年明け1本目は「正手」バス停から
あけましておめでとうございます。
2025年1本目の記事は、正月の正の字が含まれているので、福岡市博多区の「正手」をお送りします。
バス停付近の住所は、
月隈です。
郊外方向バス停の後ろにある郵便局も、
月隈です。
福岡空港が近いので、頻繁に飛行機が見られます。
郊外方面も、終点が複数あって、
時刻表も多彩です。
マニア的に注目いただきたいのは、平日と日祝日の対比で、
ひばりが丘の位置が、
違う点です。
こちら、平日のひばりが丘ゆきは、行先番号「38」が含まれるため、「37上宇美」の隣に掲載されますが、
日祝日には「38」の運行がないので、ひばりが丘が右に追いやられるのです。
こういう細かいところで嬉しくなるのは、きっと今年も変わらないと思います。生温かく見守っていただけますと幸いです。
ちなみに「38」とは、以前取り上げた東光小学校前を経由する系統です。
などと、ひとり妄想に耽っていたところ、朝だけしか運行しない「370」が通り過ぎていきました。
正面から取りたかったですが、これが当日の最終便です。
気を取り直して都心方面バス停を歩道側から見ると、バス撮影チャンスを逃した気持ちに引きずられるのか、残念な感じが拭えません。
コピーを掲載するにしても、雨対策がもう少しできなかったのか、サイズ感を揃える気概は見せられなかったのかなど。
都心方向は博多駅を終点とする系統が多く、少しだけ天神や福岡タワーまで足を伸ばします。
バスを苦手とする人は、「どこに連れていかれるか分からないから」ということを言われますが、その典型のような路線図です。博多駅まで行く場合はよいとして、博多駅までの途中に目的地がある場合、どの番号に乗ったらよいのか、確かに悩ましいと思います。
しかも「快速」なんてのもあったりして、どこを通過するのか不安になります
というキャプションを想定しながらバスを眺めましたが、10名を超える乗客が、まったく迷う様子もなく乗り込んでいかれました。地元の方にとって、系統の多さはさほど問題ではないのかも。
何が”福岡市最大”なのか
と、ひととおり周辺の風景をご覧いただきましたが、設備として物理的には特に大きなものもなく、何が「福岡市最大」なのか、ピンと来ないかと。
昨年秋、某テレビ番組で、『バス停ポーカー』というものを企画し、福岡市内バス停の「頭文字」に使われる漢数字を集めて、トランプのポーカーをしました。
四箇田団地
五十川
六本松
七隈七丁目
八田
これで、四から八までの、5(ファイブ)ストレートです。
さらに九大病院や拾六町団地を加えていただくと、拾六町団地は頭文字ルールにより十と見なすので、六から十までのストレートができます、というような遊びです。
四箇/四箇田団地/四箇田団地入口/四箇田団地北口/四箇田団地西口など、同じ地区で複数のバス停が集められるため、ファイブカードの難易度はストレートに比べて格段に低くなります。
スリーカードやフルハウスなど、同じ役では数字が大きいほうが強い、というルールを定めたため、最大の数字はどのバス停か、と調べました。
すると、千鳥橋の千や、万田坑の万を大きく引き離して、「極」という単位があると判明したのです。一十百千万億兆京と続くものの、はるか上のほうに。
極楽寺のときに、言及したかった。。。。。。。。。
そして極には及ばないものの、その下の単位に「正」もあるのです。極楽寺は糟屋郡宇美町のため、福岡市内では「正」手が最大になります。
どこかに「不可思議」バス停、立ててもらえませんかね。載戸崎(さいとざき)※でも福岡市最大にはなれますけど。
※正式には「西戸崎(さいとざき)」
本年も『バス停から愛』をよろしくお願いいたします。
基本情報
バス停名:正手(しょうて)
・住所:〒812-0858 福岡県福岡市博多区月隈2丁目2 [map]
・博多からの行き方例:
「博多バスターミナル1F(14のりば)」から、37 四王寺坂ゆきに乗車。約26分、390円。