ホークス球団のドーム球場は鳥飼八幡宮の氏子区域だった
プロ野球球団の公認グッズとして初の御朱印!?━━━。
福岡市中央区今川にある鳥飼八幡宮(山内圭司宮司)は今季、『ホークス応援御朱印2023』を授与している。
御朱印とは本来、神社や寺院において参拝者向けに「参拝証明」として押印される印章や印影のことである。
では、鳥飼八幡宮は一体ナゼ、日本プロ野球界において初めてとなる『ホークス応援御朱印2023』を授与し始めたのだろうか?
この点について鳥飼八幡宮の広報担当者に尋ねると、次のように回答する。
御朱印状は自社へ参ったことの記念ではなく、自社でご自身が祈ったり祝ったりしたことを記念するものと、当宮では考えております。
また、応援するという皆さまの願いは、神様に祈ることで何倍にも増幅されて、球団や選手に届けてくださるものと信じています。
御朱印状とは、そのようなものととらえ、御朱印の事業を続けていきたいと考えております。
ちなみに鳥飼八幡宮ホークス御朱印は現在、3種類あり、いずれも1,000円だ。
判型としては、通常の御朱印2ページ分となるA6判(148ミリ✕105㍉)を採用している。
創建1800年の鳥飼八幡宮が205年ぶりの遷宮でモダンな新本殿誕生
数ある神社の中で鳥飼八幡宮が、ホークス応援御朱印を授与し始めたのは、一体ナゼなのだろうか?
この点についても鳥飼八幡宮の広報担当者は、次のように解説する。
球団本拠地が、当宮の氏子区域内にあり、選手の方の参拝も多く、また観戦前に勝利を祝ってお参りされるファンの方も多い当宮です。応援やお祝いの思いを形にするべく、御朱印状を作成しました。
御朱印は参拝時に祈ったことを思いとして、残すものです。
ホークスの必勝を祈った方の思いを形にして、また勝利を祝った喜びを形にする御朱印を発行することを通じて、氏子区域にある球団を応援したいという思いも込めています。
これからもさまざまなデザインバージョンを展開して、選手個人を応援する御朱印も作成していきます。
具体的なデザインバージョン違いや選手個人応援御朱印は今後、内容決定後に公開していく予定です。
福岡PayPayドームを拠点とするホークス球団。そして〝鳥〟飼という社名をいただいて「王城鎮護」「勇武の神」を祀る鳥飼八幡宮における今後の動向は、野球ファンに限らず、広く注目を集めそうだ。
鳥飼八幡宮は社伝によると、三韓征伐から帰還した神功皇后との交流をきっかけに創建された神社といわれ、約1,800年の歴史を有するとされる。
福岡藩主だった黒田家の氏神として知られている神社でもある。昨年2022年12月、205年ぶりに社殿建替などの刷新を図る『令和の大遷宮』によって鳥飼造や鳥飼様式ともいえるモダンな雰囲気の新本殿を完成させた。
参照サイト
宗教法人鳥飼八幡宮
https://hachimansama.jp
球団公認の福岡ソフトバンクホークス応援御朱印を鳥飼八幡宮にて開幕と同時に授与(販売)開始しました〜球団本拠地(福岡PayPayドーム)は鳥飼八幡宮の氏子区域です〜
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000112978.html
福岡県福岡市「鳥飼八幡宮」が205年ぶりに神殿建替え 原点回帰をコンセプトにした茅葺と巨石の「鳥飼様式」が完成
https://www.atpress.ne.jp/news/340640
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