太宰府天満宮の参道沿いに「BEAMS JAPAN」のショップがオープン!

「ビームス ジャパン 太宰府」は、既存のBEAMSとは一線を画したキュレーションプロジェクト「BEAMS JAPAN」の九州1号店として、太宰府天満宮の参道近くにオープンしました。
BEAMS JAPANが九州に初上陸!「ビームス ジャパン 太宰府」がオープン!【福岡県太宰府市】
https://fukuoka-leapup.jp/city/202511.68370
地元の事業者と連携する地域共創型店舗として、MOONSTAR(シューズ)や、オカモト商店(久留米絣)、イケヒコ・コーポレーション(い草製品・畳)などとコラボレーションをし、伝統を重んじつつも新たなプロダクトを発信しています。
温故知新を具現化した「ビームス ジャパン 太宰府」の店舗
「ビームスジャパン 太宰府」が出店しているのは、建てられて半世紀以上は優に経過しているであろう古民家で、スタッフの方が地元の方にお聞きしたところ、かつては食事処だったり、焼物を取り扱うお店だったり、住まいとしても使われてきた歴史のある建物なのだそう。

梁や建具などは当時のまま残してリノベーションしており、まさに温故知新!
BEAMSが見事に古民家を「ローカルの魅力を発信していくアトリエ」に変えていました。

BEAMS JAPANが手がけるショップとしては、10店舗目となる太宰府。
既に太宰府の新名所となりつつあり、BEAMS JAPANのロゴがあしらわれた暖簾をバックに記念撮影をされて行かれる方も少なくないとのこと!
「ビームス ジャパン 太宰府」のメインカラーは紅梅色!

お店に一歩踏み入れると、目を引く特徴的なカラーのグッズが私たちを出迎えてくれます。
一瞬、赤に見えたのですが、よく見てみると紅梅色!
このカラーは、太宰府天満宮に学問の神様として祀られている菅原道真公がこよなく愛した「梅」からインスパイアされたもの。

自分用や大切な人への心遣いに最適なアイテムのほか、受験生も喜んで受け取ってくれそうな通行手形も。
これらは「ビームス ジャパン 太宰府」でしか手に入れることができない限定商品となっています。

向かって左側には、地元の事業者とBEAMS JAPANがコラボレーションした商品が置かれています。

アパレルブランドとしても支持されているBEAMSだけに、アパレル商品も展開。

店舗中央~奥には、BEAMS JAPANが全国のショップに置いている魅力的なグッズが陳列されており、メイド・イン・ジャパンのさまざまなアイテムがセレクトされていました。



思わず手に取ってしまいたくなるようなかわいいものまで。
オープン以来、国内外、老若男女問わず、多くの方が訪れているそうです。
スタッフも予想していなかった反響の大きさ

画像出典:PRTIMES https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000895.000012471.html
目玉商品としても取り上げられることの多かった、久留米のシューズメーカー「MOONSTAR」とコラボした「ラバーだるま」はオープン直後から売れ行き好調につき、現在は入荷待ち(未定)の状態とのこと。

画像出典:PRTIMES https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000895.000012471.html
同様に久留米絣のポーチも、3色展開しているうち、定番ともいえるネイビーや赤が早々と売り切れとなり、開店わずか数日で、追加発注となるほどの売れ行きだったそう。

「たくさんのお客様が来てくださって、オープン初日そして2日目と棚から商品が次から次へとなくなってしまってですね…」
スタッフのみなさんも、この状況は「想定外」だったとのことで、うれしく感じた反面、どんなに忙しくてもBEAMS JAPANが大切にしていることを守り、まっすぐに地域の魅力を伝えていけたらと話されていました。
「ビームス ジャパン 太宰府」が大切にしたいものとは
課題を解決して太宰府をもっと魅力的な街にする!
─「ビームス ジャパン 太宰府」出店までの経緯を教えてください
太宰府は年間1000万人が訪れる福岡県の中でも魅力的な観光地のひとつなのですが、滞在時間が短く、観光消費額が少ない点が課題とされています。
周辺のお店やバリエーションが増えることで、太宰府天満宮を訪れた方々が「もう少しだけ見て回ろう」「ここでおみやげを買って帰ろう」と思っていただけるようになり、先に掲げたような課題の解決につながるのではという思いから出店の構想がスタートしました。
地元の事業者や伝統工芸の振興を図っていく!

八女提灯を製造しているシラキ工芸のちょうちんダルマ
─「ビームス ジャパン 太宰府」は地域共創型店舗とのことですが、具体的にはどういう役割を担っているのでしょうか
久留米絣や八女提灯など、福岡県内にある伝統工芸を聞いたことがあっても、よく知らないという人が多いと思います。
「ビームス ジャパン 太宰府」が、消費者と福岡のメーカーや伝統工芸職人の橋渡し役となって、メイド・イン・福岡のプロダクトを発信することで、少しでも多くの方に魅力が伝われば。
単にモノを売るのではなく、プロダクトのストーリーなどをお伝えできたらと考えています
お客様とのコミュニケーションを大切にしたい!
─具体的には、どのようにストーリーなどをお伝えしていくのでしょうか
まずは商品の魅力をお伝えしたいです。その魅力の向こうには、生産者の方や商品企画のお話があります。
さらに、伝統工芸は、製造工程も面白いし、伝統工芸となるまでのヒストリーもあります。
(私たちスタッフもまだまだ未熟ですし、混雑時にはコミュニケーションの時間を取れないこともありますが、)それらをお伝えすることで、地域の魅力を感じていただきたい。
伝統工芸も存続が危ぶまれるものからサスティナブルなものへと変わっていけば、これ以上に素晴らしいことはないと思っています。
時や季節の移ろいでも変化していく「ビームス ジャパン 太宰府」
「ビームス ジャパン 太宰府」では、季節に合わせて取り扱うアイテムも変えていく予定とのこと。
「ビームス ジャパン 太宰府」に立ち寄ることで、太宰府が初詣、受験シーズンに訪れる場所から、定期的にチェックしに行きたくなる場所へと変わるかもしれません。
店舗情報

ビームス ジャパン 太宰府
■住所:福岡県太宰府市宰府2丁目7-11 [MAP]
■TEL:092-403-5224
■営業時間:10:00~17:00
■定休日:不定休
■公式サイト:https://www.beams.co.jp/












