アジア太平洋地域の国際会議都市で福岡市25位、北九州市30位

【経済・ビジネス短信@フクリパ】

アジア太平洋地域の国際会議都市で福岡市25位、北九州市30位

世界基準に基づく国際会議の開催件数ランキングが先日、公開されました。同ランキングによると、アジア太平洋地域の国際会議都市で福岡市25位、北九州市30位でした。

国内都市別の開催ランキングでは福岡市5位、北九州市6位

国別の開催件数

出所:日本政府観光局『ICCAより2024年の国際会議統計が発表 日本は世界7位、AP地域では昨年に引き続き1位』

 

日本政府観光局(JNTO、正式名称:独立行政法人国際観光振興機構)は2025529日、ICCA(国際会議協会)による2024年に世界で開催された国際会議の統計結果を発表した。

ICCAの統計によると、2024年に世界で開催された国際会議件数は1万1,099件であり、この数字はコロナ禍前の2019年に開催された14,606件の76%まで回復している。

 

2024年において、対前年比で18%増の428件を開催した日本は、前年と変わらず全世界で第7位である。
7位だった日本は、第6位のフランス(432件)との差はわずか4件であり、文字通り僅差での順位となった。

 

一方、アジア太平洋地域においては、日本の開催件数428件が第2位の中国(249件)、第3位の韓国(243件)、第4位のオーストラリア(227件)を大きく上回り、前年に引き続き第1位となった。
日本の開催件数がアジア主要国・地域に占める割合は、1/3強となる33.4%を占める。

 

2024年における福岡市の開催件数は21件だった。
アジア太平洋地域の国際会議開催都市ランキングで第25位、日本国内では第5位となっている。

 

アジア太平洋地域における開催件数

出所:日本政府観光局『ICCAより2024年の国際会議統計が発表 日本は世界7位、AP地域では昨年に引き続き1位』

 

 

日本国内における国際会議の開催都市は60都市

今回のICCA統計によるアジア大洋州地域の都市別開催ランキングにおいて、福岡県内からは、福岡市に続き、開催件数15件の北九州市が第30位(国内6位)にランクインした。

なお、福岡市と北九州市は、いずれも観光庁の『グローバルMICE都市』の指定都市である。

 

日本国内で2024年に1件以上の国際会議を開催した都市は、60都市である。
このうち、開催件数が5件以上だった16都市が、アジア大洋州地域都市別の上位80ランキングに登場している。

 

 

ICCAでは、以下の基準を満たす国際会議の開催件数を毎年集計・公表している。

(1)参加者総数:50人以上
(2)開催期間:定期的に開催(1回限りの会議は対象外)
(3)開催国:日本を含む3カ国以上でローテーション開催されている会議(※2カ国間会議、政府系会議、国連主催の会議は除外)

 

都市別の開催件数

出所:日本政府観光局『ICCAより2024年の国際会議統計が発表 日本は世界7位、AP地域では昨年に引き続き1位』

 

ICCA(International Congress and Convention Association)は、1963年に旅行代理店の団体によって設立された、国際会議やコンベンションに関する情報交換を目的とする非営利の業界団体である。
オランダ・アムステルダムに本部を置き、現在では約100カ国の約1,100団体が会員となっている。

 

 

参照サイト

日本政府観光局『ICCAより2024年の国際会議統計が発表 日本は世界7位、AP地域では昨年に引き続き1位』
https://www.jnto.go.jp/news/info/20250529.html

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編集者兼ライター
近藤 益弘
1966年、八女市生まれ。福大卒。地域経済誌『ふくおか経済』を経て、ビジネス情報誌『フォー・ネット』編集・発行のフォーネット社設立に参画。その後、ビジネス誌『東経ビジネス』、パブリック・アクセス誌『フォーラム福岡』の編集・制作に携わる。現在、『ふくおか人物図鑑』サイトを開設・運営する。

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