1バス停単位で福岡を切り取る「バス停から愛」

すぐ後ろが海、なバス停「中央ふ頭クルーズセンター」【福岡市博多区】

一見なんてことないバス停とそのまわりも、視点を変えれば観光資源。そんな思いで福岡のバス停を取り上げ、ご紹介する本企画。連載98回目は、福岡市東区にある「ふ頭中央(ふとうちゅうおう)」バス停をご紹介します。

今回の主役は「中央ふ頭クルーズセンター」バス停

前回、ふ頭中央をお送りしたのに続いて、今回は”中央ふ頭”クルーズセンターです。同じ福岡市内ですが、まったく別の場所です。

 

前回の記事はこちら>>ツッコミどころが多い「ふ頭中央」バス停【福岡市東区】

 

 

 

 

ふ頭中央は、住所表示も「箱崎ふ頭〇丁目」と「ふ頭」が含まれていましたが、中央ふ頭の付近の住所はふ頭でなく「博多区沖浜町」なのです。52年あまり沖浜姓を名乗って生きている当方としては、なぜ「沖浜ふ頭」を名乗ってくれないのか、残念でなりません()

 

 

そんな(沖浜町)ふ頭の終点バス停が、中央ふ頭クルーズセンターです。

 

このバス停に書かれている韓国語の、「中央」に対応する最初の二文字「중앙」と、

 

bus

 

このバスに表示されている行先の「中央」部分の表記「주오」が違います。

 

説明が難しいのですが、例えば「中央大学」の場合、「中央」は固有名詞ですが、「福岡市中央区」の「中央」は、「真ん中のあたり(中央の)」という形容詞的用法だと思うのです。「中央ふ頭」の「中央」をどちらだと解釈するかによって、書き方が変わります。

 

埠頭を、読み方重視で「Futo」と書くか、意味をもとに「Warf」を書くかも、けっこうケースバイケースです。地下鉄の英語放送が、音と意味と両方を表現したくて「Fukuoka Kuko Airport」と空港部分を重複しているのも、どちらの認識でも伝わるようにという意図なのかも。

 

東区を、固有名詞的にHigashi Wardと表示するか、方角的にEastern Ward (East Ward)と見なすかと同じだと思ってください。わかりませんね()。文章力がないので、分不相応な話題に踏み込んだことを後悔しつつ、この辺で諦めます。

 

福岡市における外国語表記について詳しく知りたい方へ>>福岡市 外国語表記の手引き

 

 

 

バス停の周囲を歩いてみる

 

国際クルーズ客船などが発着する、中央ふ頭クルーズセンターから見ると、

 

 

左側に、長い屋根

 

 

向かいの駐車場に、

 

 

バスのりば。ですが、ここは貸切バスに乗り込む場所のようで、路線バスは来ません

 

 

長い通路の途中にバス停らしきものが立っているので近寄ると、

 

 

標板も時刻表も路線図も何もなく、「ここからバスに乗れるの?」と不安になります。

 

結論としては、乗れません

 

 

それからさらに50mくらい進んだところに、本物の乗り場があります。

 

 

写真で見ると先のバス停が視認できますが、現地ではもっとぼんやりとしか見えないので、もう少し丁寧な案内がほしいところ。

 

 

とはいえクルーズ船で到着した海外の方々には、貸切バスがお迎えに来ているでしょうから、ここからバスに乗る人は誰なのか、あまり想像できませんけど。

 

 

バス停の後ろは、すぐです。

 

 

 

基本情報

バス停名:中央ふ頭クルーズセンター(ちゅうおうふとうくるーずせんたー)

・住所:〒812-0031 福岡県福岡市博多区沖浜町24 [map]

・天神からの行き方例:

「天神ソラリアステージ前(2)(2Aのりば)」から、80 クルーズセンターゆきに乗車。約18分、210円。

 

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バス路線探検家
沖浜貴彦
1972年生まれ・福岡在住。路線図に描かれた終点を想い、途中の狭い区間を苦心して走るバスに愛を注ぐ変態。ブログ「ほぼ西鉄バスの旅」を2008年に開設、日々愛を持ってバスを追いかけ続ける。毎月第二金曜・第四土曜日はバス趣味の現況を共有するサロン「バス路線探検家の会」を運営。

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