九大箱崎跡地が2028年度に第1期まちびらき、2036年度に概成

【経済・ビジネス短信@フクリパ】

九大箱崎跡地が2028年度に第1期まちびらき、2036年度に概ね完成

国内最大級の再開発である九州大学箱崎キャンパス跡地が、いよいよ動き出します。2026年4月以降に土地を段階的に引き渡し、2028年度にまちびらきをする予定です。

2028年度にイノベーション拠点や食エンタメ施設などが開業

九大箱崎跡地が2028年度に第1期まちびらき、2036年度に概成

画像提供:福岡市

 

九州大学箱崎キャンパス跡地は、2028年度に第1期まちびらきを実施し、2036年度にほぼ完成する予定だ。
福岡市は、令和7年第5回福岡市議会(12月定例会)での福祉都市委員会において、『九州大学箱崎キャンパス跡地の事業基本計画(案)の概要について』の報告を行った。

 

 

同報告によると、第1期まちびらきとして、2028年度に多様な企業が集まるイノベーション拠点『BOX FUKUOKA』、最大級の食のエンターテイメント交流拠点『フクオカサスティナブルフードパーク』、ホームセンターを核とした商業施設『ライフスタイルセンター』など、まちの中心部の核となる施設が開業する予定だ。

 

 

まちびらきに合わせて、土地利用事業者がまちづくりマネジメント組織を設立する。
まちづくりマネジメント組織では、広場の管理などを担う『エリアマネジメント機能』、スマートサービスの企画・運営を行う『スマートサービス促進機能』、実証実験などを担う『イノベーション導入支援機能』の活動に取り組んでいく。

 

 

2026年4月以降、20323月までに土地を段階的に引き渡していく。
2028年度の第1期まちびらき以降、各施設を順次開業させながら、2036年度にまちづくりがほぼ完成する予定だ。

 

九大箱崎跡地が2028年度に第1期まちびらき、2036年度に概成

段階的なまちづくりの進行イメージ(出典:九州大学『第2回九州大学箱崎キャンパス跡地地区における事業基本計画書に係る審議委員会』資料)

 

 

九州大学とUR都市機構が20244月に実施した九州大学箱崎キャンパス跡地地区土地利用事業者募集の公募において、優先交渉権者として選ばれたのは、住友商事株式会社を代表者とする企業グループだ。
同グループの構成企業は、九州旅客鉄道株式会社、西部ガス株式会社、清水建設株式会社、大和ハウス工業株式会社、東急不動産株式会社、株式会社西日本新聞社、西日本鉄道株式会社となっている。

 

 

業務・研究・交流にぎわい、教育、医療・福祉など都市機能別にゾーニング

九大箱崎跡地が2028年度に第1期まちびらき、2036年度に概成

出典:九州大学『第2回九州大学箱崎キャンパス跡地地区における事業基本計画書に係る審議委員会』資料

 

2回九州大学箱崎キャンパス跡地地区における事業基本計画書に係る審議委員会が2025122日、九州大学旧工学部本館で開催された。
同委員会で審議された『事業基本計画書(案)』の概要によると、まちづくりのコンセプトは、「HAKOZAKI Green Innovation Campus~世界を牽引する『未来』をつくるまちづくり~」だ。

 

そして、下記の6つのまちづくり方針を打ち出している
◎九州大学100年の歴史の継承
◎新産業の創造と成長
◎みどりあふれる空間の創出
◎福岡の文化・千年の歴史の継承
◎環境先進都市の創造と成長
◎新しいライフスタイルの創出

 

 

『事業基本計画書(案)』では、都市機能別のゾーニングとして、イノベーションコア(業務・研究、交流にぎわい)、ナレッジゾーン(教育)、ウェルネスゾーン(医療・福祉)、ノース/サウスリビングゾーン(居住)、ウェルカムゾーン(生活支援)、ゲートゾーン(業務・研究)、将来活用ゾーンを設定している。
主なゾーン別に、開業予定の施設概要をまとめた。

 

 

【イノベーションコア】(業務・研究、交流にぎわい)

◎BOX FUKUOKA(2028年度開業)
※多様なプレイヤーが集う、福岡の次世代産業を創出するイノベーション拠点
敷地面積:35,000平方メートル(フードパークと共用)
延床面積:1万平方メートル
階数:3

 

九大箱崎跡地が2028年度に第1期まちびらき、2036年度に概成

BOX FUKUOKA(出典:九州大学『第2回九州大学箱崎キャンパス跡地地区における事業基本計画書に係る審議委員会』資料)

 

 

◎フクオカサスティナブルフードパーク(2028年度開業)
※九州の豊かな食をテーマにした、食の体験型エンターテイメント観光交流拠点
敷地面積:35,000平方メートル(BOX FUKUOKAと共用)
延床面積:9,000平方メートル
階数:2

 

九大箱崎跡地が2028年度に第1期まちびらき、2036年度に概成

フクオカサスティナブルフードパーク(出典:九州大学『第2回九州大学箱崎キャンパス跡地地区における事業基本計画書に係る審議委員会』資料)

 

 

◎ライフスタイルセンター(2028年度開業)
※ホームセンターを核とした商業施設
敷地面積:24,500平方メートル
延床面積:2万平方メートル
階数:3

 

九大箱崎跡地が2028年度に第1期まちびらき、2036年度に概成

ライフスタイルセンター(出典:九州大学『第2回九州大学箱崎キャンパス跡地地区における事業基本計画書に係る審議委員会』資料)

 

 

◎ライフサイエンスパーク(2030年度開業)
※健康・医療関連企業を誘致し、多様な人材が研究開発に取り組むラボ・オフィス
敷地面積:6,000平方メートル
延床面積:9,700平方メートル
階数:4

 

九大箱崎跡地が2028年度に第1期まちびらき、2036年度に概成

 

ライフサイエンスパーク(出典:九州大学『第2回九州大学箱崎キャンパス跡地地区における事業基本計画書に係る審議委員会』資料

 

 

【ナレッジゾーン】(教育)

◎多世代交流施設(2028年度開業)
※高齢者向け住宅(100戸程度)、幼児・児童向け教室ほか

◎外国語専門学校(2029年度開校)
※生徒数計700人程度、日本人と外国人の共学

◎インターナショナルスクール(2030年度開校)
※生徒数計300人程度、日本人と外国人の共学

敷地面積合計:25,100平方メートル

 

 

【ウェルネスゾーン】(医療・福祉)

◎地域の周産期医療を支えてきた産婦人科クリニックの移転(2029年度開業)

◎地場総合病院が移転・拡張予定(約200病床)(2032年度開業)

敷地面積合計:16,600平方メートル

 

 

参照サイト

福岡市『九州大学箱崎キャンパス跡地の事業基本計画(案)の概要について』
https://www.city.fukuoka.lg.jp/gikaizimukyoku/giji/shisei/documents/20251217houkoku3.pdf

 

 

九州大学『第2回九州大学箱崎キャンパス跡地地区における事業基本計画書に係る審議委員会』
https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/university/campus/hakozaki-campus/useplan/committee2

 

 

九州大学『第2回九州大学箱崎キャンパス跡地地区における事業基本計画書に係る審議委員会』事業基本計画書案)の概要
https://www.kyushu-u.ac.jp/f/64290/%E5%88%A5%E7%B4%992_%E4%BA%8B%E6%A5%AD%E5%9F%BA%E6%9C%AC%E8%A8%88%E7%94%BB%E6%9B%B8%EF%BC%88%E6%A1%88%EF%BC%89%E3%81%AE%E6%A6%82%E8%A6%81.pdf

 

 

九州大学・UR都市機構『「九州大学箱崎キャンパス跡地地区土地利用事業者募集」における優先交渉権者の決定について』
https://www.kyushu-u.ac.jp/contents_file/contents_files/loader/0/Notice/2670/file/920676e4a430ede7a4afc

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編集者兼ライター
近藤 益弘
1966年、八女市生まれ。福大卒。地域経済誌『ふくおか経済』を経て、ビジネス情報誌『フォー・ネット』編集・発行のフォーネット社設立に参画。その後、ビジネス誌『東経ビジネス』、パブリック・アクセス誌『フォーラム福岡』の編集・制作に携わる。現在、『ふくおか人物図鑑』サイトを開設・運営する。

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