現在の福岡市の感染状況
4/5時点:新規陽性患者数 862人
昨年8月のいわゆる第5波では、1日の感染者数が625人を記録したのをピークに減少が続いていましたが、1/10に101人と、およそ4ヶ月ぶりに3桁台となりました。1/29 には2,438人を記録しこれまでの最高値になりました。
1/27には、福岡県においてまん延防止等重点措置が実施され、また、病床使用率が30%を超えたため「福岡コロナ警報」が「特別警報」に引き上げられました。
「まん防」は延長されたものの、現在は解除されています。
詳細はこちら: 福岡市での発生状況 <新型コロナウイルス感染症>
詳細はこちら: 福岡市内の感染動向
これまでの福岡市のコロナ史
これまでの発令状況を振り返ります。緊急事態宣言とまん延防止等重点措置(通称:まん防)は、2020年の4月から7度に渡って発令されました。
・第1回緊急事態宣言:2020/4/7~5/14
・第2回緊急事態宣言:2021/1/14~2/28
・第3回緊急事態宣言:2021/5/12~6/20
・第1回まん延防止等重点措置:2021/6/21~7/11
・第2回まん延防止等重点措置:2021/8/2〜8/19
・第4回緊急事態宣言:2021/8/20~9/30
・第3回まん延防止等重点措置:2022/1/27〜3/6
3/6のまん防解除以降は、4月7日までを「感染再拡大防止対策期間」とすることが決定されています。
福岡市独自の対策
福岡市の対策は、飲食店をはじめ創業支援や、商店街、宿泊事業者、文化・エンターテインメント事業者などさまざま。市内で活動する子ども食堂の運営団体へ、福岡市の非常食(防災備蓄食料)が提供されるなどの支援も行われました。
詳細はこちら: 福岡市「事業者向け情報」
私編集部が個人的に気になったのは、「福岡市テレワーク促進事業支援金」。こちらは通勤者削減のためテレワーク環境を構築する中小企業等に対して、支援金を最大50万円支給するというものです。
詳細はこちら: 福岡市「テレワーク促進事業支援金」
4月10日に発表された「新型コロナウイルスに関するアンケート」調査によると、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、在宅勤務・リモートワークを実施したと回答した企業は、全企業の25.4%のみ。
企業が「そもそもリモートワークできる環境を作れていない」という現実がありました。
■フリーランスはどうなる?アブローダー的 コロナショック検証
フクリパでは、福岡でリモートワークをするフリーランスのアブローダーさんが、コロナでどう影響を受けたかを語ってくれました。コロナ禍をきっかけに、働き方を見直したという方も多いのではないでしょうか。
記事はこちら:https://fukuoka-leapup.jp/biz/202005.50
コロナ禍で飲食店や企業はどう変わった?
続いて、福岡で元気な飲食店と企業の様子をお届け。実はフクリパの設立は2020年2月22日。まさにコロナとともにはじまり、様々な飲食店や企業などへの取材を通して、福岡の情報をお届けしてきました。
業態を変更したお店やコロナ禍にオープンしたお店など、それぞれの思いもさまざまです。
■夜の営業、ほぼやめます!郊外の人気店「捏製作所」が昼酒にシフトする理由
2015年8月、福岡市早良区藤崎に移転オープンした「捏製作所(つくねせいさくしょ)」は、2020年8月に業態を変更。11時から19時30分までの営業時間とし、これまでのメニューに自家製麺を加えた麺酒場として、新たなスタートを切りました。
記事はこちら: https://fukuoka-leapup.jp/gourmet/202007.103
■月間販売数50万本!老舗焼鳥居酒屋「竹乃屋」のお取り寄せ焼鳥がすごい!
老舗焼鳥居酒屋の竹乃屋さんは、2020年4月の緊急事態宣言発令を受け、お取り寄せできる機能を強化。名物の「ぐるぐるとりかわ」は月50万本を売り上げるまでになりました。もともとあった構想の実現を、コロナ禍が後押しする形となったそうです。
記事はこちら: https://fukuoka-leapup.jp/gourmet/202107.288
■コロナ禍真っ只中での独立オープン。ピンチをチャンスに変えた決断(田中精肉店)
福岡市中央区六本松にある「田中精肉店」は、“焼肉店“としてではなく、店内飲食&テイクアウト弁当がある“精肉店”として、コロナ禍真っ只中の2020年11月にオープン。
安くてボリューム満点のお弁当と写真映えする包装、インスタグラムでの情報発信などの工夫で、ピーク時は1日1,200個も売り上げる人気店になっています。
こちらの記事は田中精肉店さんのほかにも卸直結の人気店をまとめているので、ぜひチェックしてみてください。
記事はこちら: https://fukuoka-leapup.jp/gourmet/202109.340
■“飲みニケーション”は時代を超えて進む。福岡市のブーム火付け役MEGUSTAが考える、立ち飲み文化の未来
福岡市に立ち飲み文化を広めた「MEGUSTA」は、感染症対策を徹底しながら営業を続ける一方で、2020年8月からテイクアウトの食べるスープ専門店SOUP TRUCKを立ち上げ。
2021年10月には、立ち飲み・テイクアウト・デリバリー・通信販売・セントラルキッチンを兼ね備えた店舗をオープンしました。
記事はこちら: https://fukuoka-leapup.jp/gourmet/202103.226
■大変なのは飲食店だけじゃない! 生産者のことを想う料理人の新たな取り組み。
生産者を想い、食材販売へと舵を切った飲食店もあります。『すし幸徳』と『清喜ひとしな』、店主おふたりの思いにもぜひ触れてください。
記事はこちら: https://fukuoka-leapup.jp/gourmet/202004.58
■テラス&オープンエアーの規制緩和で、改めて感じる福岡のまちの贅沢空間!
2020年10月から11月には、福岡の複数の商店街・店舗で道路占用許可等の基準緩和を活用したテラス営業等の取組みが実施されました。
福岡の水辺テラス席の先駆者「ウォーターサイト オットー」さんへのインタビューや、福岡のおすすめテラス席もご紹介しています。
記事はこちら: https://fukuoka-leapup.jp/biz/202010.134
最後は、飲食ではない企業の変化をご紹介します。
■データ分析システムもDIY?DXで増収増益を続ける「グッデイ」の取組み!
コロナ禍のニーズに応え、業績を伸ばしたホームセンター。福岡市に本社を置くグッデイは前年比売上20%増を達成したそうですが、要因は巣ごもり需要だけではなく、「DX」の成果が現れたからだとか。
記事はこちら: https://fukuoka-leapup.jp/biz/202105.258
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悲しいニュースばかりではなく、コロナ禍に後押しされる形で進んだ新しいことや、これまでになかった楽しい体験が生まれることも多かったはずです。
一市民として今後も感染拡大には注意しながら、福岡のまちを思い切り遊びたおしていきたいですね!