『情熱大陸』出演!】緑の魔術師!庭園デザイナー石原和幸さんと福岡の関係

【『情熱大陸』出演!】緑の魔術師!庭園デザイナー石原和幸さんと福岡の関係

長崎市生まれ。22歳で生け花の本流『池坊』に入門。以来、花と緑に魅了され生花の路上販売から店舗販売、そして庭造りをスタート。その後、苔を使った庭で独自の世界観が「英国チェルシーフラワーショー」で高く評価されこれまで14回出展し計11個の金メダルを受賞。エリザベス女王より「緑の魔術師」と称され、全国で庭と壁面緑化など緑化事業を展開し環境保護に貢献すべく活躍している庭園デザイナーの石原和幸さん。2023年6月25日には『情熱大陸(MBS 毎日放送)』に出演。こちらの記事では、石原さんとはどんな人物なのか、福岡との関係性についても交えてご紹介します。

庭園デザイナーの石原和幸さんってどんな人?

 2020年よりフクリパで連載を担当していただいている庭園デザイナー・石原和幸(いしはら かずゆき)さん。

 

22歳でいけばなの根源『池坊』に入門。以来、花と緑に魅了され路上販売から店舗、そして庭造りをスタートさせました。

 

その後、苔を使った庭で独自の世界観が国際ガーデニングショーの最高峰である「英国チェルシーフラワーショー」で高く評価され、2006年から2019 年まで計11回の金賞を受賞。

 

英国チェルシーフラワーショー作品(2016年)

 

部門内1位に贈られるベストガーデン賞とのダブル受賞は6度果たし、中でも2016年の大会では、出展者では最高賞のプレジデント賞を受賞。

エリザベス女王からも“緑の魔術師”と称えられた、石原和幸さん。世界に認められた豊かなデザイン性と確かな施工技術力で、数々の作品を生み出し続けています。

 

そのほか、講演会やセミナー(花教室)の講師としても活動し、多くの方に植物のすばらしさを伝え続けています。全国で庭と壁面緑化など緑化事業を展開し環境保護に貢献すべく活躍中。

 

 

石原和幸さんが、6月25日放送の『情熱大陸』に出演!

 そんな石原さんが、6月25日(日)23:25〜放送される『情熱大陸(MBS 毎日放送)』に出演されます! 

 

コロナ禍で、植物と人間が一緒に生きていることを再認識。石原さんの新たなる挑戦が放送されます。ぜひお楽しみに!

 

 

福岡市内で見ることができる、石原和幸さんの作品

壁面緑化された天神・警固公園近くの建物

 

長崎の田舎出身の石原さん。都会に出て働いていると、故郷の里山の景色が無性に懐かしくなることがあるのだとか。でも、都会では地価も高いし植栽面積も狭い…ということで、目を付けたのがオフィスビルや店舗の壁でした。「縦方向に庭を作れば」というのが、壁面緑化へチャレンジしたきっかけでした。

 

壁面緑化が目印となっている「ホテルトラッド博多」

 

いろいろ試行錯誤しながらも独自の作り方で、建物の壁をキャンバス、植物を絵具に見立てて、理想とする彩りある立体的な壁面緑化が作れるように

福岡の街中で僕が作った大型の壁面緑化が見られるのは、警固公園近くの建物と、昨年作った博多区住吉にあるホテルトラッド博多の壁です。

 

▶くわしくはこちらの記事をチェック

 

この近辺を通過する際には、ぜひ少し目線を上に上げて、目と心にやさしい緑を感じてみてくださいね。

 

▶石原さんが新たにプロデュースするプロジェクト『エンクレストガーデン福岡』はこちら

 

では、ここからは、フクリパでの過去の連載記事をピックアップしてご紹介します!

 

石原さんが庭園デザイナーになるまで。華麗なる逆転人生!

 逆転人生!「花のパワー」を信じて。そこに感動も生まれる 

若かりしころの石原さん

 

僕は長崎市出身です。もともと花や庭に興味があったわけでもなく、学生時代の夢はモトクロスのプロレーサーで、学校も福岡県久留米市内にある工業系に進みました。

しかし眼が悪くなりプロレーサーの夢は絶たれ、学生時代に取った自動車整備士の資格を生かして、カーディーラーに就職しました。

 

ここまでは花と緑に何ら縁もなかったのですが、知人から「花屋は儲かる」との話を聞き、花の世界を覗いてみようと、池坊(注1)の教室で習い始めました。生花が僕の人生を大きく変えたのです。

(注1)日本の華道家元。いけばなの根源で、全国各地でいけばな教室を開設する。会員数は最大を誇っている。

 

 教室に2回、3回と通ううちに、どんどんのめり込みました。もともと単純な僕です。この瞬間に、「花で生きるんだ!」と決めたのでした。

 

花屋としてのスタートは、路上販売。その後、飲み屋街や商店街、ホテルの軒先などを安く借り、独自の軒先商法で花屋を展開。路上販売で培った販売力とトーク力、持ち前の行動力で成果を上げました。

これを機に念願の店舗を持つことができ、長崎市内に「風花(カザハナ)」をオープンさせました。

 

花屋時代の石原さん

 

5坪の小さな店でしたが、24時間営業で頑張った結果、花屋として面積あたりの売上は、日本一を記録しました。が、事業の拡大に失敗し、多額の借金を背負うことになりました。

 

多額の借金を抱えた僕の窮地を救ってくれたのは、庭でした。花の販売の傍らでお客さんに頼まれて庭づくりを始めていたのです。

路上販売の頃のように、お客さんの心をつかんで花を売っていた気持ちに戻り、庭づくり一本での商売をスタートさせました。

 

一般的に植木屋さんは樹木を植え、花屋さんは花を植えます。僕の場合は花屋上がりの植木屋だったので、花も植木もどちらもできるハイブリットの植木屋となり、新たに石原テイストのデザインを確立することができました。

長崎の地で僕は名のあるガーデナーとなりました。ただ狭い長崎では頭打ちになっていたのも確かで、一度は花屋で日本一になった僕は、「次は世界一だ!」と思いました(笑)。

 

そして、いろいろと世界のガーデンを調べた結果、現在の僕にたどり着く「英国チェルシーフラワーショー」の存在を知ったのです。すぐにイギリスに飛び、チェルシーフラワーショーを肌で感じてきました。

 

英国チェルシーフラワーショー作品(2015年)

 

まさに「井の中の蛙大海を知らず」という言葉が、僕にはピッタリ。長崎でちょっと有名なガーデナー気取りをしていた自分に赤面しました。

その反面、体の中から燃え上がるものを感じ、いつの間にか借金返済という目標が、「絶対にチェルシーフラワーショーで金メダルを取って世界一になる」ということが目標となりました。

 

エリザベス女王と懇談

 

この後 出展を叶え、苔を使った庭が注目され、2006年に念願の金メダルを受賞することができました。そして、これまで14回の出展の内、11個の金メダルを受賞することができました

 

ヒルトン福岡シーホークやPayPayドームの植栽を手掛ける

ところで、福岡市との縁ですが、英国のチェルシーフラワーショーのほかに、シンガポール政府主催で、世界中の著名な園芸家やフラワーデザイナーを招待して作品を展示する「シンガポール・ガーデン・フェスティバル」があり、この大会への出展が福岡市と僕をつなげる大きなきっかけとなりました。

 

同大会へ2008年に出場した僕は最優秀賞を獲得しました。そこでGIC(シンガポール政府投資公社)の方と縁をいただき、ヒルトン福岡シーホークのガーデンチャペルやヤフオクドーム(現:PayPayドーム)の植栽に携わらせていただくようになりました。

 

以前は全国にある現場のひとつにしか考えてなかったかもしれませんが、今は「一人一花運動」のアンバサダーへ就任させていただき、象徴的な場所でも仕事をさせていただくなど、僕の中で特別な場所となった福岡市を花緑で、更に魅力的な都市に変えていきたいと日々考えています。

 

▶くわしくはこちらの記事をチェック

▶一人一花運動については、こちらの記事をチェック 

 

 

福岡を“フラワーシティ”に!活動を続ける石原さん

 「夢の花屋をつくりたい」。再チャレンジで福岡・天神西通りへの出店を実現する!

ある時、西鉄グランドホテル様から「花屋をやってもらえませんか」と思わぬ依頼をいただきました。それも隣のパン屋さんとのトータルコーディネートでフランスの街並みのように。

 

僕は二つ返事で「やらせていただきます!」と依頼を受けました。しかし何のプランも見込みもなく、ただ勢いだけで天神西通りに花屋を出すことを決めました。

 

店名は『GIVRNY(ジベルニー)』にしました。由来は、クロード・モネという印象画を代表するフランスの画家がきっかけでした。

モネは絵を描くため、ジベルニーの地にあった自宅に庭園を造ったということで、その発想から僕は福岡を庭にするためにこの花屋を作ろうと考えました。7坪しかない小さな花屋から、「福岡が花いっぱいになったらいいな」との思いを込めて店名を決めました。

 

花屋『GIVRNY(ジベルニー)』のオープニングセレモニー風景

 

福岡の花の生産量は全国で上位ですが、逆に消費量となると全国でも下位の方になってしまいます。

僕も花屋『ジベルニー』と自分のブランドを活かしながら、少しずつですが花の消費を広げる仕掛けをしていきます

 

▶くわしくはこちらの記事をチェック

 

 

人との出会い。そこから新たな可能性が生まれる!

今、僕は人と会うたびに、一人一花運動のことを話すようにしています。きっとその中からキーパーソンが出現し、思わぬ展開が待っていると考えているからです。

 

そんな最中、ひょんなことから、天神のソラリアプラザに店舗を構える「チョコレートショップ」の佐野隆社長との出会いがありました。

いろいろ話すと佐野社長も一人一花運動については好感を持たれていて、福岡をさらに魅力的な街にするために必要な運動だと考えておられました。

 

「畑違いの二人で何ができるのか」と考えたときに、まずはそれぞれの一番の武器を合わせてみようと思いました。

僕の「花」と佐野社長の「チョコレート」を合わせたSweets Flower(仮称)。花にチョコレートという付加価値を付けることで、新たな形態となり、花の利用シーンや頻度を増やすことができるように感じました。

花とチョコレートを合わせた商品「Sweets & Flower (仮称)」 

これまで花単体での活用や展開をイメージしてきました。ですが、今回の佐野社長との出会いでは、まったく別な物との組み合わせによって新たなものを生み出せることが分りました。

 

福岡だったら他にどんな組み合わせができるだろうか?

 

「明太子と花」、「ホークスと花」、「どんたくと花」、「屋台と花」、「HKTと花」などなど。それぞれコラボする形態は変わると思いますが、無限大の可能性を感じます。あとはどんな化学反応を起こさせるか、です。

 

固定概念を捨てる。目に見える姿だけにとらわれることなく、広い視野と本質を見抜く目を養う。行動を起こさないと何も始まりません。まずは会ってみる。そこから新たなチャレンジがスタートするのです

 

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水郷柳川を花と緑でいっぱいに。あらたな出張所がオープンしました!

福岡の人気観光地のひとつである「水郷柳川」。その福岡県柳川市に石原和幸デザイン研究所の東京、福岡に続く3番目となるお店、柳川出張所がオープン。

 

お庭の依頼をいただて依頼のつながりのあった柳川でYOGAと食をテーマにしたイベント等を開催しているあうんLLCとのご縁もあり、いい風土がある柳川を盛り上げたいという想いで、柳川出張所をオープンすることとなりました。

 

あうん LLC と 石原和幸デザイン研究所柳川出張所の建物と外観

 

一緒に柳川を盛り上げていきましょう!福岡柳川を花と緑でいっぱいにします!

 

▶くわしくはこちらの記事をチェック

 

福岡との関係性が深い、石原和幸さん、これからもさまざまな仕掛けや作品を生み出していってくれるはずです!

▶石原和幸さんの記事をまとめて読みたい方はこちらをチェック

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フクリパ編集部
フクリパ・デスク(中の人)です。飛躍する街・福岡の 過去を知り、現在を理解し、未来を想像する、様々な情報をいち早くお届けします。「こんな記事が読みたい!」というリクエストは、各種SNSのメッセージにて承ります!

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