県外の人から、福岡・博多の観光地を聞かれると少し困ってしまうという福岡在住の人は多いのではないかと思います。
Googleの検索フォームに「福岡 観光地」「博多 観光地」と入れると次のキーワード候補に「ない」と出てしまう悲しい事実・・・。
キャナルシティや天神は買い物スポットとしては楽しいですが、観光地かと言われると少し違う気もしてしまいます。
なので、博多とはちょっと違うけれど、近郊の太宰府や柳川や糸島、そして北九州の門司港レトロなどをおすすめするというのが福岡の観光あるあるです。
でも、博多近辺には大濠公園やマリゾン、市内に点在するおしゃれなカフェ、自然豊かな能古島など、いわゆる「映(ば)える」スポットはたくさんありますし、正確に「博多(博多区)」にこだわるとしても、東長寺・聖福寺などの寺町、川端商店街近辺、櫛田神社、住吉神社などの歴史風情を感じる場所もあります。
こうやってリストアップしてみると博多周辺にもけっこう魅力的な観光地があるのではないでしょうか。
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観光地を聞かれると困るけど、食べ物に関しては語り尽くせないほどレパートリーがあるというのが福岡・博多の魅力ですね。
本屋に行くと、たくさんの福岡・博多のグルメに関する本が並んでいます。
博多にはラーメンやめんたいこなど全国的に知られているグルメから、意外と多い焼き鳥や餃子の名店、そして海鮮系のグルメ、県外の人が知らないような意外な名物まで様々なものが揃っています。
県外から来た人はもつ鍋やラーメンなど、「博多といえば!」というわかりやすいメニューを食べたいと考えていますが、地元の人は福岡グルメの魅力をもっと深く知って欲しいという気持ちで、ついつい天ぷらの「ひらお」などをおすすめしてしまうのも福岡・博多のグルメあるあるではないかと思います。
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博多=屋台とイメージされるほど有名な中洲の屋台ですが、実はあまり行ったことがないという福岡在住の人は多いのではないかと思います。
行ったことはあるけれど、遊びに来た人を連れて行ったときの2〜3回だけ、という声もよく聞きます。
地元の人はどちらかというと天神エリアの屋台に行くといいますが、たしかに天神エリアの屋台もとても魅力的な店舗が多いです。
天神エリアの屋台には仕事帰りのスーツ姿の人もよく目にします。
ですので、観光=中洲、普段使い=天神という棲(す)み分けができている感じですね。
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観光地があまり無いと思われがちな福岡・博多ですが、実はグルメ以外にも魅力的なスポットがたくさんあります。
現在はインバウンドも下火で少しさびしい感じもしますが、収束後にはまた盛り上がることを期待したいですね。
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