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コネクトスクエア博多が福岡東総合庁舎敷地の有効活用事業で筑紫口に完成【福岡市博多区】

博多駅筑紫口において、福岡東総合庁舎敷地の有効活用事業として建設されていた12階建てのオフィスビル『コネクトスクエア博多』が、3月15日に完成しました。博多駅エリアの新たな〝ランドマーク〟としても注目が集まる新オフィスビルについて今回、紹介していきます。

博多駅筑紫口に〝ランドマーク〟となるオフィスビルが完成

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博多駅筑紫口に地域・まち・ひとをつなぐ新ランドマークが誕生━━。
九州旅客鉄道株式会社(JR九州)を代表企業として福岡地所株式会社、株式会社麻生を構成員とする企業グループが、福岡市・博多駅東1丁目で建設を進めていた『コネクトスクエア博多』が2024年3月15日に完成した。
福岡県による公民連携(PPP)として、定期借地方式での土地貸付による福岡東総合庁舎敷地有効活用事業として誕生したコネクトスクエア博多は、ランドマークとなる建築デザインを備えたオフィスビルだ。

 

 

建物のデザインは、デンマーク王立図書館をはじめとする世界的な実績を持つ建築デザイン事務所『シュミット・ハマー・ラッセン・アーキテクツ』(デンマーク)が手掛けた。
三層ごとに分節した建物の外観デザインは周囲に対し、それぞれの角度で向き合うことを通じて、まちなみと調和するように配慮したとする。

 

 

博多駅筑紫口すぐ近くに立地するコネクトスクエア博多では、地上部に公開空地を設け、建物の1階に飲食店舗、2~3階に福岡県博多県税事務所、4~12階に一般オフィステナントが入居する。
エントランスホールの内装には、福岡産の木材を採用し、建物の屋上に太陽光発電設備を設置して地球温暖化対策にも配慮している。

 

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画像提供:JR九州

 

 

〝地域・まち・ひとをつなぐ〟建物がまちの賑わいを創出

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福岡県有地の有効活用事業でもあるコネクトスクエア博多は、福岡市による博多駅周辺エリアの再開発事業『博多コネクティッド』において、容積率緩和などのボーナスを認定されている。
コネクトスクエア博多は、筑紫口中央通り側にピロティ広場を設けており、日常的なにぎわいを創出させながら、博多まちづくり推進協議会などと連携した各種イベント開催も予定している。
〝地域・まち・ひとをつなぐ〟ことを通じて、筑紫口エリアの賑わいのつながりにも寄与していきたいとする。
福岡市が取り組む『都心の森1万本プロジェクト』『Fukuoka Art Next』にも参画しており、博多駅周辺のまちづくりの一翼を担っていく考えだ。

 

 

一方、コネクトスクエア博多は、建物の構造面で制振ダンパーを採用し、揺れを低減させることで地震時の安全性を確保している。
また、建物内に3日間稼働できる非常用発電機を備え、緊急時の食糧・飲料水・毛布など3日間分の生活必需品を建物内の防災備蓄庫に常備する。
災害時、帰宅困難者や被災者ら向けの一時避難場所としても活用可能な建物だ。

 

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画像提供:JR九州

 

物件概要

所 在 地/ 福岡市博多区博多駅東一丁目171
用  途/ 事務所・店舗・駐車場
事業主体/ 九州旅客鉄道株式会社、福岡地所株式会社、株式会社麻生
階  数/ 地下1階・地上12
敷地面積/ 2,690.11
延床面積/ 21,442.91
着  工/ 20223
完  成/ 2024315
備  考/ 『博多コネクティッドボーナス』認定済

 

 

参照サイト

「コネクトスクエア博多」竣工 ~地域・まち・ひとをつなぐ、エリア再開発の想いがコネクトする場所に~
https://www.jrkyushu.co.jp/common/inc/news/newtopics/__icsFiles/afieldfile/2024/03/15/240315_connect-square_completion.pdf

 

 

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編集者兼ライター
近藤 益弘
1966年、八女市生まれ。福大卒。地域経済誌『ふくおか経済』を経て、ビジネス情報誌『フォー・ネット』編集・発行のフォーネット社設立に参画。その後、ビジネス誌『東経ビジネス』、パブリック・アクセス誌『フォーラム福岡』の編集・制作に携わる。現在、『ふくおか人物図鑑』サイトを開設・運営する。

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