国道202号を外れて、坂を上った先に

六本松駅を出て国道202号を天神方面に歩くこと数分、美容院「rak hair」の角に差し掛かります。

その脇に現れる坂道へ入り、道なりに上っていくと緑が深く茂る場所に突き当たります。

蔦の絡まる外観、年月を重ねた洋館のような佇まい。都心部からほど近い場所に、こんな空間が残っているのかと思わず足が止まりました。

「本当にここ?」と思いながら石段を上ると、そこに「アトリエてらた」があります!六本松駅から徒歩9分ほど。距離的にはそう遠くないのですが、この「見つけた!」という感覚が、訪問の満足度を高めてくれます。
画家・寺田健一郎氏のアトリエをそのまま喫茶店にした空間の詳細や、オーナーご夫婦のこれまでについては以下の記事で詳しく紹介しています。まだご覧になっていない方は、ぜひ合わせてお読みください!
合わせて読みたい>>巨大な壁画に圧倒!画家のアトリエをそのままカフェにした「アトリエてらた」。築50年以上のアーティステックなカフェ【福岡市中央区】
https://fukuoka-leapup.jp/gourmet/202401.23392
なぜ喫茶店の看板メニューがカレーなのか

喫茶店として営業している「アトリエてらた」で、長年愛され続けているのがカレーライスです。看板メニューの「ヤッホーカレー」は、オーナーの黄太さんが以前佐賀・吉野ヶ里で営んでいたカフェから引き継いだ一品。
山の中腹にあったそのカフェで生まれたレシピが、六本松のアトリエ喫茶に場所を移した今も変わらず受け継がれています。喫茶店でありながらカレーが名物になったのは、そういう背景があったからなのです。
ヤッホーカレー、深みのある一皿

ヤッホーカレー:1,100円
楕円形の白いお皿に、ライスとルーがシンプルに盛られた一皿が運ばれてきます。見た目はごく普通のカレーライスです。しかし、一口運ぶと、「これは何度でも来たくなる」と思ってしまう味です。

深みのあるダークブラウンのルーは、スパイスの香りがじんわりと鼻に抜けながら、どこか懐かしさのある落ち着いた味わいです。辛すぎず、それでいてスパイスの刺激はきちんと感じられて、食べ進めるほどに旨みの奥行きが感じられます!スプーンを持つ手が自然と進み、気づいたら完食していました。

基本のごはんは250g。茶碗に軽く1.5杯分ほどの量です。多すぎる場合は少なめにしてもらうこともできます。しっかり食べたい日は大盛りや特盛という選択肢もあります。ライスのみ増量の店舗が多い中、ごはんとルーが一緒に増量されるのが嬉しいところです!軽めに済ませたいときはハーフも選べるので、その日の気分に合わせて注文できます。
目玉焼きつきのドライカレーもあり、次はそちらも食べてみたいと思います!
また、カレー以外にも、サンドイッチやパスタ、スイーツ、ドリンクも充実しています。ランチはもちろん、夜はお酒を楽しむ使い方もできます。
「隠れ家的空間」が醸し出す、心地よさ

アトリエてらたは、たどり着くまでの道のりも含めて楽しめるお店です!”隠れ家”という言葉がこれほど似合う場所もなかなかないと思います。このカレーの味と、ここにしかない空間が、「またこのお店に来たい!」と思わせてくれます。六本松を訪れた際には、ぜひこの坂の上まで足を延ばしてみてください!
店舗情報
■住所:〒810-0044 福岡県福岡市中央区六本松3丁目5-28 [MAP]
■アクセス:六本松駅から徒歩9分
■営業時間:12:00〜15:00(14:30LO)、17:30〜25:00(24:30LO)
■定休日:不定期(Instagramまたは電話で要確認)
■Instagram:@atelier.terata












