1バス停単位で福岡を切り取る「バス停から愛」

バスマニアならこの写真だけで場所がわかる【糟屋郡粕屋町】

一見なんてことないバス停とそのまわりも、視点を変えれば観光資源。そんな思いで福岡のバス停を取り上げ、ご紹介する本企画。連載96回目は、福岡県糟屋郡粕屋町にある「イオンモール福岡(いおんもーるふくおか)」バス停をご紹介します。

今回の主役は「イオンモール福岡」バス停

 

イオンモールと呼ばれる場所は各地にあるので、個人的には識別の観点からも「ダイヤモンドシティ・ルクル」という呼称からの上書きがままならないまま、十数年を経過しておりますが、現在の正式名称はイオンモール福岡です。

 

 

バス乗り場の道路に、理由は不明ながら傾斜があります。乗車しやすくする意図なのか、雨天時の水はけを考慮してなのか。そのため、バスが水平に停車しているように見える角度で撮影すると、背景のイオンモールの建物が大きく傾きます。1枚目の写真との違いをお楽しみください()

 

 

バス停は、なぜか赤いのです。

バス停マニアとしては、どこにもイオンモールと書いていないこの写真でも、見せられれば「ああイオンモールだな」とすぐ分かるくらいには、特殊で著名です。前提として、バス停マニアというジャンルが超マイナーである事実は置いておくとして。

 

 

天神博多駅方面は、色を変えてあります。なぜ青なのかは分かりません。

 

 

側面が赤い福岡空港方面のりばですが、

 

 

乗車する側からみると、普通の仕様です。

 

 

時刻表も、他の場所と同じ形式になっています。

ショッピングモールでは、バス停も時刻表もオリジナルデザインが採用されることもありますが、ここは普通です。

 

 

そのため余計に、この色使いだけが突出して目を引きます。

 

 

乗車する側からだと通常の見た目なので、

 

 

これはむしろ利用者のためというより、運転士さんが「どちらのバス停に停めたらよいのか」を見分けやすくする、ことを意識しているのかもしれません。

 

 

 

もうひとつのバス停の色は、、?

 

イオンモール福岡のバス停は、この福岡空港方面、博多・天神方面のほかに、

 

 

建物の反対側にもうひとつあります。店内の案内図には丁寧な説明がなされていますが、

 

 

天神方面、博多方面と並列の形で「宮崎方面」を書かれると、福岡県糟屋郡の宮崎ではなく宮崎県に行けそうな気がしませんか。

 

 

そんな宮崎まで行けるバス停は、駐車場の片隅にあって、

 

 

こちらの仕様は、

 

 

普通です。

 

 

こちらからも天神に行けるようなので、運賃を比べてみると、

 

 

白いイオンモールからの「36」系統は、天神三丁目まで460円。

 

 

青いイオンモール(赤いきつねと緑のたぬきを意識しているのか、はたまた白いかもめと青いソニックか)からの天神方面も、

 

 

「30」系統で460円と同額でした。

 

経由地は大きく違うのですが、そこに言及すると長い説明を要するので、それはまた別の機会に。

今回は「赤と青のバス停を観にイオンモール福岡へ往こう」という話なのです。

 

 

 

基本情報

バス停名:イオンモール福岡(いおんもーるふくおか)

・住所:〒811-2303 福岡県糟屋郡粕屋町酒殿 [map]

・博多からの行き方例:

「博多バスターミナル1F(14のりば)」から、30 イオンモール福岡ゆきに乗車。約25分、370円。

 

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バス路線探検家
沖浜貴彦
1972年生まれ・福岡在住。路線図に描かれた終点を想い、途中の狭い区間を苦心して走るバスに愛を注ぐ変態。ブログ「ほぼ西鉄バスの旅」を2008年に開設、日々愛を持ってバスを追いかけ続ける。毎月第二金曜・第四土曜日はバス趣味の現況を共有するサロン「バス路線探検家の会」を運営。

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