福岡市の屋台新規参入制度って?
原則一代限りで将来的にはなくなっていく予定だった屋台を残すために、福岡市が新たに公募して新規参入を求めるプロジェクトです。
屋台は、過去に汚水の垂れ流しや歩道の占拠などが問題視され、“原則一代限り”となっていましたが、2013年(平成25年)に福岡市屋台基本条例が制定され、新規参入制度がスタートしました。
そしてこの度、第4回目の屋台営業候補者公募が行われ、様々な審査を経て決定し、2023年6月から13区画に新しい屋台が誕生する予定です。
■第4回 屋台営業候補者募集についての記事
>>https://fukuoka-leapup.jp/gourmet/202208.784
■前回:第3回新規屋台公募で誕生した屋台の記事
>>https://fukuoka-leapup.jp/gourmet/202110.358
屋台営業候補者 決定概要
下記5地区(昭和通・清流公園・天神中央・渡辺通・長浜)、募集13区画に対して13人の屋台営業候補者が決定しています。
屋台営業候補者: 募集13区画に対して13人
また、補欠候補者は9人。今後決定した営業候補者が辞退して空いた区画が出た場合、「補欠候補者」が希望すれば、その区画の営業候補者になります。
注目!長浜エリアに7軒の新規屋台が誕生予定
2018年頃の長浜屋台 (提供: 福岡市)
現在は2軒の屋台が営業している長浜エリアに、新たに7軒の屋台が誕生し、9軒の屋台が連なる姿を見ることができる予定です。
長浜エリアといえば、以前は屋台で大変盛り上がっていた場所。新しい営業者たちがどのような屋台で盛り上げてくれるか、期待も高まります。
待ち遠しい!新しい屋台、誕生までの今後のスケジュール
新しい営業者の皆さんは、これから屋台制作やメニュー開発など、魅力あふれる屋台づくりに取り組み、2023年6月1日から7月31日の間に続々と営業がスタートする予定です。楽しみに待ちたいと思います。
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フクリパでは、2023年6月から誕生する新規屋台を取材し続けたいと思います。次回の記事をお楽しみに。
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