今回お縄になったのは、集落の奥にひっそりたたずむ戸建物件。
三連水車を擁する朝倉市にある198万円/古家あり/土地657㎡のこちら。
ご覧のように、こじんまりとした平家物件なのだが、ほどよい緑に囲まれていて、周囲の目を気にせずのびのびと暮らせそうなのがとても良き。
この写真と、198万円という価格、そして200坪の土地。
このわずかな情報だけで、他の仕事ほっぽりだして、すぐさま内見にいきたいレベルなんだけど、そんなことより、空き家の魅力を独り占めせず多くの人に知ってもらうのがこのコラムの使命っぽいので、引き続きこの物件について解説していきたいと思う。
敷地はこんな感じ。
南側には母家、北側には納屋があって、その間にポッカリと大きな庭が広がる贅沢なつくり。この庭を活かさない手はないので、土俵をつくって「大相撲・朝倉場所」を開催して町おこしでもしようと思ったんだけど、いきなりそれをやると近所から白い眼で見られそうなので、何年か住んで地元へ溶け込んだあとに実現させたいと思う。
気を取り直して現実的に考えると、ここでお店でも始めて庭を駐車場として使うのが吉。道路からの出入りもしやすそうだし、スペース的には車も10台近く停められそう。
こんな風に旧車が集まると風景にも合いそう(※画像はトヨタ博物館HPより)
庭の反対側にある納屋はこんな状態。
トタンが破れかぶれなので全体的にボロさを感じてしまうけど、屋根瓦はキレイでまだまだ使えそうなご様子。
この錆びついたトタンを引っ剥がして新しく張り替え、イカした色に塗装するだけで見違えるように生まれ変わると思うんだけど、ついつい欲を出し、見境なく解体して取り返しのつかない状態にしてしまう御仁がたまにいる(=弊ポリスのことです…)。
自分のDIY技術を過信せず、手直しレベルに抑えておくのが成功の秘訣と思うので、冷静な諸氏にはよくよく考えてから解体することをオススメする。
ちなみに納屋は、二輪車用の駐輪場として活用したい。
こんな感じで、左側にはバイクを。右側には自転車を置いてお店に来てもらう算段だ。
こんな風に好きなバイクで集いたい(※画像はエフベースHPより)
※画像はSteadyRack Webサイトより (https://au.steadyrack.com/pages/gallery)
いい感じの照明を付けて、壁にサイクルラックを取り付ければ、映える自転車置き場になりそう。
こんな感じで、車(=四輪車)・バイク・自転車(=二輪車)を停めるスペースがけっこう確保できたので、個人的にはこの場所を「乗りヲタ限定のカフェ」にしたい。
乗りヲタとは「乗り物オタク」の略で、弊ポリスが勝手につくった造語。
乗り物に大金を費やすなんて、女性には理解しにくい趣味なので男子の園になりそうだけど、ちいさな男の子も出入りできるように、My三輪車が停められる小屋を増築したら楽しそう。
「乗りヲタ予備軍の子ども」と「ガチ・乗りヲタの大人」がコミュニケーションする場が作れたら、きっと僕、入りびたります。。。
ということで家の状態は不明ながら、土地も広いし価格もお手頃だし、妄想が広がる乗りヲタ向けのこの物件。ポテンシャルが高そうなので、気になる方はこの機会にぜひどうぞ。
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福岡県朝倉市198万円/古家あり/土地657㎡
(※古家付き土地ですので、建物を活用する際は自己責任となります。あらかじめご了承ください)
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