空き家ポリス Vol.24

あの高級八女茶が飲み放題!250万で買えるMy茶畑付き物件

「空き家ポリスの本当は教えたくない福岡物件」。「住む予定もないのに、おもしろそうな物件を探して見に行く」ことを趣味とする空き家マニアが、福岡の空き家物件を紹介していきます。 第24回は、「あの高級八女茶が飲み放題!250万で買えるMy茶畑付き物件」です。

今回お縄になったのは福岡県の南西部、お茶どころ・八女にある【250万円/古家あり/土地800‪㎡】のこちら。

ご覧のように立派な構えを持つ古民家なんだけど、この2階建ての建物はおまけで、実際は土地として売られている、いわゆる「古家(ふるや)付き土地」物件
つまりは「建物の価値はゼロで、あくまで土地として売ります!」という考え方だから、土地の値段だけ払えば、家は無料でもらえる寸法だ。

キレイな新築を建てたい普通の人からすると、解体の手間がかかる古い家は邪魔でしかないんだけど、古い家が大好物なマニア的には、

「こんな立派な家、タダでもらっちゃっていいんですか!?グヘヘヘ…」

と思わずほくそ笑んでしまう、夢のような物件なのだ。

ちなみに、こういう物件って他にも割とあって、以前にも


 Vol.9「路地裏の歴史遺産」


Vol.14「錆びついた巨匠建築」

なんかで紹介しているので、興味があったら見てほしい。

さて古い家への偏愛はこれくらいにして、物件の取り調べに戻ろう。
まずはロケーションから。

矢印部分が本物件なんだけど、南側に清流・星野川が流れる自然豊かなロケーション。

ちなみにこの星野川、ホタルの鑑賞スポットとしても有名で、毎年梅雨前にはゲンジボタルが辺りを飛び交うとのこと。ということで、移住のタイミングはぜひとも来年のホタルに間に合う計画で進め、優雅にホタル鑑賞と洒落こみたい。

ただ本物件の最大の売りはそこではない。地図を拡大して見てみよう。

なんと家の隣には茶畑があって、このMy茶畑がオマケで付いてくるのだ!

近くで見るとこんな感じ。
当たり前なんだけど、どこからどう見ても茶畑でテンションが上がる。
 
なんで急に茶畑なのか疑問に思う方もいるかもしれないけど、冒頭で紹介したように、ここ八女市は全国的に知られるお茶の一大産地。福岡県内の茶畑は約90%が八女にある、と言われており、この地で暮らす人々にとってお茶は身近な存在なのだ。
 
ちなみに、美味しいお茶を作るには「綺麗な水」と「充分な寒暖差」が必要と言われているけど、その両方を兼ね備えたこの地のお茶がマズイ訳ないので、味も期待できそう。
 
それから我が茶畑の面積は337‪㎡で、テニスコートを少し大きくしたくらいの広さ。
と言われても「どのくらいのお茶が取れるのか分かんないよ…」という人が大多数だと思うので、ちょっと計算してみた。で分かったのが、
 
お茶の量で換算すると<茶葉270kg>分。
4人家族で一日3回飲んだとすると<1万日分>。つまりは<30年分>の量になるのだ!


※画像は象印HPより:https://www.zojirushi.co.jp/cafe/life/20200130_04/

いくら緑茶好きだとしても、この量を一年で飲み切るのは到底不可能だろう。。。
ということで、ここは住居というよりもいっそ「八女茶をサブスクで飲める古民家カフェ」として改装してみたい。
 
コスパとタイパ(=時間効率)が重視される昨今の風潮からすると、「家でゆっくりお茶を淹れて楽しむ」という貴重な文化が廃れていきそうなので、ここは温故知新の精神で、気軽にそしてリーズナブルに日本茶が飲める場所にするのが吉。
 
しかも、茶畑は単純にその姿が美しいから、見てるだけで清らかな気持ちになりそう。
青々とした茶畑をボーッと眺めつつ、ゆっくり一日過ごせるカフェができたら、むしろ僕自身が入り浸りたいので、どなたかよろしくお願いします。
 
そしておそらく春の収穫期は、田舎にあるあるの「人手、足りない問題」が起こることが予想される。いっそいっしょに農家民宿も始めて「お茶摘み体験付きの古民家ステイ」とかできたら、みんなHAPPYでサステナブルな暮らしが送れそう。

 
それから、敷地内にはこんな納屋もある。

おそらくここは農機具やら肥料やら、茶畑用の倉庫として使っていたと思うんだけど、レンガ造りで味があるし、トタン屋根のサビも芸術的でいとおしくなるレベル。どうせならここはヤギ小屋にリノベーションして、ヤギの糞で堆肥を作り、畑の雑草はヤギに食べてもらうSDGs的な活動も進めたい。
 

最後に玄関を見てほしい。

ご覧のように、玄関脇には「たばこ」の三文字が!
 
パトロール中にこういう昭和な看板を見かけると思わずカメラを構えてしまう弊ポリスだが、なかなか所有することは叶わなかったので、物件GETしたあかつきにはこのレトロ看板も当時のまま維持保存していきたい。
 

※画像は https://deepland.blog/tabako-houroukanban/ より

ちなみに、この「たばこ看板」。戦前の専売局時代からさまざまな変遷を経て今に至るようなので、できれば全種類コンプリートしたい。
 
 

ということで、山あいに位置して決して便利なロケーションではないけど、茶畑付き・ホタル付きという魅力的なコンテンツが手に入る稀有な物件。
自然も豊かでスローな時間が流れる場所なので、気になる方はこの機会にぜひどうぞ。

▼ 物件情報の詳細はこちらをCHECK !! ▼
 【福岡県八女市250万円/古家あり/土地800‪㎡】
所在地:八女市上陽町久木原1971-2
土地面積:公簿800.06㎡ / 約242.02坪
備考:
・農地付
・現況渡し
・買主による建物解体を前提とした土地の売買となります。
・農地の売買は農地法による許可が必要です。
・土地の一部が土砂災害警戒区域内となります。
 ※古家付き土地ですので、建物を活用する際は自己責任となります。あらかじめご了承ください

<お問い合わせ> 
福岡八女農業協同組合 TEL 0943-23-1155

★八女茶スイーツが食べたくなったらこちらもチェック

特製クリームたっぷりの進化系おはぎ!『はぎトッツォ®専門店 おこめのおめかし』

成長都市福岡

投資を始めるなら、成長が止まらない街「福岡市」。投資初心者”必見”のマンガ&基礎満載テキストプレゼントはこちら

Sponsored

会社員の不動産投資

会社員だからこその強みを活かす。働きながら始める不動産投資。

Sponsored

関連タグ:
#まちと暮らし
#移住
この記事をシェア
facebook
twitter
LINE
空き家マニア
空き家ポリス
空き家が大好きな空き家マニア。「住む予定もないのに、おもしろそうな物件を探して見に行く」のが趣味。人に説明するのが面倒なので、この行為を「空き家ポリス」と名付けパトロールしてます。福岡のプロダクション、カラクリワークス(https://caracri-works.com)の中の人。 twitterはこちら→ https://twitter.com/_akiyapolice

フクリパデザイン1

フクリパデザイン2

フクリパデザイン3

フクリパデザイン4

TOP