福岡のシェアモビリティがもっと便利に！日本初の乗り物も登場！？

福岡のまちを歩いていると、シェアサイクルや電動キックボードなど、様々なシェアモビリティを目にします。実際に使ったことがあるという方も多いのではないでしょうか？特に、鉄道やバスが通っていない「公共交通空白地」と呼ばれるエリアで、駅から目的地までの距離＝ラストワンマイルを快適に移動する手段としても多く利用されています。そんなシェアモビリティが普及した福岡市ですが、ますます便利で快適に使えるように、各事業者によって取り組みが行われています。今回は、そのような取り組みの最前線を紹介します！

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2025.06.14

フクリパ編集部｜ 2025.06.14

フクリパ編集部

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チャリチャリがますます便利に！今秋に七隈線沿線全域へエリア拡大

チャリチャリとは？

出典：チャリチャリHP

「チャリチャリ」は、スマホアプリで専用の赤い自転車の鍵を開け、簡単に使えるシェアサイクルです。料金体系は1分7円（電動アシスト自転車は1分17円）とシンプルで、まちなかの様々な場所に設置されたポートから手軽に借りて使うことができます。

福岡では2018年2月にサービスを開始し、現在は福岡エリア(福岡市・志免町・粕屋町)・名古屋市・東京都・熊本市・福岡県久留米市・三重県桑名市・佐賀県佐賀市・熊本県天草市・熊本県菊陽町の９エリアで展開しています。

2025年9月に地下鉄七隈線沿線「橋本・野芥」へエリア拡大！今後福岡市郊外へも拡大予定

出典：シェアサイクルサービス『チャリチャリ』、福岡エリアの事業計画を公表https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000179.000048038.html

運営会社のチャリチャリ株式会社はこれまでの実績と将来への期待から、2025年4月より、福岡市における今後6年間を期間とする「福岡シェアサイクル事業」の優先事業者に選定されています。これに合わせて、5月30日に福岡市の高島市長を表敬訪問したチャリチャリ株式会社の家本社長は、今後の事業計画を報告。この中で、2025年9月に、福岡市地下鉄七隈線の沿線地域である「橋本・野芥」へ、サービス展開エリアを拡大することが示されました。

具体的には、現在エリア外となっている金山駅～終点の橋本駅とその周辺地域が、新たにエリアに加わります。このエリアは、2023年の七隈線博多駅延伸によって利便性が向上し、住宅地として人気があるほか、福岡大学も立地していることから、地域住民や学生の暮らしがますます便利になることが期待できそうです！

また事業計画では、七隈線沿線へのエリア拡大の他に、雑餉隈や今宿・周船寺など、今後福岡市郊外の様々な地域へのエリア拡大を目指すことも発表されました。さらに、ポートの増設や自転車の増大で、既存エリアでも利便性をさらに高めるほか、他の公共交通との連携、データ活用などを通して、都市交通の機能強化や、地域の活性化を目指していくそうです。

【チャリチャリ概要】

HP：https://charichari.bike

公式X（旧Twitter）：@charichari_bike

公式Instagram：@charichari_bike

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アイランドシティでは日本初の次世代シェアモビリティが運用開始！

出典：TOCKLEHP

福岡市内でも特に人気の住宅地「アイランドシティ」では、電動キックボードのシェアサービスを展開する「TOCKLE（トックル）」が、椅子・カゴ付き3輪特定小型原付の新型車両を2025年5月24日より導入。3輪のシェアモビリティの展開は、なんと国内初なのだそうです。免許不要で乗ることができ、特定のエリアに⼊ると車両をストップさせる安全システムも搭載されています。