福岡市のマンション化率は日本の大都市で第2位、福岡市中央区は過半数が分譲マンション
引用)Kantei eye マンション化率【政令指定都市版】
世帯数に占める分譲マンション戸数の割合を示すのが、『マンション化率』だ。
不動産のデータベース・評価システム・コンサルティングの株式会社東京カンテイ(東京都品川区 長田千江美社長)は、『Kantei eye マンション化率【政令指定都市版】』を発表した。
そして、『特別区&政令指定都市 2022年のマンションストック戸数およびマンション化率』について、ランキング化している。
同調査によると、東京23区と20政令指定都市を合わせた日本の主要21大都市におけるマンション化率におけるトップは、東京23区の32.40%だった。東京23区に続く第2位は、福岡市の30.03%だった。
80万2,088世帯が暮らす福岡市には、24万827戸の分譲マンションがあり、マンション化率で3割を超えている。
福岡市のマンション化率については一昨年、初めて30%の大台に乗ったものの、昨年は29.95%と一旦割り込んでいた。
しかし、0.08ポイントを伸ばした今年は、2年ぶりに30%という大台に回復している。
福岡市7区の中でも中央区のマンション化率53.86%は、全国の主要行政区において第11位だった。
福岡県のマンション化率は16.10%、47都道府県で第5位
引用)Kantei eye マンションストック戸数ランキング
第1位東京都28.00%、第2位神奈川県23.01%、第3位大阪府20.07%、第4位兵庫県19.10%、第5位福岡県16.10%……。
東京カンテイは、47都道府県を対象とした『Kantei eye マンション化率【全国版】』も発表している。
同調査によると、全国には5,822万6,982世帯あり、分譲マンションは751万1,510戸を数え、全国平均のマンション化率は12.90%だった。
このうち、243万8073世帯の福岡県には、分譲マンションが39万2462戸あり、マンション化率は16.10%となり、47都道府県において全国第5位だった。
同調査では、2022年における分譲マンションのストック戸数については、前年から9万6,351戸増加している。
東京カンテイでは、「コロナ禍以前は毎年10数万戸規模のストックが積み上がっていたものの、コロナ禍の1年目には販売自粛によって、2年目以降は販売価格の高騰に伴い新築物件の供給調整が行われている影響もあって、ストック戸数の増加分は2年続けて10万戸の大台を下回った」とする。
引用)Kantei eye マンション化率【主要行政区版】
参照サイト
Kantei eye マンション化率【政令指定都市版】
https://www.nomu.com/mansion/library/trend/report/ms_20230131_seirei.html
Kantei eye マンションストック戸数ランキング
https://www.nomu.com/mansion/library/trend/report/stock20230131.html
Kantei eye マンション化率【主要行政区版】
https://www.nomu.com/mansion/library/trend/report/ms_20230131_gyoseiku.html
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