福岡の観光地あるある【ショッピング編】
美味しい食べ物だけでなくショッピングも思いきり楽しめる街、福岡。
近年は「天神ビッグバン」によって新しい商業施設が次々とオープンし、街全体がますます活気づいています。
天神や博多での買い物はもちろん、少し足を伸ばせば、海や自然が美しい糸島市や、歴史と文化が息づく太宰府天満宮など、観光スポットもたくさん。街歩きも小旅行も楽しめるのが、福岡市の魅力です。
広すぎて今自分がどこにいるか分からない【キャナルシティ博多】
キャナルシティ博多は運河をイメージした作りになっていて、中央を流れる運河を囲むように7つの建物があります。
ショッピングモールだけでなく、ワシントンホテルやグランドハイアットなどの宿泊施設やオフィスも入っているので、まさにひとつの町のような場所です。
ショッピングやグルメだけでなく、このような見どころもたくさんあるので一日中楽しめるスポットになっています。
噴水ショーの突然の爆音にビビる【キャナルシティ博多】
前述した運河では毎日30分おきに噴水ショー(ダンシングウォーター)が開催されています。
音楽、映像などを駆使した噴水ショーはなかなか見応えがあります。
音響はコンサートホールなみの本格的なものが使用されていますので、けっこうな爆音で驚きます。
噴水は吹き抜けのスペースにあり、かなりの高さまで水が上がりますので、上の階から見るのもオススメです。
謎の木の写真を撮りがち【ワン・フクオカ・ビルディング】
2025年2月上旬、天神ビッグバンにより再開発工事が進む天神の街角に、ゲームのドット絵でできたような「木のオブジェ」が出現し、SNSなどで話題になりました。
こちらの木のオブジェは、2025年4月24日に開業した大型複合ビル「ワン・フクオカ・ビルディング(通称:ワンビル)」の南西の角、西鉄福岡(天神)駅の向かい側に設置されています。
突然現れた謎の木の周りには、スマホで写真を撮る人で賑わっていました。
ブロックを積み上げて建物などをつくっていく人気ゲーム「マインクラフト」から飛び出してきたようなオブジェは、「ピクセルツリー」という名称がつけられているそう。
初めて見る人は、大人から子どもまで、つい写真を撮ってしまうような光景も今や天神の日常になっています。
新たな天神のシンボル「ピクセルツリー」
ラーメン屋さんがやたらと多い【川端通商店街】
川端通商店街を歩いていると、ラーメン屋さんが多いことに気がつきます。
元祖ラーメン長浜家、博多ラーメンはかたや、中洲川端きりんなどの豚骨ラーメンはもちろん、味噌ラーメンの博多川端どさんこも有名です。
博多の観光スポットということもあり、街歩きを楽しんだあとの一杯!というのも福岡あるあるです。
マニアックな専門店があって面白い【川端通商店街】
川端通商店街は、博多の下町商店街といわれるだけあって、味のあるマニアックなお店が多くあります。
ド派手なスカジャンが見つかったり、カッコよすぎるライダースジャケットが見つかったり、博多にわか面のキャップがあったり…。
昔ながらの日本を感じさせるユニークなお土産としてチョイスされるのも福岡あるあるです。
福岡の観光地あるある【糸島市編】
福岡市中心部から車で約30〜40分とアクセスしやすい糸島市は、自然とおしゃれなスポットが調和する人気の観光地です。
白い砂浜と青い海が広がる海岸線には、カフェや雑貨店、フォトジェニックなスポットが点在。
特に「夫婦岩」や「糸島のヤシの木ブランコ」などは、SNSでも話題の撮影スポットになっています。福岡市から日帰りでも十分楽しめる、癒やしのリゾートエリアです。
夕日の前で逆光の中、後ろ姿の写真とりがち
糸島はいわゆる「インスタ映え」するスポットとしても有名。
Instagramや、最近ではTikTokでも景色が良い場所、写真映えする場所として紹介されているのをよく目にします。
二見ヶ浦の海岸沿いなどはそういったスポットがたくさんあり、休日は若い人を中心に賑わっています。
夕景は特に美しく、今風に言うと「エモい」雰囲気になります。
そして小田浜海岸にあるヤシの木のブランコもSNSや雑誌の特集などで必ずといっていいほど目にするスポットです。
しかし、このヤシの木のブランコ、糸島のオシャレスポットとして紹介されますが、実は福岡市西区にあります。
冬になると牡蠣小屋でにぎわう
糸島は牡蠣の産地としても有名です。
冬になると牡蠣を炭火で焼いて食べることができる牡蠣小屋が糸島にある漁港で開店します。
糸島産の牡蠣は脊振山系の山から流れる川の水に含まれる豊富なミネラルを吸収して育つので、味が良く、サイズも大きめ。
値段もリーズナブルで1kg1000円というのが大体の相場です。
牡蠣小屋では焼き牡蠣だけでなく、サザエやエビなどの海鮮を味わえますので友達や家族と行くと盛り上がること間違いなしです。
海沿いがカフェだらけ
糸島といえばなんといってもオシャレなカフェ!
海岸沿いを中心に、オシャレで居心地の良いカフェがたくさんあります。
特に二見ヶ浦付近は景色も最高なので、カフェの激戦区になっています。
福岡市からのお出かけスポットとしてちょうど良い距離にあるので、休日などはカップルで賑わいます。
伊勢の夫婦岩を見て糸島だと思いがち
糸島の観光スポットとして外せないのが二見ヶ浦の夫婦岩です。
海に浮かぶ二つの岩にしめ縄が通されていて、竜宮の入口だという伝承もあります。
この岩は近くにある櫻井神社の社地で、毎年5月にしめ縄のはりかえが行われています。
福岡県民は夫婦岩というと、やはり糸島を思い浮かべるので、三重県の伊勢志摩にある夫婦岩を見ると、糸島の夫婦岩だと思ってしまいがちです。
三重県の夫婦岩は伊勢志摩の二見浦にあり、福岡県の夫婦岩は旧志摩町の二見ヶ浦にあります。
なぜこれほど似通っているのか、なんとも不思議ですね。
福岡の観光地あるある【太宰府編】
学問の神様・菅原道真公を祀る太宰府天満宮は、全国から多くの参拝者が訪れる福岡県を代表する観光名所です。
広い境内には荘厳な本殿をはじめ、四季折々の花々が彩る日本庭園や、文化施設「九州国立博物館」も隣接。参道には名物の「梅ヶ枝餅」をはじめ、和雑貨やおしゃれなカフェが並び、散策も楽しめます。
歴史と自然が調和した落ち着いた雰囲気の中で、心を整えながらゆっくりと過ごせるスポットです。
県外の友達はとりあえず太宰府天満宮へ連れていく
福岡県の代表的な観光地といえば「太宰府天満宮」。学問の神様である菅原道真が祀られている神社で、全国にある天満宮の総本社として知られています。
近隣には、鬼滅の刃の聖地としておなじみ「竈門神社」や太宰府の歴史を感じられる「大宰府政庁跡」、令和の起源となった地といわれる「坂本八幡宮」などあり、一日中楽しめる観光スポットです。
そのため、県外から友達が遊びに来たら、とりあえず太宰府へ連れて行き散策を楽しんで、夜は福岡市内の天神や博多でグルメ三昧というのが福岡観光あるあるです。
何度行っても新しい発見があるので、連れて行く方も毎回楽しんで案内できるのも太宰府あるあるのようです。
太宰府天満宮参道のスタバは人が多くて諦めがち
太宰府天満宮参道で、ひと際賑わいをみせているのがスターバックスコーヒーです。
こちらのスタバ、建築家の隈研吾氏の作品で、2000本のスギを使用し釘を1本も使わない木組みで作られています。
和のテイストのスタバは唯一無二で、太宰府天満宮に行った際は、絶対に写真に撮りたいと思ってしまいます。
そして、せっかくなのでスタバの中に入ってコーヒーでも…と思うのですが、あまりの行列で外観を写真に撮るだけで諦めてしまうのも太宰府あるあるです。
店内まで続く木組みも圧巻なので、時間がある時は諦めず店内に入ってお茶することもおすすめです。
本殿の裏にも茶屋や末社があるのを知ってビビる
太宰府天満宮で本殿でお参りをして、太宰府天満宮観光を終了している人も多いかと思いますが、実は、本殿裏にも茶屋や末社(まっしゃ)が沢山あります。
中でも、筑前三大美人のひとりと言われた「お石さん」が営んでいた「お石茶屋」はぜひ立ち寄ってほしいです。
その昔、佐藤栄作元首相や犬養毅などそうそうたる歴史上の人物が、お石さんを慕って茶屋に立ち寄っていたそう。その時の写真が店内に飾ってあり、太宰府の歴史も感じることができます。
茶屋の奥には、「お石トンネル」と言われるトンネルがあり、お石さんが自宅から丘を遠回りしてお店に通っていたので、飯塚の炭鉱王 麻生太吉(麻生太郎氏の曽祖父)が見かねてトンネルを造ってくれたという話もあります。
初めて本殿裏の観光スポットの多さや広さを知った方が、太宰府の奥の深さに驚くのもあるあるのようです。
本殿裏の「お石トンネル」
福岡の観光地あるある【櫛田神社編】
福岡の中心部・博多にある櫛田神社は、「お櫛田さん」の愛称で地元の人々に親しまれている古社です。博多の総鎮守として知られ、商売繁盛や不老長寿のご利益があるといわれています。
毎年7月に開催される「博多祇園山笠」では、境内から勢いよく舁き出される豪華な山笠が見どころ。境内には一年中見学できる飾り山笠も展示され、祭りの迫力を間近に感じられます。
福岡市中心地からのアクセスも良く、博多の歴史と文化に触れられる必見の観光スポットです。
力石の試石を持ち上げようとチャレンジしてみる
櫛田神社の本殿南にずらりと並んでいるのが「力石」です。その昔、力自慢の男たちが力試しをするために使われていたという大きな楕円形の石。
櫛田神社には、江戸時代に相撲興行を仕事にしていた人が多かったことを示す「力石」が置かれており、白鵬関や朝青龍関など、横綱力士が奉納したものもあります。
その下には「試石」という触れることができる力石が置いてあり、見てしまうと持ち上げてみたくなるのもあるあるです。
かなり重いので、力に自信がある人はぜひチャレンジしてみてください。
お多福のお面の口をくぐりに行きがち
櫛田神社の節分前後は、福を招く「お多福面」が正面の門に設置されます。
その大きさは、高さ5.3m・幅5mと日本一の大きさを誇り、節分名物となっています。
大きく開いた口をくぐって参拝すると、商売繁盛や家内安全のご利益があるといわれており、毎年多くの方で賑わっています。
やきもちはお腹いっぱいでも買いがち
川端通商店街側の門の前にあるのが、「博多名物 櫛田のやきもち」でおなじみの櫛田茶屋です。
1個1個手作りのやきもちは、はみ出した餅の部分がカリっと香ばしく、程よい甘味のあんこの食感が美味しいお餅です。焼きたてがとにかくおすすめ。
散策の食べ歩きとして、1個150円ほどでお手軽に購入できるのも人気の理由のようです。
福岡の観光地あるある【油山編】
福岡市中心部から車で約30分の距離にある油山エリアは、自然とアクティビティが融合した人気のスポットです。
中でも注目を集めているのが、複合型リゾート施設「ABURAYAMA FUKUOKA(アブラヤマ フクオカ)」。
キャンプやグランピング、牧場体験、アウトドアショップ、レストランなどが揃い、子どもから大人まで一日中楽しめます。山頂からは福岡市街や博多湾を一望でき、夜景も絶景。
街の喧騒を離れて、自然の中でリフレッシュしたい方にぴったりのエリアです。
久々にモーモーランドに行ったら、名前が変わってめっちゃオシャレになってた
福岡市の南側に位置する油山は、自然と都市が隣り合う“コンパクトシティ福岡”ならではの魅力が詰まったスポットです。
かつて「モーモーランド」として親しまれた油山牧場を含むエリアは、2023年に大規模リニューアルを経て「ABURAYAMA FUKUOKA」として生まれ変わりました。
以前は、動物とのふれあいや自然散策が中心の素朴な施設でしたが、現在はキャンプやグランピング、フレンチレストラン、チーズ工房、アスレチックなどを備えた、まさに“自然と遊ぶオシャレスポット”へと進化しました。
福岡市中心部から車で30分ほどで行けるアクセスの良さはそのままに、大人も子どもも1日楽しめる複合アウトドア施設になっています。
昔の「モーモーランド」の記憶を持つ地元の人ほど、その変貌ぶりに驚くのも、油山あるあるです。
自然を楽しみながら食べるソフトクリームが美味しい
油山の名物といえば、やっぱり「濃厚ソフトクリーム」。自然あふれる景色とともに楽しむ、ちょっと特別なスイーツタイムが魅力です。
リニューアル以前の「モーモーランド」時代から親しまれてきた味で、搾りたての新鮮ミルクを使った、濃厚でなめらかな口当たりが大人気。
「油山に行ったら、とりあえずソフトクリームを食べちゃう」「冬でもなぜか食べてしまう」「なんだかんだ、福岡のソフトクリームで一番好きかも」といった声が聞かれるのも、油山あるある。
油山に来たら、まずはソフトクリーム片手に景色を満喫するのがおすすめです。
展望台でホットドッグ食べがち
油山片江展望台では、景色を楽しみながら手軽に味わえる名物グルメとして、昔ながらの手作りホットドッグが人気です。
50年以上にわたり展望台駐車場で営業しているキッチンカーでは、ウインナーやミックス(ウインナー+ハンバーグ)が定番の人気メニュー。
注文が入ってから、パンもソーセージもその場で焼き上げて提供。カリッカリ&アツアツの食感がたまりません。
「ドライブでふらっと立ち寄ったはずが、気づいたらホットドッグの香りにつられて並んでいる」「夜景を見に来たのに、結局メインはホットドッグだった」といった声も多く聞かれます。
この“なんとなく食べたくなる”感じも、油山あるあるです。
“福岡は観光地がない”といわれがちですが、実は魅力的な観光スポットが点在しています!
観光客の方はもちろん福岡在住の方も、今回ご紹介したスポットを訪れる際には、“あるある”を意識しながら過ごしてみるのも面白いかもしれませんね!
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■噴水ショーが意外と爆音!「キャナルシティ博多あるある3選」
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■福岡「天神ビッグバンあるある4選」謎の木の写真を撮りがち!
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■福岡「太宰府あるある4選」福岡観光ではとりあえず太宰府天満宮へ!
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■「福岡・博多の櫛田神社あるある4選」お多福面の口をくぐりに行きがち
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■博多の下町商店街!川端通商店街あるある4選
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■「福岡市の観光スポット油山あるある4選」展望台でホットドッグ食べがち