首位は12回連続で横浜市。福岡市は札幌市を抜いて第2位へ
地域応援サイト『生活ガイド.com』(運営:株式会社ウェイブダッシュ)は2024年6月20日、『全国住みたい街ランキング2023』を発表した。
同ランキングによると、トップ3は第1位:横浜市、第2位:福岡市、第3位:札幌市だった。今回、福岡市は、札幌市を抜いて初めて第2位にランクインしている。
第1位となった横浜市は、今回で12回連続であり、同ランキングでは、「横浜への注目や人気は来年も続きそうです」との見通しを立てている。
一方、2010年の『全国住みたい街ランキング』スタート時に第10位だった福岡市は年々、順位を上げて一昨年・2022年、昨年・2023年と2年連続で第3位となり、今年・2024年は第2位までランクアップしている。
福岡市について、同ランキングでは、『西を代表する職・住・遊の三拍子揃った街』と評価した上で、次のようなコメントを出している。
福岡市の人口増加数は全国首位であり、その勢いは当分は止まりそうにないようです。
コンパクトで利便性が高い街として多くの人に認識・支持されており、2023年は福岡市営地下鉄七隈線が博多駅まで延伸開業しましたが、早くもその影響が表れたかもしれません。
新たな博多と天神の2大商業地を結ぶ路線が誕生したことにより、人の流れも変わったことで、同路線の通勤ラッシュ時の混雑状況はコロナ禍前以上になったそうです。
また九州大学伊都キャンパスの南側に『九大新町研究開発次世代拠点』として、研究施設と商業施設、住宅施設のコラボタウン「いとLab+(いと・らぼ・ぷらす)」がオープンするなど、「職」を強くするために「学」にも力を入れているのが特徴ではないでしょうか。
出典:生活ガイド.com(運営会社ウェイブダッシュ)
福岡市の行政区別ランキングでは、博多区と中央区が二強
『全国住みたい街ランキング2024』は、株式会社ウェイブダッシュが生活ガイド.com会員1万5,223人を対象に2023年4月1日から2024年3月31日までの調査期間にインターネットを用いて調べたランキングだ。
今回の調査期間内である2023年5月に新型コロナウィルス感染症がインフルエンザと同じ『5類』に引き下げられており、本格的にコロナ禍が明けた年度における調査となった。
今回、同ランキングでは3年ぶりに上位の政令指定都市における行政区の順位と割合を算出している。
福岡市における住みたい行政区別ランキングでの第1位は31.5%の博多区であり、中央区が29.4%で続いた。以下、第3位:東区10.3%、第4位:西区9.7%、第5位:南区8.4%であり、博多区と中央区の人気は福岡市の中でも抜きん出ていた。
また、地域別住みたいランキングベスト5も例年通りに発表していた。九州・沖縄地域におけるランキングベスト5は、下記の通りであり、首位は福岡市だった。
◎第1位:福岡県 福岡市
◎第2位:沖縄県 那覇市
◎第3位:沖縄県 石垣市
◎第4位:福岡県 北九州市
◎第5位:沖縄県 宮古島市
『生活ガイド.com』は、株式会社ウェイブダッシュが運営するWebサイトであり、日本全国の市と東京23区などの特別区、および政令指定都市における行政区ごとの地域・行政情報を掲載している。
生活ガイド.comでは、市区の比較や住みたい街関連のランキングに加えて、会員投票による地域関連テーマによるランキングも掲載しており、水道をはじめ各公共料金や補助金・お祝い金、子育てに関する情報などの住まい探しや暮らしに役立つ情報を提供している。
出典:生活ガイド.com(運営会社ウェイブダッシュ)
参照サイト
『全国住みたい街ランキング2024』発表。横浜市の人気は変わらず、TOP10内 は前回から順位を入れ替える結果に!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000249.000006408.html
生活ガイド.com 全国住みたい街ランキング 2024年版
https://www.seikatsu-guide.com/rank_sumitaimachi/