チャーリーブラウン

惜しまれつつも閉店した老舗店が平尾で復活!「チャーリーブラウン」【福岡市中央区】

いつの時代でも「カフェ」という存在は人々をトリコにします。近年のSNS人気も相まって、おしゃれなカフェ巡りを楽しむ女性も多い中、脚光を浴びているのが「昭和レトロな喫茶店」や「ネオ喫茶」と呼ばれるお店。中年以上の方はノスタルジックを感じ、若者にとってはおしゃれなカフェにないレトロ感が斬新だと感じるんだそうです。この記事では福岡や福岡近郊にある「レトロを感じられる喫茶店」や個性的な喫茶店・カフェをご紹介しています。

新生チャーリーブラウンの場所は、薬院駅より徒歩7分の薬院新川沿い

薬院新川沿い

 

今回ご紹介する「チャーリーブラウン」の場所は福岡市中央区平尾。住所は平尾ですが、最寄駅は西鉄および地下鉄の薬院駅となります。

まずはルートのご紹介。薬院駅の西側を南北に流れる薬院新川沿いをしばらく歩きます。

 

新生チャーリーブラウン

 

すると左手にベージュのビルが現れます。こちらのビルの1階に新生チャーリーブラウンは佇んでいます。

 

新生チャーリーブラウン外観

 

お店の外観。シックなブラウンを基調としています。

 

看板

 

8:00からはモーニング、11:00からはランチ、そして14:00からはカフェと、時間ごとに様々な表情を見せてくれるのが新生チャーリーブラウンの特徴なんです。

 

入り口ドア

 

入り口ドアには「創業1983年」の文字がしっかり表記されていました。

さて、それでは入店してみましょう!


開放感のある2階建てのスタイリッシュな店内空間

新生チャーリーブラウン内装

 

フロアとインテリアもウッディで統一された店内は、ゆとりのある落ち着いた雰囲気を醸し出しています。

 

新生チャーリーブラウン内装

 

壁面の一部はウッドのプレートをモザイク状に組み合わせた装飾になっており、高い天井からはスタイリッシュなライトが吊り下げられています。

 

新生チャーリーブラウン内装

 

1階奥には6席のみの小さなカウンター席もありますよ。ブルーのモザイクタイルも可愛いです。

 

店名看板

 

旧店舗で使用していたという店名看板。階段の一角で新生チャーリーブラウンを静かに見守っているようでした。

 

新生チャーリーブラウン内装

 

天井が高い理由は、実は2階建てになっているからなのです。店内の階段を上って2階へと行ってみましょう。

 

新生チャーリーブラウン内装

 

広々とした2階席。席の間にもゆとりがあるので、ゆっくりとした時間を満喫できそうです。

 

新生チャーリーブラウン内装

 

2階席の椅子はなんと旧店舗で使用されていたものをそのまま活用しているんだそう。背もたれの色褪せ具合から、長年の時を感じさせてくれます。

 

新生チャーリーブラウン内装

 

2階席にもカウンターがあり、1階を見下ろすことができますよ。

 

チャーリーブラウン閉店から復活まで

旧店舗のチャーリーブラウン

サンセルコ時代の旧チャーリーブラウンの外観。旧店舗は惜しまれつつも2025年3月に閉店しました。

 

旧店舗のチャーリーブラウンは1983年、福岡市中央区清川にある商業施設内に誕生しました。

店名は、店主が好きだった本のキャラクターから拝借したんだそうです。

 

オープン当時は喫茶店ではなく、あえて「パーラー」としており、「その響きから女の子が集まるような店にしたかった」そうですが、実際には同居するFBSや近くの九州電力の男性社員のお客さんが多く、その「かわいい企み」はもろくも崩れてしまったんだそう。

 

オープン以来、たくさんのお客さんで賑わっていたそうですが、時代は昭和から平成に移り変わり、天神地区の開発も進んだことで付近には飲食店が急増。

 

客数が落ち着きだしたこともあり、メインメニューをカレーに絞り、地に足をつけた営業を長年続けてきましたが、今年3月31日をもって惜しまれつつも閉店しました。

 

しかし、今年8月に株式会社カタンナッセが「旧チャーリーブラウン」の事業を承継することが決定。

 

株式会社カタンナッセによると、旧チャーリーブラウンは長年にわたり地域のお客様に愛されてきたお店であり、その想いを大切に受け継ぎたいという考えからこのたびの事業承継に至ったそうです。

 

そして、10月20日、新生チャーリーブラウンとして再オープン。

 

今後はこれまでのお店の雰囲気や味を大切に守りつつ、株式会社カタンナッセの強みを活かした新しいメニューやサービスもご提供していくそうですよ。

 

長年愛されたカレーを筆頭にクラシカルなメニューが勢揃い

カレーメニュー

 

それではメニューをご紹介します。

まず最初にご紹介したいのは、旧店舗時代の看板メニューだったカレー。

カレーは旧店舗時代のレシピそのままに、同じ味を再現しています。

「ビーフカレー(税込980円)」や「手仕込みハンバーグカレー(税込1,280円)」など、全5種類をラインナップ。

さらにオプション料金を払うと生卵やウインナーなどがトッピングでき、プラス200円でご飯を大盛りにもできます。

 

ランチメニュー

 

11:00〜14:00のランチタイムには、「スパゲッティナポリタン(税込980円)」や「クラシックオムライス(税込1,280円)」といったレトロなメニューが味わえます。ちなみにランチはサラダとスープが付いてきます。

 

スパゲッティナポリタン

 

今回はランチメニューの中のひとつ「スパゲッティナポリタン」をオーダーしてみました。ナポリタンの具材はウインナー、玉ねぎ、ピーマンのみという王道スタイルです。

 

調味料

 

ナポリタンには粉チーズやウスターソース、タバスコなどの調味料が付いてくるので、好みの味に調整することもできますよ。

 

スパゲッティナポリタン


パスタ麺は1.9mmの太さを使用しているので、なかなかのボリューム感。強めのケチャップ感の中にスパイシーさも感じられるその味わいは、まさに古き良き喫茶店の味。

 

モーニングからカフェメニューまで、時間によって変化するメニュー構成

クロワッサンサンド

画像引用:@charliebrown_1983

 

なお、毎日8:00〜10:00はモーニング営業が行われており、たまごサンドやツナサラダサンド、めんたいマヨサンドなど9種類のクロワッサンサンド(サラダ・ポテト・ドリンク付きで税込980円より)がオーダーできます。

 

ソーダフロート

画像引用:@charliebrown_1983


また、14:00からのカフェタイムには緑・赤・青の3種類のソーダフロート(各税込680円)やクラシックスタイルのプリン(税込600円)といったレトロな喫茶店メニューも楽しめますよ。

 

 

今年3月の閉店のニュースを知り、残念に思っていた矢先にまさかの復活劇を遂げたチャーリーブラウン。

旧店舗の想いと味を引き継ぎ、平尾の地で新たな歴史を紡いでいくことでしょう。

 

 

【チャーリーブラウン】
■住所:福岡市中央区平尾1-13-8 エスティメゾン薬院 1F
■アクセス:西鉄薬院駅・地下鉄薬院駅より徒歩7分
■営業時間:8:00〜18:00
■定休日:不定休
■TEL:092-401-9600
■Instagram:@charliebrown_1983

 

 

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ライター
久原茂保
2001年より福岡発のカフェ情報サイト「CAFE@TRIBE(カフェ・トライブ)」を開設。以来、20年以上に渡り福岡県を中心に数多くのカフェを訪れ、日々取材活動に励んでいる。近年はカフェアドバイザー業やカフェのリブランディング、カフェプロモーションなどカフェ業界の知見とネットワークを活かしたオンリーワンな事業を展開中。グラフィックデザインやWEBデザイン、広告コンサルも。

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