土用の丑の日だけじゃない!うなぎ屋さんはいつも行列 ?!
毎年、夏が近くなると「うなぎが食べたい!」という気分になってきます。土用の丑の日も近くなり、真夏になるとその気分はピークに達します。
そもそも【土用の丑の日】とは?
●「土用」は、立夏・立秋・立冬・立春直前の約18日間の「期間」
●昔の暦では、日にちを十二支(子・丑・寅・卯…)で数える
●つまり“土用の丑の日”とは、土用の期間におとずれる丑の日の事
●よって、2023年の土用の丑の日は、7月30日(日)になるそうです!
「万葉集」には、“夏痩せにはうなぎを食べると良い”という歌もあり、昔から体調を崩しやすい「夏にはうなぎを食べて栄養を摂ろう」という考えがあるそう。土用の丑の日は、うなぎ屋さんは大忙しです。
うなぎにはビタミンA・Bなど、疲労回復や食欲増進に効果的な成分が多く含まれ、夏バテ防止にはピッタリの食材
ところがコロナ禍の今、うなぎ屋事情も少し違うようで、「最近、うなぎ屋さんっていつも行列ができているよね?」という噂をききます。なんでなんでしょう。
ということで、わたくし@ふくいんすたふ~どのフォロワーさんたちへ調査してみたところ、コロナ禍で外食需要の減少に伴い、それぞれの大好物が明確になってきたと言います。
そのため、前回の記事でも書きました「1回にかける外食への想い」が強く、せっかく外食するなら自分の大好物に少しお金をかけてでも!という意見の方が多かったです。
>>前回の記事「博多デカ盛りグルメ5選」
例えば、「焼肉」「うな重」「ステーキ」「ハンバーグ」等が上位を占め、好きな料理名が明確に出てきました。
「うなぎ」は高級品とされていたのですが、上記のようなこともあり、季節を問わず、行列の絶えない店になっているようです。これは、福岡だけでなく全国どこでもかもしれませんね。
では、いってみましょう!わたくし@ふくいんすたふ~ども愛して止まない、福岡うなぎの名店5選を紹介します。「これがパワーの源」とあわせてご覧ください。
※マジで、並んで食べました、笑。並んだかいあって、パワー全開です。
1. タモリさんも「美味しい!」と唸る、150年の老舗「吉塚うなぎ屋」のうな重/福岡市博多区中洲
うなぎとごはんがセパレートしているうな重…福岡市出身のタモリさんも行きつけのうなぎ店として有名ですね。
こちらのお店は、福岡市博多区・中洲にある「吉塚うなぎ屋」さん。150年ものあいだ中洲の繁華街にあり、博多の発展を見守り続けている老舗店です。
筆者のわたしも、幼い頃から特別な日は、両親と一緒に行く思い出の店。
推しメニューは、タモリさんも愛するこちら。
(上)うな重(きも吸い付) 4,280円
うなぎの蒲焼とごはんが別々に分かれているのが特徴で、ごはんon theうなぎでないことにより、本来のうなぎの蒲焼の味が堪能できます。
こちらのお店独自技法「こなし(※)」という伝統の焼き方による、ふっくらとした焼き上がりと香ばし風味は格別です。
※こなし…鰻を焼きながら、もみ、たたくなどをして美味しさを引き出す独自の焼き法
これがパワーの源
右上のタレの入ったお皿が先にでてきます
このタレは、どこにもない濃くがあり、聞くところによると150年前から継ぎ足しの秘伝のタレなんだそうです。
これだけでご飯3杯はいけます、笑。
他メニューもしっかりいただきました。他店のうざくは、細く切っているものが多いですが、こちらのうざくは、大きな切り身で、大満足。暑い夏には、最適ですね。
うざく 960円
うまき 610円
人気店なため、早めの予約をおすすめします。わたしも今回は、予約しました♪ テイクアウトメニューも各種用意してあります。
【博多名代 吉塚うなぎ屋】
TEL: 092-271-0700
住: 福岡市博多区中洲2-8-27 [MAP]
営: 10:30~21:00
休: 水曜・お盆・年末年始
詳細はHP
■福岡・博多の吉塚うなぎに行ってみた話【Y氏は暇人】
>>https://fukuoka-leapup.jp/entertainment/202307.8469
2. 肉厚のふっくらうなぎ、食べ方いろいろで満足度◎「愛とうなぎ」のうな丼/福岡市中央区大手門
丼からはみでそうな、肉厚のうなぎ…ボリューム満点ですね♪
こちらのお店は、2020年12月にオープンした、福岡市中央区・大手門の閑静な住宅街にある「愛とうなぎ」さん。
まだオープンして間もないのに、福岡市内にある寿司の名店「一高(いちたか)」さんがはじめた鰻の専門店で話題になり、開店前からうなぎファンで行列ができています。11時の開店からすぐに店内が満席になるほど。筆者のわたしも、10時45分にはお店の前にいました。
>>福岡寿司の名店「一高」さんの記事
メニューは、いたってシンプル。うな丼のみで、半身か1本か1本半が選べます。特徴的なのが、いくら・キャビア・からすみのトッピングがあること。これは、トッピングせねば♪ということで、いくらをチョイスしました。
うな丼+いくらトッピングが、こちら。
うな丼(1本) 4,640円 (季節の汁物・漬物付・ごはんおかわり無料・おこげ無料)+いくらトッピング 880円
ピカピカのご飯の上に、肉厚うなぎ、その上にいくら…本当に豪華ですね。魚を知り尽くした海鮮のプロが備長炭でうなぎを焼き、南部鉄器の釜でご飯を炊くこだわりよう。
「美味しすぎる!」の一言です。甘辛タレとほんのり塩気の効いたいくらの相性も抜群でした。
これがパワーの源
スタッフの方の「おかわりいかがですか?おこげはどうですか?」の声がかかったところで、まずは、残っているうなぎを裏返した蓋に置きます。そして、ごはんおかわりとおこげを♪
その上に、うなぎをのせ、備え付けの出汁をかけ、ひつまぶし風に。
おこげがいただけるのは、釜でごはんを炊く、こちらならではですね。
器の底には、可愛いロゴ。こんなところにもお客様への愛が!
この他にも、うなぎの肝(あと限定7個!の声に惹かれ、笑)も注文しました♪スタミナ抜群、うなぎを余すことなく、堪能できるお店です。
テイクアウトメニューも各種用意してあります。
【愛とうなぎ 鰻田官兵衛総本家】
TEL: 092-707-2886
住: 福岡市中央区大手門3-9-10 [MAP]
営: 11:00~14:00/16:00~21:00
休: 水曜
詳細はHP
3. 表面がパリッと香ばしく、中はふっくらが旨い!「山道 (やまみち)」のうな重/福岡市中央区薬院
動画でも、表面のパリッと感と中のふっくら感が伝わりますね。
こちらは、福岡市中央区・薬院にある「山道」さん。古くからうなぎの養殖が盛んな地域、宮崎産の最高級うなぎが食べられるお店として有名です。
こちらも、11時の開店前から行列ができている人気店です。
みなさんのお目当てのメニューがこちら。
うな重(6切れ) 5,000円 (小鉢・茶碗蒸し・吸い物・漬物付) ※吸い物は、肝吸い又は季節の吸い物からチョイス可能
ひと度口にすると「パリッ」、ひと口噛むと「ふわっ」。なんでこんな美味しさになるんでしょう。
聞けば、活きたうなぎを捌き、注文を受けてから素焼きにした後、タレをつけて炭火でじっくり炙っているそう。
そのこだわりが、美味しさを生み出しているようです。
これがパワーの源
串三点盛り 2,000円 (本日は、きも、ヒレ焼き、かぶと焼きの三種盛り)
これは、わたしだけかもしれませんが、、スタミナ満点の肝串を食べると、1週間はパワーが持ちます、笑。
こちらのうなぎは注文が入ってから焼き始めるため、少し待ち時間があります。そのため、最初に出される「うなぎの骨」をみんな食べながら、おとなしく待つというのが定番です。
うなぎの骨もスタミナ満点ですね。
こちらも人気店のため、事前に予約して正解でした。テイクアウトメニューも各種用意してあります。
【うなぎ処 山道(やまみち)】
TEL: 092-753-6102
住: 福岡市中央区薬院4-3-10 [MAP]
営: 11:00~21:00
休: 火曜
詳細はHP