メルマガ登録
美野島商店街の一角にある「かどや食堂」
「かどや食堂」は、博多区美野島の「美野島商店街」と「美野島通り」がクロスする、その名の通りの角地にあります。
年季の入った和風の佇まいが特徴です。
向かいのドラッグストアが目印です。
石造りのエントランスからは風情が漂っていますね。
アイスキャンディーは店内には入らず、入り口横の小窓から購入するスタイルです。
小窓の横にはアイスキャンディーの種類が表記されています。全品どれも50円均一！
ちなみに昭和初期ごろは「1本5円」で販売されていたそうですよ。
昭和の香りがそのまま残る店内で、昔ながらの定食を味わう
せっかく「かどや食堂」に来たのなら、食事も楽しんでいきましょう。
入店するとすぐ右手に食品サンプルが並んだショーケースがあるので好きなメニューを選びます。
こちらがメニューの一覧。
どれもこれもリーズナブルプライス！
一番高い「カレー丼（玉子入り）」ですら税込500円。
すなわち全てメニューが500円以下でいただけるんです！
アイスキャンディーの価格にも驚きましたが、食事の価格にもびっくりです。
戦後に建てられたという建物はほぼ当時のままで現存しており、店内の至る所に昭和時代そのままの空気感が漂っています。
現在のご主人は4代目とのこと。
長年使い込まれた椅子やテーブルも、実に味があります。
かどや食堂と言えば「カツ丼」が有名なのですが、今回はあえて「カツ定食」をオーダーしてみました。
カツをメインにサラダ・マカロニサラダ・小鉢と味噌汁とお漬物が付いて税込500円！
店名入りのお皿もノスタルジックで素敵です。
メインのトンカツには特製のソースがかかっており、これがご飯との相性バツグン。
ご飯の量もボリューミーで品数も多いので、おかげさまでお腹いっぱいになりました。
お腹を満たした後は、念願のアイスキャンディーを購入し、帰路につきました。
アイスキャンディーは全部で6種類。持ち帰り派の方は保冷バッグは必須です！
さて、お待ちかねのアイスキャンディーをいただくことに。
アイスキャンディーは持ち帰り用に多めに購入すると、溶けにくいようにレトロなクラフト袋に入れた上、新聞紙に包んでくださいます。
持ち帰り派の方は保冷バッグやクーラーなどを持参するのがおすすめです。
全6種類を購入してみました！
左より「パイン」「コーヒー」「オレンジ」「まっ茶」「あづき」そして「ミルク」です（お店のメニュー表記ママ）。
空冷式の機械で撹拌するシンプルな製法で作られており、乳化剤や保存料などの添加物は使用せず、素材の味を生かしたフレッシュなおいしさを追求しているため、甘すぎず、素朴で親しみのある味わいとなっています。
持ち手が斜めに挿されたビジュアルも個性的で、SNS映えしそうですね。
最後に青空をバックに夏らしい1枚を撮ってみました。夏と言えば、やっぱりアイスですよね！
しかし、全種類購入しても、税込300円とは・・・。令和の時代にこの価格は驚くばかり。
ちなみに、誰もが知っている国民的氷菓「ガリガリ君」でさえ、2024年8月現在の希望小売価格が「1本80円」なので、この「1本税込50円」という価格をずっと守り続けていることが、どれだけすごいかお分かりいただけるのではないでしょうか。
創業から100年を越えた今でも、昔ながらのスタイルで営業を続ける「かどや食堂」の名物「アイスキャンディー」。
夏季限定販売なので、この夏、昔ながらの味わいをぜひ楽しんでみてくださいね！
かどや食堂
住所：福岡市博多区美野島1-12-9
営業時間：11:30～15:00（アイスキャンディーの販売は11:30～17:00）
電話番号：092-451-4653
定休日：日曜日・祝日
★「福岡のちょっとレトロなグルメ」記事の更新情報はこちらから
記事更新情報は、下記のフクリパ公式アカウントからも配信しています。
ぜひご登録ください。
合わせて読みたい
福岡の激シブ大衆食堂を巡る！レトロさがスゴいお店【Y氏は暇人】
https://fukuoka-leapup.jp/entertainment/20230
福岡「食べ歩きにおすすめソフトクリーム&アイスクリーム5選」2024版
https://fukuoka-leapup.jp/gourmet/202407.34289
昭和レトロな雰囲気漂うカフェ。スイーツがおいしい「福岡の喫茶店」6選
https://fukuoka-leapup.jp/gourmet/202405.30424
