福岡発、全国にファン急増!「コテンラジオ」とは?
2020年4月にJapan Podcast Awardsで大賞とSpotify賞をダブル受賞した「コテンラジオ」。このPodcastを運営している「株式会社コテン」は、福岡発のスタートアップ企業です。
「コテンラジオ」は株式会社コテン(以下、コテン)の広報活動として2018年11月に始まった歴史系Podcast。株式会社コテン代表の深井龍之介さん、メンバーの楊睿之(通称:ヤンヤン)さんと株式会社BOOK代表の樋口聖典さんの3名が日本と世界の歴史を面白く、かつディープに、そしてフラットな視点で伝えてくれるインターネットラジオです。
そのおもしろさにハマるサラリーマンが続出中!なかでもみんな大好き空海と最澄のお話は神的なおもしろさ!ぜひ歴史好きな方も、そうでない方も、まずは実際に聞いてみてください!
最澄と空海 ― 悟りを開いた男達の生涯【COTEN RADIO #132】
日本でのPodcastの主流は英会話、ニュース、芸能人発信のチャンネルなどが上位にランクインする傾向が強く、「コテンラジオ」は英会話に付随する「教養系」の枠で認知されやすかったのではないか、とのこと。そんなコテンラジオを運営している主要メンバーの3人やコテンラジオ誕生までの経緯についてご紹介します!
株式会社コテンの代表取締役・深井さんは、読書家のお父様の影響で、20歳の頃に歴史の本を読んだことがきっかけで興味を持ったそう。
「学生時代は歴史なんて興味もなかったのですが、政治的思想に偏ったり固有の人物を神格化したりしない、雑学的、知的エンタメとして歴史をとらえることができた瞬間から、めちゃくちゃおもしろいな!となりました」と深井さん。
一方、番組内で絶妙にいい味を出しているヤンヤンさんは、幼少期から日本で生活している中国人。お逢いして国籍を知らずにしゃべっていると、「博多の人!」としか思えないほど、(もはや日本語とかいうレベルではなく)博多弁が堪能です。そんなヤンヤンさんは、小学生時代にこれまた福岡出身の漫画家・小林よしのり氏の「ゴーマニズム宣言」を読んだことがきっかけで、歴史に興味を持ったとのこと。
さて、では株式会社BOOKの樋口さんはというと、こちらはラジオの中でもしゃべっていますが、深井さん、ヤンヤンさんと出逢うまでは、歴史なんてさっぱり興味がなかったそうです。
深井龍之介(写真右)島根県出雲市出身。九州大学文学部社会学研究室を卒業後、株式会社東芝の半導体部門経営企画に配属。その後株式会社リーボに取締役として参加。事業計画立案、資金調達、採用、サービス開発など幅広く経験する。2015年 株式会社ウェルモにCSOとして参加、社員2名から60名まで拡大し、2017年10月以降は社外取締役として経営に参画。2016年2月に歴史領域をドメインとした株式会社COTENを設立。/楊睿之(写真左)中国四川省成都出身。小学生の頃より日本に移住。 九州大学文学部比較宗教学研究室卒業後、中国四川でイチゴ・トマト栽培などの農業に従事。 その後、再度来日し環境系コンサル会社に就職、2017年に独立し、コンサルとして働く傍ら2018年よりコテンに参画。
樋口聖典 福岡県田川郡川崎町出身の起業家・実業家。株式会社BOOK代表取締役。元よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属。元株式会社オフィス樋口代表取締役会長。どぶろっかーずのギター担当。JAPAN MENSA会員。座右の銘は「男真ん中堂々と」。(写真提供:樋口さん)