 

 

 

 

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バス路線探検家
沖浜貴彦
1972年生まれ・福岡在住。路線図に描かれた終点を想い、途中の狭い区間を苦心して走るバスに愛を注ぐ変態。ブログ「ほぼ西鉄バスの旅」を2008年に開設、日々愛を持ってバスを追いかけ続ける。毎月第二金曜・第四土曜日はバス趣味の現況を共有するサロン「バス路線探検家の会」を運営。

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