きっかけは読者さんからのメッセージ
フクリパの問い合わせフォームに、読者さんからメッセージが届きました。ありがとうございます。
読者さん
バス停そのものではないのですが、大川市の川沿い土手上のきれいな道を通っていると、土手下側道からバスがヒョッコリやって来ます。一時停止を守って。
大川橋から青木中津大橋の間のどこかなのですが、通勤中だからどこか憶えてません。
乗って調べてみてください。
免許維持路線の少ない本数かもしれません。
青木島ですね(即答)
ということで、行ってきました。編集部から連絡をいただいた翌日に(笑)。
筑後川沿いに立つ「青木島」バス停
朝いち、筑後川沿いの道を、久留米ゆきのバスが走ってきます。メッセージをくださった方も、このバスと同じ方向に車を走らせて、通勤されていたのだと思います。
道沿いに、「青木島」バス停が立っているのが見えます。
写真手前側の逆方向、久留米方面から大川橋ゆきのバスがやってきました。さきほどのバスと逆方向に、この川沿いの道を疾走していくのかと思いきや
左手前の狭い道へ曲がります(笑)
知らないバス路線に初めて乗っていて、幹線から離れた集落を経由する際など、「ここをバスが走るのか!」と感じられる道に曲がってゆく瞬間の驚きは、他では代えがたい幸せです。そう思えるのは私だけである可能性も多少ございますが。
この逆方向である久留米ゆきが、側道から現れ、
狭い道を上り、いただいたメッセージのとおりに一時停止して、
広い道に合流します。投稿者さんがご覧になったのは、この風景ですね。
この光景を目撃するには
久留米と大川を繋ぐ「15」番は、途中の青木中津大橋から川端通りまでの経路が2種類あります。正式名称があるかどうか存じませんが、当方は
筑後川沿いを走るほうを、途中バス停の名前から、
鐘ケ江(かねがえ)経由
側道から出てくるほうを
下林経由と呼び分けています。
道は筑後川沿いのほうが立派なのですが、周辺人口が少ないためか、
こちらの鐘ケ江経由の本数はとても少ないです。平日に至っては、朝に大川から大善寺駅に向かう1本だけで、大川に戻る便はありません。
最初に載せたこの1本が、
平日唯一の鐘ケ江経由なのでした。
それに対して、下林経由のほうは
先ほどと同じ青木島という名前のバス停なのですが、堤防から離れたところにあります。
樹木の枝と枝の間に、埋もれていますね。
こちら下林経由は、1時間に1往復ほどです。それなりの本数があります。
この場面を眺めるチャンスは比較的多いですので、
ぜひいちどご体験ください。
今後もメッセージお待ちしております。
基本情報
バス停名:青木島(あおきしま)
・住所:〒830-0222 福岡県久留米市城島町青木島[map]
・天神からの行き方例:
【STEP1】「西鉄福岡(天神)」駅から西鉄天神大牟田線に乗車し、「大善寺」駅で下車。約40分、690円。
【STEP2】「大善寺」バス停から、普通15番 大川橋ゆきに乗車、「青木島(※下林経由側)」バス停で下車。約18分、380円。