1バス停単位で福岡を切り取る「バス停から愛」

都心から数百円の極楽。「極楽寺(ごくらくじ)」バス停

一見なんてことないバス停とそのまわりも、視点を変えれば観光資源。そんな思いで福岡市のバス停を取り上げ、ご紹介する本企画。連載52回目は、福岡県糟屋郡にある「極楽寺(ごくらくじ)」バス停をご紹介します。

気になる名前のバス停を掘り下げてみる

 

先日、6時間フリー乗車券で何円分乗れるのかチャレンジを決行中、同行くださったディレクターさんが時刻表を見て

 

>>詳しくはこちら:西鉄バスの6時間フリー乗車券は、最大何円分まで乗れるか?

 

 

 

「極楽寺って気になる名前のバス停ですね」と言われましたので、

 

 

今回は大いなる忖度と共に極楽寺です。確かに言われてみると大層な名前かもしれません。

 

40年以上触れていると初心を忘れてしまって、このあたりは極楽寺、という観念が当たり前になり、純粋な心でどう感じられるかを見失いがちですね。「警弥郷」や「雑餉隈」などの珍しい知名にいちいち反応していた、幼稚園や小学生時代の気持ちを思い出しながら、連載を続けていきたいと反省しました。

 

極楽寺ゆきの終点は、バス停も立っていない道の真ん中で、降車扱いをします。

 

 

ここから出発する人のためのバス停は、道の反対側にあって、

 

 

天神博多方面の「極楽寺」です。

 

 

 

博多駅や天神、大濠公園まで直行便があります。

 

 

博多駅まで、すなわち博多駅からも530円、手頃な価格帯の極楽です。

 

 

穏やかな田園風景で、仕事に疲れたときの気分転換にはよさそうですが、

 

 

極楽、という特別な雰囲気ではないかもしれません。

 

 

 

バス停周辺を散策してみる

 

筥崎八幡宮ゆかりの地、という石碑を見つけたので、

 

 

少し登ってみると、福岡都市圏を眺められる場所がありました。ちょっと極楽に近づいたかもしれません。坂道で息が切れる、という観点からも。

 

 

つきあたりの茂みに、

 

 

文永の役に於いて、蒙古の大群が博多湾頭に襲来のとき戦火を避けて筥崎八幡宮御神霊を遷し奉ったゆかりの地

 

という説明がありました。ここが極楽寺という地名の由来となった場所のようです。

 

 

満足したら、バス停に戻って、

 

 

 

都心に戻ります。

 

 

が、思わずバスの後姿が撮りたくなって、見送ってしまっても大丈夫()

 

 

バスが去っていったのと反対側の道を、

 

 

道なりに歩くと、

 

 

大きな建物のある交差点に出て、右前を見ると、

 

 

バス停があります。

 

 

こちら、「極楽寺入口」

 

緑の矢印:徒歩の最短ルート  赤い矢印:バスの運行ルート

 

バス路線は途中で障子岳や飛岳団地を経由する設定のため、遠回りをします。

 

 

極楽寺からの所要時間は、7分の設定です。

 

しかし極楽寺から極楽寺入口まで、普通に歩いても5分はかからないため、

 

 

バス停に到着して、ひと息つく頃に、

 

 

先ほど見送ったバスがやってくるので、余裕を持って乗り込めます。

 

 

運賃は、極楽寺から乗ったときと変わらないので、敢えて歩く必要はまったくないのですがね。乗り損ねたバスに徒歩で追いつくって、ロマンがあるじゃないですか。

半強制的に同意を求めて、極楽寺バス停の紹介を終わります。

 

 

 

基本情報

バス停名:極楽寺(ごくらくじ)

・住所:〒811-2127 福岡県糟屋郡宇美町障子岳2丁目18[map]

・博多からの行き方一例:

博多バスターミナル1F (14のりば)」から普通32番 空港通 亀山 志免 障子岳経由 極楽寺ゆき に乗車。約54分、530円

 

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バス路線探検家
沖浜貴彦
1972年生まれ・福岡在住。路線図に描かれた終点を想い、途中の狭い区間を苦心して走るバスに愛を注ぐ変態。ブログ「ほぼ西鉄バスの旅」を2008年に開設、日々愛を持ってバスを追いかけ続ける。毎月第二金曜・第四土曜日はバス趣味の現況を共有するサロン「バス路線探検家の会」を運営。

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